●文:ライドハイ編集部(小川勤)
ヴァイルスはイタリアの小さなファクトリーでハブセンターステアのマシンを製作するメーカー。次世代バイクをイメージさせるエイリアンにはかつてないこだわりと情熱が詰まっている。
こんなバイク見たことない! 鬼才アスカニオ・ロドリゴの想像がついにカタチに!
エイリアンという車名の通り、まさにそれは地球外から来たようなインパクトを放つ。ちなみにAlyenのスペルは間違いでなく、メーカー名であるVyrus(ウイルスの意味)と同様、代表のアスカニオ・ロドリゴさんならではの洒落の効いた造語だ。
アスカニオさんは元々ビモータのエンジニアで、ハブセンターステアの可能性を追求。ビモータ退職後にビモータのすぐ近くにヴァイルスのファクトリーを構えると、独自のハブセンター機構を持つシャシーにCBR600RRやドゥカティのLツインエンジンを搭載。市販車として販売している。
そんなヴァイルスの最新作がエイリアンだ。最新作と言っても世界限定20台、発表と同時に予約で完売してしまった。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
RIDE HI No.2では、いま旬の傑作バイクからライテクまで、気になるバイク情報をご紹介! トラッドスポーツ。それはRIDE HIがつくり出した新たなバイクカテゴリー。排気量やエンジン形式に捉われ[…]
2年で大幅モデルチェンジは、近年では異例のピッチ 2018年、ドゥカティのスーパーバイクであるパニガーレがかつてないほど大幅なモデルチェンジを行った。ドゥカティがMotoGPで培ってきた技術を投入した[…]
ハブセンターステアリングのモンスターマシン、ついに国内導入時期と価格が決定! ビモータは2020年10月1日にテージH2の欧州における発売を開始。2019年11月のEICMAでプロトタイプが初披露され[…]
イタルジェット「ドラッグスター(DRAGSTER)」が初めてその姿を見せたのはEICMA 2018だった。その際にはコンセプトモデルとして紹介されたが、大きな反響とともに翌年のEICMA 2019で量[…]
V4グランツーリスモエンジンは、メンテナンスインターバル6万km! ドゥカティは、完全新設計のV型4気筒エンジン、「V4グランツーリスモ」を発表した。このエンジンは、2020年11月4日に世界初公開さ[…]