環境規制の端境期にあり、世代交代の節目を迎えているバイク。ラインナップに大変動が起きるのは必定だ。そこでヤングマシン創刊48年の知恵とカンをベースに、願望&妄想も織り交ぜながら、バイク未来予想を導き出してみた。本ページでは小排気量のレジャーバイク&スクーターについて、この市場を牽引するホンダの今後の展開について予想する。
ホンダの原二パラダイス。スクーターも先鋭化の動き
近年、小排気量のレジャーバイクを旺盛にリリースしているホンダ。いずれも好調で、最新作のCT125ハンターカブに至っては予約が殺到している状態だ。この流れはまだまだ続きそうな予感。
モンキー125が完全新設計で50からバトンタッチして、’21年で4年目。スーパーカブC125からCT125ハンターカブが派生したように、モンキー125にバリエーションモデルが登場しても何ら不思議ではない。
モンキーの兄弟車と言えば、真っ先に思いつくのは、やはり「ゴリラ」。ビッグタンクや肉厚シートでカワイイ系マッチョな外観を与え、アップハンドルに前後キャリアで実用性も備えていた。小変更でイケる気もするが?
もう1台考えられるのが、」以前ヤングマシン本誌企画・YMラボで提唱した「ダックス」。コチラも初代はモンキーがベースで、ダックスフンド風の胴長短足フォルムが愛らしい。ゴリラに比べ、元祖を再現するのが難しいが、ぜひお願いしたい!
また、スクーターについても刷新が相次ぐと予想。フォルツァは可変バルブ、PCXは4バルブ化など、一層メカが豪華になる?
ホンダ ゴリラ125:お猿ベースでまずはゴリ?!
大猿化したモンキー125の派生モデルは、意外にも現在まで未発売だ。「ゴリラ125」は、外装の着せ替えで実現できそうな雰囲気!? 現行モンキーのタンク容量は5.6Lだが、ゴリラ125は元祖に倣い9Lほど欲しい。
【ベース:MONKEY 125〈ABS〉】半世紀以上を駆け抜けた50に代わってデビュー。グロムがベースになり車体は大型化したが、元祖のフォルムを継承し、安定感も高い。
【オリジナル:’78 GORILLA】
ホンダ DAX 125:お猿ベースでお次はダックス?!
ダックスは細身バックボーンフレームが特徴で、シート下に燃料タンクを収める。予想イメージCGはモンキー125に細長いインナータンクを置いてダックス風カバーを被せたイメージ。「胴」が太くなるが、コレもアリ!?
【オリジナル:’69 DAX HONDA ST50】
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