日本ミシュランタイヤは、ミシュランの公道走行可能なサーキット用スポーツタイヤ「MICHELIN POWER CUP 2(ミシュラン パワー カップ ツー)」をKTMの新型ミドルクラスネイキッド「KTM 890 DUKE R」の純正タイヤとして供給開始したことを発表した。
ケーシングにアラミド繊維を採用したレース技術直系モデル
日本ミシュランタイヤは、ミシュランの公道走行可能なサーキット用スポーツタイヤ「MICHELIN POWER CUP 2(ミシュラン パワー カップ ツー)」をKTMの新型ミドルクラスネイキッド「KTM 890 DUKE R」の純正タイヤとして供給開始したことを発表。サイズはフロント120/70ZR17/リヤ180/55ZR17となる。
このMICHELIN POWER CUP 2は、公道走行可能なサーキット用スポーツタイヤであり、レースからサーキット走行まで、よりアグレッシブなライディングを楽しむために開発されたもの。KTM 890 DUKE Rのパワフルな走りを余すところなく引き出すことに貢献する。
ミシュランはMotoGPで培った技術を惜しみなく投入。ケーシングには軽量で強度の高いアラミド繊維を採用することで、タイヤ自体の軽量化と軽快な路面タッチを実現した。ミシュラン独自の金型技術が可能にするベルベット調のサイドウォールデザインがバイクに躍動感を与え、外観からもそのパフォーマンスの高さをアピールする。

【上段】フロントに2CT、リヤには2CT+を採用。1本のタイヤの中で、タイヤ中央部とショルダー部で異なるコンパウンドを使い分ける。最適化された配合率のシリカコンパウンドとカーボンブラックを適用した。【下段】ケーシングには軽量で強度の高いアラミド繊維を採用。軽量化とレスポンス向上に貢献する。 [写真タップで拡大]
関連する記事
日本ミシュランタイヤは同社の公式YouTubeチャンネルで、レジェンドライダーの岡田忠之さんと原田哲也さん、そしてモデライダー多聞恵美さんの3名によるトークと走行インプレッションからなる5分余りの映像[…]
走りのよさで人気のアナキーアドベンチャー、リアルに長期間使い込んだらどうなるのか? そんな疑問に答えるべく1万㎞走行テストを敢行。見えてきたのは、恐るべき耐久性と性能持続性だった。偏摩耗もなく、最後ま[…]
2サイクルレプリカの名機・ホンダNSR250Rの人気は未だに高く、初代の登場(‘86年末)から30年以上が経過した今でもカスタム熱も冷めやらない。中でも、ここで紹介する2台は他にほぼ類のないカスタム車[…]
ミシュランから‘18年2月に発売される新ツーリングラジアル「ロード5」は、卓越したウエット性能でツーリングユーザーに絶大な人気を誇る「パイロッドロード4」の後継タイヤだ。変わったのは「パイロット」が外[…]
現役引退後もツーリングやオフロードラン、ホビーレースなど幅広くバイクを楽しんでいる世界GPチャンピオン・原田哲也さんが、かねてから念願だったトライアルにチャレンジ。トライアル選手として実績のある本多元[…]