強烈!モーター一家

父・子・孫、3代揃ってハーレーを走らせる喜び 【ハーレーダビッドソンとともに】

  • 2020/5/19
父・子・孫、3代揃ってハーレーを走らせる喜び 【ハーレーダビッドソンとともに】

父・子・孫の3世代にわたってハーレー乗りというこちらのファミリー。Hさんは、戦後農地だった敷地を利用して自動車学校を起こした。そんなモータリゼーションの変遷を目の当たりにしてきた人物が、息子・孫とともにハーレーを走らせた。

(※本記事は新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発出以前に取材を行ったものであり、宣言期間中の不要不急のバイク走行を推奨する意図はありません)

●文/写真:森下光紹 ●取材協力:マイパフォーマンス

年代は違ってもハーレーの魅力は失われない

Hさんは、戦後農地だった敷地を利用して自動車学校を起こした人物。最初は自動車練習場として、タクシー落ちのクラウンでの開業だったという。

「戦後のモーター文化には全部触れてきたと思うよ。ホンダはカブね。今のスタイルじゃなくて、自転車にエンジン付けたやつ。クルマは観音開きの扉だった最初のクラウン。全部自分で直して乗ってたから、今だって何でも乗れますよ」

マイパフォーマンスに展示してある戦前のナックル

マイパフォーマンスに展示してある戦前のナックルは、当時のストック状態で保存されている。もちろんエンジンも始動でき、走行も可能であるという。

そう言うと、重たいヘリテイジスプリンガーに乗って、すいすい走り出してしまった。先頭は息子Oさんのパンヘッド。完全に当時のオリジナルのままメンテナンスされ、絶好調のコンディションなのも驚いたが、そのすぐ後ろを走るHさんがまったく不安なく付いていく姿に、思わず「凄いなぁ」と声を上げてしまった。孫のSくんは、最後尾。実に微笑ましい光景なのである。

3世代で甲府を走る

甲府盆地は元々それほど雪が降らないので、意外に真冬でもバイクを走らせることができる。南アルプスをバックに走るのは爽快だ。

写真撮影のために、目的地を決めないまま走ってもらったのだが、横に南アルプスを眺めながら気持ちの良い土手を走り抜けると、「では僕のミュージアムにでも行きますか」と提案された。

着いたところは、Hさんが膨大な数を所有するカメラの博物館。乗り物だけではなく、カメラも趣味。そして、木材加工も趣味だから、看板も展示用の棚なども、全部手作りなのだった。

自作のミュージアムに展示してある膨大なカメラコレクション

Hさんが趣味で集めたカメラコレクションは、自作のミュージアムに展示してある。古いものは、なんと日本で最初に製作された小西六の1号機というから驚いた。

「ハーレーは、やっぱり古い機械の優しさや楽しさがあるから好きだね。それが、息子や孫まで繋がっていくことはとても嬉しいよ」と、Hさんと息子Oさんは口を揃えて言う。そんなお爺ちゃんとお父さんに育てられたのが孫Sくんなのである。

小春日和の午後。3人は実に楽しそうにハーレーを走らせる。そんな羨ましい光景は他にない。心からそう思った。

3世代にインタビュー

Hさんとマイパフォーマンス社長所有のヘリテイジスプリンガー

Hさんが今回乗ったモデルは、マイパフォーマンス社長所有のヘリテイジスプリンガー。歴代様々なバイクに乗ってきて、何でも乗れるから、エボリューション時代のハーレーも問題ない。

息子Oさんの愛車は1958年型パンヘッド

息子Oさんの愛車は1958年型パンヘッドだ。様々な年式のハーレーを乗り継いで、最も気に入った年代がパンヘッドのデュオグライドとなったようである。完全整備状態で、走りは最高だ。

孫Sさんの愛車は限定カラーのロードグライドCVO

孫Sさんの愛車は限定カラーが鮮やかなロードグライドCVOモデル。先日までショベル時代のXLCRに乗っていたが、あまりの乗りにくさからスイッチした。今後もまだ変動するかもしれない。

※この記事はハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』に掲載したものを加筆修正したものです。最新の雑誌は書店もしくは下記サイトにてお買い求めください。

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