※本記事で取り上げる「初」は、公道走行可能な量産二輪市販車としての”初”を意味します。なお、その定義には諸説ある場合があります。
- 1 ’10 ホンダVFR1200F〈世界初・デュアルクラッチトランスミッション〉オートマ感覚で長距離が楽しめる
- 2 ’11 カワサキNinja ZX-10R〈国産初・200psオーバー〉圧倒的な戦闘力でSBKを席捲
- 3 ’11 アプリリアRSV4 Factory APRC SE〈世界初・IMU〉慣性測定器で電子制御が進化
- 4 ’15 カワサキNinja H2〈世界初・スーパーチャージャー〉約30年ぶりの過給器装着車
- 5 ’16 ホンダRC213V-S〈国産初・リアルMotoGPレプリカ〉コストを度外視して究極の性能を追求
- 6 ’17 ドゥカティ1299スーパーレッジェーラ〈世界初・カーボンフレーム〉デスモツインの最高峰モデル
- 7 ’19 ホンダPCXハイブリッド〈世界初・ハイブリッド〉電動アシストを機動力として活用
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’10 ホンダVFR1200F〈世界初・デュアルクラッチトランスミッション〉オートマ感覚で長距離が楽しめる
76度V4を搭載する第二世代のVFRは、一般的な6速MT仕様とオートマチック感覚で扱えるDCT仕様を併売。その技術は、以後のNCシリーズやアフリカツインが継承。後輪駆動はシャフト式だ。
第二世代のV4は初代とはまったく異なる構成で、動弁系にはCRFで実績を積んだユニカムを採用。DCT関連パーツは右側に設置。
’11 カワサキNinja ZX-10R〈国産初・200psオーバー〉圧倒的な戦闘力でSBKを席捲
’04年から発売が始まったZX-10Rは、4代目の’11年型で日本車初の200psを達成。リヤサスペンションがカワサキ独自のホリゾンタルバックリンク式になったのはこのモデルから。
全面新設計の並列4気筒は、クランク+ミッションの軸配置を刷新。新技術としてエンジンモードスイッチと予測型トラクションコントロールを導入。
’11 アプリリアRSV4 Factory APRC SE〈世界初・IMU〉慣性測定器で電子制御が進化
’07年に登場したRSV4の上級仕様は、ボッシュが二輪用として開発した慣性測定器のIMU(Inertial Measurement Unit)を導入することで、電子制御が飛躍的に進化。以後は他メーカーもアプリリアに追随。
日本車初のIMU導入車は’15年に登場した第6世代のYZF-R1/M。ZX-10Rは’16年、CBRとGSX-Rは’17年から、同様の機構を採用。※写真はYZF-R1/M
’15 カワサキNinja H2〈世界初・スーパーチャージャー〉約30年ぶりの過給器装着車
ターボバイクブームの終焉から約30年が経過した’15年、大排気量スポーツの新しい可能性を示すモデルとして、カワサキは量産二輪車初のスーパーチャージャーを装備するH2/Rを発売。トラス構造のフレームはスチール製で、スイングアームはカワサキ初の片持ち式。
’16 ホンダRC213V-S〈国産初・リアルMotoGPレプリカ〉コストを度外視して究極の性能を追求
’07年にドゥカティがMotoGPレプリカのデスモセディチRRを発売したが、再現度という点ではこのモデルのほうが格段に上。キットパーツ装着時の最高出力は215ps以上。
’17 ドゥカティ1299スーパーレッジェーラ〈世界初・カーボンフレーム〉デスモツインの最高峰モデル
Vツインパニガーレの最高峰となる1299スーパーレッジェーラは、量産車初となるカーボン製フレーム+スイングアームを採用。外装部品や前後ホイールもカーボンとして軽さを徹底追及。
’19 ホンダPCXハイブリッド〈世界初・ハイブリッド〉電動アシストを機動力として活用
車名からはエコな雰囲気が伺えるものの、PCXハイブリッドはACGスターターモーターによる電動アシストを、レスポンスと動力性能の向上に活用。アシスト特性はDとSの2種類から選択できる。
●文:沼尾宏明、中村友彦 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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