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250cc直4ヒストリープレイバック・カワサキ後編【そして新型ZX-25Rへ】

  • 2020/4/4
250cc直4ヒストリープレイバック・カワサキ後編【そして新型ZX-25Rへ】

カワサキ Ninja ZX-25Rの登場により久しぶりに復活する、250cc直4マシンの歴史を振り返る。スズキ・ヤマハ・ホンダが覇権争いにしのぎを削るなか、最後に登場したのがカワサキZXR250。ワークスマシン直系の技術が惜しみなく注ぎ込まれた”全部盛り”マシンは’99年型まで継続された。

●文:沼尾宏明/宮田健一 ●写真:真弓悟史
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ZXR250/R:現代に通じる角目ノーズへ刷新

’91 ZXR250:3代目C型でフルモデルチェンジ。一体レンズのスラントカウルに

’88=A型、’89=B型に続くC型。フルモデルチェンジでエンジンが見直されたほか、フレームも新設計。ヘッドライトは丸目2眼から一体レンズの2眼へと変わった。ホイールもX字型の新型となっている。’92は色変更を受けた。

カワサキ ZXR250

【’91 KAWASAKI ZXR250】■水冷並列4気筒DOHC4バルブ 249cc 45ps/16000rpm 2.5kg-m/11500rpm 141kg(乾燥) ■タイヤF=110/70-17R=140/60R18 ●当時価格:60万9000円 ※諸元&価格は’91 [写真タップで拡大]

’91 ZXR250R:シリーズ最強は規制前のこのR

SPレース用のRも、STDに合わせてフルモデルチェンジ。戦闘力は旧Rよりもさらに高められ、専用のカムやサスペンション、そしてFCRキャブレターまで奢られていた。だがRは’91で最終型に。STDは’93から40psとなり、シリーズ最強はこの’91ZXR250Rとなる。

カワサキ ZXR250R

【’91 KAWASAKI ZXR250R】 [写真タップで拡大]

’99 ZXR250:STDは’99まで継続

’93のC3型で、馬力自主規制により45→40㎰へとパワーダウン。レプリカブームは既に終わっていたが、レースなど根強い需要に支えられ、’99年まで生産された。その最終型’99モデルは全身ライムグリーンのカラーをまとっていた。

カワサキ ZXR250R

【’99 KAWASAKI ZXR250】■40ps/15500rpm 2.3kg-m/11000rpm 141kg(乾燥) ■タイヤF=110/70R17 R=140/60R18 ●当時価格:60万9000円 ※諸元&価格は’99 [写真タップで拡大]

’91 バリオス:’07排ガス規制までロングセラー

レプリカブームの次に来たネイキッドブームは250にも波及。そこでカワサキはZXRの直4を低中速寄りにリファインし、空冷風の装飾フィンをシリンダーに追加したバリオスを発売。2本ショックのIIも続き、排ガス規制で生産終了する’07までロングセラーとなった。

カワサキ バリオス

【’91 KAWASAKI BALIUS】■水冷並列4気筒DOHC4バルブ 249cc 45ps/15000rpm 2.6kgm/11500rpm 141kg(乾燥) ■タイヤF=110/70-17 R=140/70-17 ●当時価格:49万9000円 ※諸元&価格は’91

カワサキ バリオス

ネイキッドになってもレッドゾーン1万9000rpmの高回転まで吹け上がった。

’97 バリオス:’07排ガス規制までロングセラー

ネイキッドにはやはり2本ショックということで、IIにバトンタッチ。写真は限定のツートーン車。

【’97 KAWASAKI BALIUS-II】40ps

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