’20合法マフラー最新事情&逸品図鑑

’20合法マフラー逸品セレクション【SP忠男 for MT-09】

  • 2020/4/23
'20合法マフラー:SP忠男 for MT-09

バイクカスタムの真髄として確かな存在意義を持つ「合法マフラー」。その普及に取り組むマフラーメーカー8社が開発・販売している自信作を紹介。SP忠男は「いつまでも”気持ちイー!”でライダーが走れる」ためのマフラー作りに取り組んでいる。

●取材/文:宮田健一、川島秀俊 ●撮影:川島秀俊、松井慎、山下博史 ●取材協力:SP忠男

合法内でのパワーアップに開発者魂の火も燃えた

SP忠男のマフラー作りのコンセプトは今も昔も変わらず「気持ちイー!」。そんなSP忠男が’89年にJMCAが立ち上がった頃からいち早く合法マフラーに取り組んできたのも、不正改造によりライダーが気持ちよく走れる機会を失うことを危惧したためだ。

カスタムマフラーの4メリット=パワーフィーリング、スタイル、サウンド、軽量化のうち、SP忠男が特にこだわりを持っているのがパワーフィーリング(出力特性)。

高速域、低中速域とひと言でくくっても、実際は排気量によって回転数も異なり、マシンにはそれぞれ得意とする領域もある。それを知り尽くした代表の鈴木忠男さんが「気持ちイー!」と納得いくまで乗り込んで決めた仕様で製品化されるのだ。

MT-09用の「パワーボックス フル “SS”」もそうやって完成した自信作。ショートスタイルながら、出力特性を引き出す管長や騒音規制値をクリアするサイレンサー容積を見事に確保。もともと元気なMTをさらにパワフルかつ平常心で扱える特性に仕上げられた。

なかでもノーマルでは少々神経質な3000〜4000rpmの特性が劇的に変化。浅草本店や各地の試乗イベントでぜひ体験してほしいとのことだ。

MT-09ABS('17〜)、XSR900('18〜)用POWERBOX FULL“SS” TitanBlue[SP忠男]

【POWERBOX FULL “SS” TitanBlue|MT-09ABS(’17〜) XSR900(’18〜)用】驚くほどショート&コンパクトルックスで完成。材質には超軽量チタンを採用している。ステンレス仕様(税込16万7200円)もあり。■音量:95dB(近接) 80dB(加速) ●税込価格:23万9800円

MT-09ABS('17〜)、XSR900('18〜)用POWERBOX FULL“SS” TitanBlue[SP忠男]

内部に膨張室構造を備えたPOWERBOXサイレンサーがベストなパワー特性を引き出すとともに規制に応じた消音効果を発揮する。

MT-09ABS('17〜)、XSR900('18〜)用POWERBOX FULL“SS” TitanBlue[SP忠男]

大きく曲げたエキゾーストパイプ中間部で管長を確保したのがショートスタイルとパワーアップを両立した秘訣のひとつ。長年のノウハウが光る。

Z900RS用の4in1も

昔ながらのショート管スタイルでは難しい性能引き出しを、POWERBOXを追加することで実現。低回転から図太く6000rpmからレッドゾーンにかけての豪快なパワーを、ライダーの思うがままに操れる特性へと仕立て上げた。

Z900RS用POWER BOX FULL  4in1 TitanBlue[SP忠男]

【POWER BOX FULL 4in1 TitanBlue|Z900RS用】■音量:93dB(近接)、82dB(加速) 重量:3.7kg(STD11.6kg) ●税込価格:25万1900円 

Z900RS用POWER BOX FULL  4in1 TitanBlue[SP忠男]

昔ながらの骨太なショート管スタイルをZ900RSで再現。チタンブルーのほかに耐熱ブラックのステンレス仕様(税込17万4900円)もある。

Z900RS用POWER BOX FULL  4in1 TitanBlue[SP忠男]

スリム&シンプルデザインのサイレンサーが、4in1エキパイとともに旧車ルックスを実現。合法でもしっかり作れることを証明する。

Z900RS用POWER BOX FULL  4in1 TitanBlue[SP忠男]

現代のマシンでは、ショート管での性能引き出しは難しい。POWER BOXが容量を稼ぐことで低速域からの骨太パワーを発揮してくれる。

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