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旋回時の安心感が高まり、運転が上手くなった気がする!
エンジンのパワーアップや車体のドレスアップには興味が尽きないものの、タイヤに対しては関心がない。溝が減ったら交換すればいいのでは…? 残念ながらそんなふうに思っている人も少なくない。スポーツスター883Rに乗るベテランライダー・Tさんもそのうちのひとりだったようだ。
「長い間バイクに、ハーレーに乗ってきましたが、タイヤはすり減ったら交換するっていう程度にしか意識しませんでした。しかし、『ウィズハーレー』誌で「クルーズテック」のことを知り、これまで履いていたタイヤの溝はまだあったのですが、交換したくなりました」
タイヤへの関心度が一気に高まったという高井さん。クルーズテックに履き替えると、すぐにツーリングに出かけ、ライドフィールを確かめてきた。
「まず街乗りですが、車線変更や右左折が軽快にできるようになり、すぐに『これまでとは違うな』と驚きました。ワインディングでは車体を深く寝かせてもグリップ感がハッキリとあり、安心して攻めていける。切り返しもスムーズで、ブレーキングもコントロールしやすい。自分の運転が上手くなったように思えるから不思議ですよね」
市場の要望に応え、ロングライフでありながら旋回性能や排水性に優れる究極のパフォーマンスを目指しているクルーズテック。コーナーエントリーでの車体の寝かし込みがスムーズなのは、タイヤに斜めに入る切り込み角を徹底追求したことで、軽快なハンドリングを実現した。旋回中は接地面が柔らかくたわんで、路面を掴む。しっとりとしたグリップ感が乗り手に伝わり、フルバンクもまったく不安を感じない。
また、交互に配した前輪のトレッドパターンが水膜の排出性や制動力を上げ、タイヤの温まりやすさも向上。走り始めはタイヤが冷えて要注意だが、クルーズテックは冷間時にも安定したグリップを発揮する。Tさんはさらに伝えてくれた。
「高速道路では衝撃吸収性が向上し、乗り心地が良くなりましたね」
クルーザー向けのタイヤは従来、ハード傾向でガッチリと硬質な乗り心地になりがちだったが、クルーズテックはソフトさがあり、疲れにくい快適なライドフィールを可能にしている。もちろん、ショルダーの剛性がしっかりあって、ハイスピードにも負けない。
スポーティな走りを楽しみつつも、ロングツーリングにも出かけるTさん。気になるのは何といっても寿命だが、クルーズテックはリア側をデュアルコンパウンドとし、長距離走行後もセンターだけが極端に擦り減ってしまうことを軽減。均一性のある摩耗により、タイヤ寿命全体にわたって軽快でクセのないハンドリングを維持してくれる。
そして、高いウェット性能も見逃せない。濡れた路面での信頼性と安全性を向上し、オールウェザーに対応。専用開発のニュー・コンパウンドは路面温度が下がっていても性能を発揮しやすく、雨天時や冬の乗り始めでも高いグリップ力を維持。いわゆる”冷えている”時間も短縮している。
「交換時、ディーラーやショップに任せっ放しだったタイヤ銘柄ですが、今後はしっかりチョイスしたいと思います!」
タイヤにこだわる賢いライダーが、またひとりここに増えた。
旋回初期の寝かし込みがヘヴィになりがちなハーレーダビッドソンも、交互に配したトレッドパターンによってスムーズで軽やか。高いウェット性能を実現しつつ、コーナリングも得意とするから、高井さんのようにワインディングをアグレッシブに駆け抜けるライダーも大満足だ。また、リヤはスポーツバイク用に見られるデュアルコンパウンド技術が採用され、長距離走行後もセンターだけが極端に擦り減ってしまうことを抑止。均一性のある摩耗で、軽快なハンドリングが寿命まで維持されるのも嬉しいかぎり。 [写真タップで拡大]
メッツラー クルーズテックの特徴
メッツラー クルーズテックは、リア側をデュアルコンパウンドとし、長距離走行後もセンターだけが極端に擦り減ってしまうことを軽減。ソリッドなトレッドパターンはタイヤのプロファイルを維持し、均一性のある摩耗により、タイヤ寿命全体にわたってハンドリングが維持される。また、濡れた路面での信頼性と安全性の向上によりタイヤと電子制御の効果的な相互作用が実現。最新のコンパウンド配合と柔軟かつ堅牢なタイヤ構造との組み合わせにより、いわゆる”冷えている”時間も短縮したのもありがたい。高年式はもちろん、ショベルやエボなどにも相性OKだ。
●写真:磯部孝夫 ●文:青木タカオ ●取材協力:ピレリジャパン ハーレーダビッドソンセントラル川口店
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