以前試乗レポートしたMT-25に続き、今回は兄貴分の’20ヤマハ MT-03のインプレをお届けしよう。プラス71cc&7ps、そしてラジアルタイヤのアドバンテージは意外なほど大きいのだ。
海外ではMT-15やMT-125が販売されているが、国内のラインナップにおいてシリーズの末弟となるのがこのMT-25だ。’15年10月の発売以来、初めてのマイナーチェンジを実施した'20年モデル。スタ[…]
[◯] スロットル操作だけでリズムよく曲がれる
MT-25と03の両方を選択できるのは日本ぐらいで、維持費の面では25の方が有利だ。ただ、新型03の小気味よいライトウエイトスポーツ的な走りを味わってしまった今、私は排気量の大きな方を強く勧める。
[△] 車検をどう捉えるか。楽しさ優先ならMT-25よりも03だ
同じ水冷並列2気筒を搭載するカワサキのZ400は、排気量398ccから最高出力48psを発揮し、しかもMT-03より3kg軽くて価格は約3万円高いだけ。このように諸元だけを比べるとヤマハ不利だが、倒立フォークを含むルックスでは引けを取らない。
●まとめ:大屋雄一 ●写真:真弓悟史 ●取材協力:ヤマハ発動機 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
[こんな人におすすめ] 諸元はZ400有利だが、個性的なのはMT-03だ
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