●文:ライドハイ編集部(小川勤)
ヴァイルスはイタリアの小さなファクトリーでハブセンターステアのマシンを製作するメーカー。次世代バイクをイメージさせるエイリアンにはかつてないこだわりと情熱が詰まっている。
こんなバイク見たことない! 鬼才アスカニオ・ロドリゴの想像がついにカタチに!
エイリアンという車名の通り、まさにそれは地球外から来たようなインパクトを放つ。ちなみにAlyenのスペルは間違いでなく、メーカー名であるVyrus(ウイルスの意味)と同様、代表のアスカニオ・ロドリゴさんならではの洒落の効いた造語だ。
アスカニオさんは元々ビモータのエンジニアで、ハブセンターステアの可能性を追求。ビモータ退職後にビモータのすぐ近くにヴァイルスのファクトリーを構えると、独自のハブセンター機構を持つシャシーにCBR600RRやドゥカティのLツインエンジンを搭載。市販車として販売している。
そんなヴァイルスの最新作がエイリアンだ。最新作と言っても世界限定20台、発表と同時に予約で完売してしまった。
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