ロードグライド2兄弟を徹底検証! FLTRXS ロードグライドスペシャルは、フロントに大径 19インチを採用しサドルケースをストレッチしたほか、テール/ストップランプをウインカーと一体化。キングツアー[…]
サビだけに反応してクロームメッキを復活
「バイクが輝いているか否か」は、愛車に対する愛情を示す重要なバロメーターだ。メッキパーツの多いハーレーなら、なおさら輝きにこだわりたい。
スチール部品のメッキを大別すると、クロームメッキとユニクロメッキの2種類がある。「クロームメッキが錆びる」と聞くと信じられないかもしれないが、メッキの表面には肉眼では見えない微細な孔が無数にあり、水分が蒸発しにくい状態で長期間経過すると、空気中の水分が浸入して金属素材に到達、そこでサビが発生してしまうのだ。
そんな時に頼りになるのが、NAKARAIが開発したクロームメッキのサビ取り剤「サビトリキング」である。同社は元々自社工場でメッキ作業を行ってきたプロフェッショナルで、表面処理後のケアやメンテナンスにも深い造詣がある。そのノウハウを注入したサビトリキングは、クリーム状のケミカルで、クロームメッキの表面に傷を付けることなくサビに反応するケミカルとして、磨きマニアから高く評価されてきた。
新たに登場した「デカキング」はサビトリキングの大容量版で、チューブ入り260gの内容量は従来品の1.8倍とまさに”デカ”。気になるサビ取り性能は以前と変わらず、付属のクロスにたっぷりつけて優しく撫でるようにこすれば、ツブツブの点サビや曇ったような酸化皮膜を除去できる。不織布や真鍮ブラシでもサビは落ちるが、副作用として細かいスクラッチが残ってしまうのが悩みだが、クリーム状のデカキングならそうした心配も無用。
本来なら錆びる前に「メッキング」でクロームメッキ表面を保護するのが理想だが、錆びてしまったらサビトリキングで磨き、輝きを取り戻そう。
●文/写真:栗田晃 ●取材協力:NAKARAI ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
マッハIII愛好家を魅了したバトルサイクロン 走行しているところを撮影したいと申し出ると、あっという間に支度し、カメラの前をさっそうと駆け抜けていく。オートバイで走ることにとても慣れていることは、誰の[…]
バガーテイストを取り入れつつツアラーとしての機能を向上 ロードグライドスペシャルは、重いフェアリングをフレームマウントすることにより、ハンドリングへの影響を低減。走行中の安定性も高く、取り回しやすいこ[…]
群馬県太田市のハーレーショップ・遠藤自動車サービスが提供するカスタムバイクは、そのほとんどがオールドスクール。シンプルでクラシカルなモデルが多い。基本のシルエットは、極めて低いプロポーションのディガー[…]
'15 セパンの衝撃! Project LIVEWIRE '14年半ばに「Project LIVEWIRE」のネーミングのもと開発が進行していることが明らかになったハーレーダビッドソンの電動ロードスポ[…]
最新の記事
- スズキ「Vストローム250SX」と「Vストローム250」は何が違う? 身近な兄弟車を比較!
- 【2024年11月版】150~250cc軽二輪スクーター 国内メーカーおすすめ7選! 125ccの双子モデルからフルサイズまで
- SHOEIがシステムヘルメットのド定番モデル「ネオテック3」に新グラフィック「ANTHEM」を発表!
- SHOEIが「Z-8 YAGYO」を発表! 百鬼夜行をイメージしたバイクパーツ妖怪が目印だ!!
- 【SCOOP!】ついに「GB500」登場へ?! ホンダが海外で商標を出願!
- 1
- 2