’80年代バイクデザインの金字塔

年式/排気量次第でまだ手が届く!? スズキ旧カタナ【’80年代青春名車購入ガイド】

日本車の絶頂期だった’80年代の名車たちに“高騰”の波が押し寄せている。超プレミアマシンと化した’70年代車のような状況ではまだないものの、現実的な価格で入手できる時間的猶予はそう長くないだろう。本記事では’80年代バイクデザインの金字塔・スズキ旧カタナの状況についてレポートする。

※本記事に掲載されている車両価格等は、取り扱い店舗における’20年6月時点の情報です(関連写真提供:グーバイク)。

1. 初期モデル:世界最速のフラッグシップ

ケルンショーで展示されたプロトタイプの姿そのままに市販された。GSX1100EをベースにANDF採用の足まわりや105→111psとしたエンジンを搭載。2年目以降も各部の変更や新色の展開で完成度を高めていった。スタイル優先でも機能は譲らない。

’82 SUZUKI GSX1100S[SZ]

’83 SUZUKI GSX1100S[SD]

’84 SUZUKI GSX1100S[SE]

レース向けの特殊仕様も

SPレースと思われるスポークホイール仕様や1000ccモデルも2年間のみ販売された。豪州などは1100、北米等で1000をラインナップした模様。

katana SYZ

’82 SUZUKI GSX1100S[SYZ]

katana SYZ

’82~’83 SUZUKI GSX1000S[SZ/SD]

2. 復刻モデル:人気が続き何度も復刻

日本への逆輸入を意識しながら、初代SZの雰囲気を再現したSAE、日本のディーラー独自企画の赤いSBE、スズキ70周年記念車のSLなどが復刻モデルとして発売された。SL系は実質的に日本市場専用車と言われている。基本スペックは不変だった。

’87 SUZUKI GSX1100S[SAE]

’87 SUZUKI GSX1100S[SBE]

’90 SUZUKI GSX1100S[SL] ’92[SSL]

3. 国内仕様改良モデル

111psから95psへ

国内のオーバー750解禁にともない、装備を近代化しつつ日本仕様が登場。NDFを撤廃し、パワーアシストクラッチやリザーバータンク付きリヤショックを採用した。

’94 SUZUKI GSX1100S[SR]

弱点強化の理想型

当時価格99万円で1100台を限定販売。タイヤのチューブレス化やブレーキの性能アップ、フレーム補強で弱点を克服し、最終型にふさわしい走りを手に入れた。

’00 SUZUKI GSX1100S[SY]

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