FZ250フェーザー:4スト250初の45ps到達車
ヤマハ初の250直4を引っ提げてデビュー。DOHC4バルブとGENESISによるダウンドラフト化によって、2スト勢と肩を並べる45psに到達した。レッドゾーン1万6000回転以降という超高回転型で、特に初期型は甲高いサウンドが快感。’86でリヤをディスク化した。
実例物件サンプリング〈FZ250フェーザー〉名作250も一般流通から消えつつある
- 相場40万円前後(約39~44万円)
- タマ数:極少
後継のFZRが登場したため、生産期間はわずか2年。約2万5000台を出荷したヒット作ながら、ニーゴーゆえに乗り潰されたタマも多い。現存数は少なく、良個体はかなりレアだ。加えて直4の希少性もあり、状態のいいタマの相場は高め。ただしレストア前提なら安いタマもある。
サンプル1:カスタム車の場合
EXUP付きマフラーや足まわりなど、純正パーツを流用してカスタム。
サンプル2:低走行美車の場合
前所有者が長年大事に扱ってきた美麗個体。ジェットサウンドも健在。
●文:田宮徹 ●販売車両画像提供:グーバイク ●取材協力:グーバイクおよび各バイクショップ ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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