シャークノーズフェアリングとLED二眼ヘッドライトが特徴的なロードグライドスペシャル。カスタムでは大径ホイールや派手なカラーリングのバガースタイルがフューチャーされがちだが、実はツアラーとしてのポテンシャルが高い。ハーレーダビッドソン静岡が製作したこのカスタム車は、バガーテイストを取り入れつつツアラーとしての機能を向上させたオイシイとこ取りの1台だ。
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バガーテイストを取り入れつつツアラーとしての機能を向上
ロードグライドスペシャルは、重いフェアリングをフレームマウントすることにより、ハンドリングへの影響を低減。走行中の安定性も高く、取り回しやすいことなども評価されており、今やツーリングファミリーの新定番となっている。カスタムでも快適性や実用性に加えて、デザイン性も追求したツアラースタイルが人気を集めているのだ。
ハーレーダビッドソン静岡が製作したこのカスタムは、バガーテイストを取り入れつつツアラーとしての機能を向上させた、オイシイとこ取りの1台だ。
まずは、攻撃的なデザインのアレンネス製モジューラーハンドルを装着。ボルトでプルバックの角度を調整できるので、バガースタイルらしい見た目と操作に適したライディングポジションを両立できるのがポイントだ。
また、低く長いスタイルを演出する純正オプションのストレッチサドルバッグとストレッチフェンダーを採用。リアのツアーバックラゲッジもチョップされた薄いタイプを取り付け、積載量を増やしながらスマートなフォルムを形成。バガーらしさを盛り上げている。
一方で、マンバ製バックギアやETC車載器を採用し、ツーリングの実用的な機能も追求している。フェアリングをブラックでまとめつつ、アルミのビレットパーツやクロームパーツで質感をプラス。重厚なウルトラとは一線を画したスタイリッシュさが魅力だ。
●文:Tsugusa Morita ●写真:伊勢悟 ●取材協力:ハーレーダビッドソン静岡
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