北米価格から日本仕様の価格を推測

110万円切りは確実?! ヤマハ新型「MT-09」の国内発売は2021年春以降と判明!【映像あり】

欧州で発表されたヤマハ新型「MT-09」だが、さっそく続報が入ってきた。同時に北米でも発表され、こちらでは価格も明らかに。従来型の価格と比較してみると、フルモデルチェンジ&電子制御満載の割には価格上昇が最小限と判明したぞ!

MT-09の北米価格は従来型が8999ドル=約93万8000円、新型は9399ドル=約98万円!

欧州ヤマハが発表した新型MT-09について続報だ。日本でも欧州での登場が正式にアナウンスされ、同時にヤマハは国内発売時期が2021年春以降になると明言。そこで、気になるのは価格だろう。

既報の通り、新型MT-09はエンジンも車体も、全てが刷新されたフルモデルチェンジ。しかも電子制御はIMU搭載で最新テクノロジー満載だ。これは大きく価格上昇するのでは……という見方もSNSなどで囁かれていた。

ところが、ほぼ同時に正式発表された北米仕様では価格も明らかにされていた。驚くことに、従来型の8999ドル=日本円換算で約93万8000円に対し、新型MT-09は9399ドル=換算約98万円と、価格上昇は本当に最小限と言っていいレベルだったのだ。この価格上昇率を国内現行モデルの102万3000円に掛け合わせると……出ました、約106万9000円! これは嬉しい驚きである。

さらに、国内のリリース発表とともにフレームやホイールのディテール写真も追加されたので、こちらも併せてご覧いただきたい。ちなみに下記は欧州で公開されたMT-09のプロモーション映像だ。

YAMAHA MT-09[2021 model]

新型MT-09(欧州仕様)のフィーチャーマップ。従来との共通部品を探すほうが難しそうだ。

【YAMAHA MT-09[2021 model]】主要諸元■全長2090 全幅795 全高1190 軸距1430 シート高825(各mm) 車重189kg(装備)■水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ 890cc 119ps/10000rpm 9.5kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■キャスター25°/トレール108mm ブレーキF=φ298mmダブルディスク+4ポットキャリパー R=φ245mmディスク+1ポットキャリパー タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ※諸元は欧州仕様 ●国内予想価格:110万円以内 ●国内発売時期:2021年春以降

下の写真は欧州仕様で、日本語化された色名は欧州と異なったものになっている。

YAMAHA MT-09[2021 model]パステルダークグレー

YAMAHA MT-09[2021 model]パステルダークグレー

YAMAHA MT-09[2021 model]ディープパープリッシュブルーメタリック

YAMAHA MT-09[2021 model]マットダークグレーメタリック6

最新のCFアルミダイキャスト技術により、最低肉厚1.7mmを実現(従来は最低肉厚3.5mm)。サブフレームもCFアルミダイキャスト製とし、スチール製だった従来型に比べて1.5kgの軽量化を達成した。さらにスイングアームはアルミパネルを溶接したボックス構造とし、フレームとサブフレーム、スイングアーム合算で従来比約2.3kg軽量化している。このフレームは縦・横、ねじり剛性のバランスを調整しており、横剛性は従来比で50%アップして直進安定性に貢献している。

ヤマハ独自の「SPINFORGED WHEEL」技術を初採用。独自のアルミ材と工法を開発し、鋳造ホイールでありながら鍛造ホイールに匹敵する強度と靭性のバランスを達成した軽量ホイールとしている。従来比は前後合計で約700g軽くなり、リヤホイールの慣性モーメントは11%低減された。

吸気音/排気音の質を追求し、トルク感と加速感を演出。排気音は1.5段膨張室サイレンサーと左右対称のテールパイプを採用することで、発進時はリヤの駆動力と同期した排気音によってトルクを感じ、スロットルを開けた瞬間に音が増大して聞こえるような、スイッチ感のあるサウンドを演出する。また、回転上昇に従ってライダーへの主音源は排気音から吸気音へと切り替わっていく。

エアクリーナーボックスも吸気音の質を追求。ボックス内の3本の吸気ダクトが心地よいサウンドを奏でるという。

新開発の6軸IMU(慣性計測装置)を搭載。2015年モデル以降のYZF-R1が採用しているIMUの基本性能を維持しつつ、50%の小型化と40%の軽量化を達成した。IMUのフィードバックを得て、ECUは3種の制御システム(バンク角連動型トラクションコントロールシステム[TCS]、旋回をサポートするスライドコントロールシステム[SCS]、余計なウイリーを防止するリフトコントロール[LIF])を統合制御。各システムとも介入レベル調整およびオン/オフ設定が可能だ。

2014年の初代、2017年の2代目を受け継ぐ3代目として、大きく進化したポテンシャルを“カバーレス”のスタイリングで表現。エアインテークまわりは空気の流れや音、波を想起させ、ヘッドライトやサイレンサーなど各パーツはエンジンの中心に向かって凝縮させ、マッシブさを体現している。また、コンパクトな“バイファンクションLEDヘッドランプ(Hi-Lo 一体型)”を採用し、照射範囲と範囲外の境目を柔らかくムラのない配光とした。ポジションランプも導光体を備えたLEDタイプだ。


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