175psと空力ボディで到達!

時代を拓いた革新のエポックマシン:スズキGSX1300Rハヤブサ【実測300km/h】

  • 2020/8/13
スズキ GSX1300Rハヤブサ

※本記事で取り上げる「初」は、公道走行可能な量産二輪市販車としての”初”を意味します。なお、その定義には諸説ある場合があります。

’99 スズキ GSX1300Rハヤブサ〈世界初・実測300km/h〉175psと空力ボディで到達!

’80年代中盤以降の世界最速争いでは、強敵のカワサキに苦戦を強いられたスズキだが、実測300km/hを初めてマークした量産車は、GSX-R1100の後継モデルとして登場したハヤブサだった。

ルックスはかなり独創的だったものの、ハヤブサの構成は至ってオーソドックスで、アルミツインスパーフレームと水冷4気筒エンジンには、同時代のGSX-R750で培った技術が活かされていた。シングルシートカバーは標準装備で、リヤタイヤの前方にはディフューザーとしての機能を発揮する、ボルト留めのアンダーカウルが備わる。

スズキ GSX1300Rハヤブサ

【’99 SUZUKI GSX1300R HAYABUSA】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 1298cc 175ps 14.1kg-m 車重215kg(乾) ※輸出車 [写真タップで拡大]

スズキ GSX1300Rハヤブサ

【メーター読みで320km/hをマーク!】スペインのサーキットと公道で開催されたハヤブサの発表試乗会では、多くのテストライダーが実測300km/hオーバー、メーター読みで320km/h前後をマーク。この数字は、当時の量産車としては驚異的だったのだ。 [写真タップで拡大]

スズキ GSX1300Rハヤブサ

実測300km/hを実現するため、ヘッドライトやウインカー、エアインテークなどは、さまざまな形状と位置が検討された。シングルシートカバーはリヤまわりの乱流防止に貢献。 [写真タップで拡大]

スズキ GSX1300Rハヤブサ

サイドカムチェーンやSCEMメッキシリンダー、ラムエアシステムのSRAD、燃料噴射といった技術は、いずれもGSX-R750からの転用だが、1軸式バランサーはハヤブサならではの機構。 [写真タップで拡大]

スズキ GSX1300Rハヤブサ

【峠道もスイスイ走れる】圧倒的なパワーと抜群の直進安定性だけではなく、ハヤブサは峠道をスイスイ走れる柔軟性も備えていた。 [写真タップで拡大]

スズキ ハヤブサ1300

【’08 SUZUKI HAYABUSA 1300】大幅刷新を受けた2代目は、初代+22psとなる197psの最高出力を獲得し、出力特性が3種から選択できるS-DMSを装備。外装やフレームも新設計となった。

●文:中村友彦
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