バイクカスタムの真髄として確かな存在意義を持つ「合法マフラー」。その普及に取り組むマフラーメーカー8社が開発・販売している自信作を紹介。ノジマはメガホンタイプでもパワーと環境性能を両立できるよう力を注いでいる。
●取材/文:宮田健一、川島秀俊 ●撮影:川島秀俊、松井慎、山下博史 ●取材協力:ノジマエンジニアリング ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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ZRXに似合うマフラーを求めるユーザーに応えた
’70〜’80年代にカワサキのオールドZが活躍していた頃の定番と言えば、ショート管やメガホンマフラー。なかでもローソンレプリカことZ1000&1100Rでは、標準装着されたメガホンが迫力のスタイルにも一役買っていた。そんなローソンレプリカのイメージを継承するZRX1200 DAEGにピッタリの1本が、ノジマの「メガホン4-1」だ。
「昔のメガホンそのままの作り方だと、現代の音量基準ではもう規制値内に収めることはできませんね。そもそもメガホンの方が別体サイレンサータイプより音量を下げるのが難しいんですよ。だから別体サイレンサータイプの方がパワーは出しやすいんです」と語るノジマ。それでも開発したのは「ZRXに似合うマフラーが欲しい」というユーザーの声が大きかったからだ。
同社独自のスパイラルコレクター集合部を持つエキゾーストパイプで流速を高められた排気ガスは、内部通気経路を最適化した新設計メガホンを介して放出。音量を政府認証値内に収めつつ、4in1の胸のすくパワー感とサウンドがセールスポイントだ。
材質はステンレスだが、往年のスチール管を思わせる耐熱ブラック塗装。質感にもこだわっている。
他モデルにも新規展開中
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