新型コロナ禍の影響で3時間決勝レースに縮小される形で8月22〜23日に開催された「2020もてぎ7時間耐久ロードレース(もて耐)」に、「チームグリーンリボンK’s-STYLEトンキン峠のバイクメン」というチームが参戦した。第2ライダーの酒井勇一氏はNPO日本移植支援協会のボランティアを務めており、臓器移植啓発活動の一環で”チームグリーンリボンライダー”としてエントリーした。
「いつもはチームを手伝っている方なんですが、今回はライダーとして参戦しました。サーキット走行は27年振りですが、みんなで力を合わせて完走を目指します」と酒井氏。
臓器移植法が施行され23年が経つが、「あなたの愛で助かる命があります」をモットーに、本移植支援協会は免許証や保険証の裏にある臓器移植の意思表示をしようと呼びかけている。その活動の一環が”グリーンリボンライダー”だ。アナタも臓器移植の意思表示を考えてみてはいかがだろう?
●文:佐藤寿宏 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
「グリーンリボンライダー」とは、臓器移植の意思表示してドナーカードを携帯しているライダーのこと。現在日本には、約1万4000人もの臓器移植を必要とする人がいるのに対し、臓器提供の意思を示している人は2[…]
SSP(サイドスタンドプロジェクト)の始まりは、'19年7月の鈴鹿8耐。テスト中の転倒で下半身不随となった青木拓磨氏を22年ぶりにバイクに乗せて、観客7万人の前でデモ走行を成功させたのは記憶に新しい。[…]
高速道路の最高速120km/h区間が拡大されることになりそうだ。一般的な上限100km/hに対し、新東名の新静岡〜森掛川IC間(約50km)と東北道の花巻南〜盛岡南IC間(約27km)では上限120k[…]
排ガスや騒音など、欧州と国内における様々な保安基準の調和が進む中、未だ日本では解禁されていなかったデイライト(昼間走行灯、デイタイムランニングランプ=DRLとも)。だが、国土交通省が保安基準を改正し、[…]
今年上半期の交通事故統計が警察庁から発表され、バイクの単独死亡事故が増加していることが明らかになった。全体の死亡事故件数は前年上半期から52件マイナスの1334件で、ライダーの車両相互の死亡事故件数も[…]
最新の記事
- 帰ってきた軽二輪レトロ! カワサキ新型「W230」「メグロS1」試乗レビュー
- トリックスターの「ZX-4R TURBO」最高速300km/hチャレンジ、シェイクダウン!
- 元セロー乗りがカワサキ「KLX230シェルパ」に乗ってみた! KLX230Sも同時に試乗レビュー
- Amazonブラックフライデー本番! デイトナのメンテナンス/保管用アイテムを要チェック!!【6割引弱もあり】
- Amazonブラックフライデー本番! コスパ最高なコミネの電熱アイテムを要チェックだ!!【4割引超もあり】
- 1
- 2