CBR650R、GSX-S1000F、ハヤブサ…

’20新車バイク総覧〈大型スポーツ&ツーリング|国産車#3/3〉ホンダ スズキ

  • 2020/2/6
Early '20国産大型スポーツ&ツーリング〈600cc〜〉新車ラインナップ

高速クルージングのみならず、スポーツ性能も併せ持つ1000㏄オーバー大型ツアラーから、軽快さが売りの600㏄クラスまでが入り乱れる大型スポーツ&ツーリングクラス。前ページまでのカワサキ・ヤマハ勢に続き、ホンダからはスポーティさに磨きがかかったCBR650Rとクラス唯一のV型エンジンを積むVFR800F、スズキからはSSエンジンを積むGSX-S1000Fと人気の衰えを知らぬハヤブサが顔を揃える。

●文:沼尾宏明、宮田健一 
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HONDA:もう一歩”攻められる”万能スポーツ〈CBR650R〉

CBR650Rは、FUN系公道スポーツを意味するホンダの「F」コンセプトと、レーシーを示す「R」系のスポーティさを融合して’19年に登場した。先代CBR650F譲りのツインラムエア付きダウンドラフト直列4気筒ユニットは、新型ピストンによる圧縮比アップや新作の吸排気系で、中速域のレスポンスを向上。加えて、最高出力発生回転を+1000rpmの1万2000rpmとし、95psに到達。7000rpm以降で、直列4気筒ならではの鋭い吹け上がりを堪能できる。スチール製フレームは、従来の鋳造からプレスのピボットプレートに変更するなど各部を熟成。207kgの軽さを達成しつつ、ショーワ製φ41mm倒立フォークで足まわりも固めている。さらにオンオフ可能なトラクションコントロールも採用。ライポジは軽い前傾で、シートも快適。鋭い顔付きのとおり、ツーリングを楽しみながら、峠道ではもう一歩攻められるキャラとなった。

ホンダ CBR650R

【’19 HONDA CBR650R】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 648cc 95ps/12000rpm 6.5kg-m/8500rpm ■207kg(装備) シート高810mm 15L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:105万6000円~ ●発売中 [写真タップで拡大]

ホンダ CBR650R

【2カラーを用意 カスタムもOK】スポーティな赤と、ストリートに似合う黒を用意。写真は純正ハイスクリーンなどを装着した状態。豊富なオプションも魅力だ。 [写真タップで拡大]

ホンダ CBR650R

【ライポジもスポーティ!】CB1000Rと同様、薄型&軽量のフラットなメーターを採用。ピークホールド表示やシフトアップインジケーターなどスポーティな装備も与えた。ハンドルは先代より前&下側に各30mmずつ下げ、トップブリッジ下に移設。 [写真タップで拡大]

ホンダ CBR650R

【フルLED】CBR1000RRを彷彿させるLED2眼の顔。左右にラムエアダクトを設ける。全体の造形や車体色もRR寄せだ。 [写真タップで拡大]

ホンダ CBR650R

【攻守OKの充実した足まわり】軽さとしなやかな特性が自慢のショーワ製φ41mm倒立SFFに、ラジアルマウントのニッシン製対向4ポットキャリパーと軽量ホイールを備える。リヤサスはリンクレス。 [写真タップで拡大]

ホンダ CBR650R

【今や貴重なミドル直4】パラツインミドル全盛時代に、レアな直列4気筒を搭載。ツインラムエアも分厚いパワーに貢献する。 [写真タップで拡大]

HODNA:貴重なV4マシン〈VFR800F〉

’80年代から続く、ホンダ伝統のV型4気筒やプロアームに加え、ハイパーVTECなどのハイテクを有するVFR800F。フラットに吹け上がる出力特性とコンパクトな車体で、走りはスポーティ。ETC2.0車載器も標準装備し、旅の備えもOKだ。’19年型で、’80年代の米国で活躍したインターセプター風トリコット×白ホイールを投入。惜しくもこれが最終型となる。

ホンダ VFR800F

【’19 HONDA VFR800F】■水冷4ストV型4気筒 781cc 107ps 7.9kg-m ■243㎏(装備) シート高809/78mm 21L ●価格:152万2400円 ●発売中 [写真タップで拡大]

ホンダ VFR800F

【カラーバリエーション】ヴィクトリーレッド ●144万5400円 ●発売中 [写真タップで拡大]

SUZUKI:快速ランナー〈GSX-S1000F〉

名機として評判が高い’05~’08GSX-R1000(K5~8)ベースのエンジンを公道向けにリファイン。これをアップハンドルと適度に剛性を抜いた専用アルミフレームに積み、’17年にデビューを果たしたGSX-S1000F。走りは刺激的で、ブレンボ+ABSの足まわりや3段階+オフのトラクションコントロールがサポートする。’20海外仕様ではマフラーを黒とし、新色の白を導入。既存の青は配色を変更した。

スズキ GSX-S1000F

【’20 SUZUKI GSX-S1000F】■水冷4スト並列4 気筒 998cc 148ps/10000rpm 10.9kg-m/9500rpm ■214kg(装備) シート高810mm 17L ●YM予想価格:120万7800円前後 ●発売予想:’20年春頃 [写真タップで拡大]

スズキ GSX-S1000F

バータイプのタコメーターにはピークホールド機能もあり。レンサル製バーハンドルも自
慢だ。 [写真タップで拡大]

スズキ GSX-S1000F

GSX-S1000Fのカラーバリエーション [写真タップで拡大]

SUZUKI:自由の国では販売中〈HAYABUSA〉

「アルティメットスポーツ」を標榜し、300km/hに迫る最高速とキレのあるハンドリングを併せ持つメガツアラー。初代は’99年にデビューし、’08年に2代目に進化した。日本と欧州では排ガス規制に対応せず生産終了したが、独自の規制を敷くアメリカでは継続販売中。’20モデルとして新色の真紅とツヤ消し灰が登場する。

スズキ HAYABUSA

【’20 SUZUKI HAYABUSA US仕様】■水冷4スト並列4気筒 1340cc 197ps/9500rpm ■266kg(装備) シート高805mm 21L ■タイヤF=120/70ZR17 R=190/50ZR17 ●入荷予定なし [写真タップで拡大]

100周年の節目に3代目発表か?
’15年の東京モーターショーでスズキが「コンセプトGSX」なる繭(まゆ)状のオブジェを展示し「次期隼では?」と噂されたが、その後、正式な続報はナシ。スズキ創立100周年にあたる’20年は絶好の機会だけに、何らかの動きがあってほしいものだが……!? 上記は繭オブジェを元にした本誌CG。曲面ボディや排気量アップ、フル電脳化に期待!

スズキ HAYABUSA

【’15 CONSEPT GSX IMAGE CG】

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