ノートンやモトモリーニの輸入・販売を手掛けるピーシーアイが、ブリティッシュ・レトロ・カスタムブランドの「MUTT MOTORCYCLES(マットモーターサイクルズ)」の取り扱い開始を昨年10月に発表。そして本日1月23日に都内で発表会を行い、125×6モデルおよび250×4モデルの価格と発売時期が明らかにされた。
全国13ディーラーで4月から買える
MUTTの創設者であるカスタムビルダーのベニー・トーマスは、15年以上にわたってビンテージカスタムバイクを受注生産してきたが、近年の潮流であるレトロスタイルのバイクには気軽に買える小排気量モデルが存在しないことから、可能な限り価格を下げながらスタイリッシュかつ高い品質を保つ方法を探してきたという。雑種犬を意味するMUTTの名のとおり、様々なメーカーの部品を組み合わせ、2013年に最初のMUTTコンセプトを製作。2016年には最初の200台の生産を開始し、瞬く間にイギリス国内でのベスト販売ブランドトップ20に入っている。
「気軽に乗れて、維持が簡単で、安く、それでいて大型の旧車と同じようなスタイルとサウンドを感じながら走らせることができ、無限のカスタマイズの可能性を持つ。それがMUTTの中に流れる精神」というコンセプトにもとづき、現在は125ccに6モデル、250ccに4モデルを設定。今回は日本における車両価格と発売時期が明らかになった。
今後はモノショックの125/250ccモデル(レトロスクランブラースタイル)、そして400ccモデルの投入を予定しているという。
6モデルをラインナップする125cc
250とほぼ共通の車体に125ccエンジンを搭載。見分けるコツは、エキゾーストパイプが右から出ているのが125で、スイングアームもショートタイプとなる。マフラーは125&250ともステンレス製。ブレーキは125がコンビブレーキを採用するためフロントに片押し3ポットキャリパーを装着している。燃料タンクなどはハンドクラフト仕上げとなる。
250ccには4モデルを展開
基本的には125ccの兄弟モデルとなるため、車名も共通している。エンジンはFI化された空冷SOHC2バルブ単気筒で、左側からエキゾーストパイプが出ているのが見分けるコツ。スイングアームは125ccよりも50mm長く、また前後ブレーキにはABSを備える。
2017年には拠点をバーミンガムのディグベスに
MUTT MOTORCYCLESは2017年に拠点を移すとともに、新たな本店と生産設備、ショールーム、販売ストアなどとともに、コーヒーショップやイベントスペースを併設。ブランドとして新たなステップへと踏み出している。
全13ディーラーは東北~九州をカバー
MUTT MOTORCYCLESを取り扱うディーラーは下記のとおり。
MUTT仙台 宮城県仙台市太白区東中田1-1-6 TEL:022-241-9871
MUTT東京足立 東京都足立区大谷田3-1-1 TEL:03-3629-6701
MUTT東京大田 東京都大田区南馬込1-10-1 TEL:03-5718-1170
MUTT八王子 東京都八王子市長沼町203-5 TEL:042-637-8197
MUTT東村山 東京都東村山市富士見町3-28-15 TEL:042-392-8197
MUTT横浜 神奈川県横浜市栄区田谷町639-5 TEL:045-852-1220
MUTTさいたま 埼玉県さいたま市浦和区駒場 TEL:048-886-8114
MUTT静岡 静岡県静岡市駿河区用宗1-16-10 TEL:054-266-7466
MUTT名古屋 愛知県春日井市高蔵寺町北2-124 TEL:0568-52-6051
MUTT大阪高槻 大阪府高槻市原2232-3 TEL:072-689-5001
MUTT神戸 兵庫県神戸市中央区相生町5-10-21-108 TEL:078-381-6050
MUTT高知 高知県香美市土佐山田町旭町2-1-3 TEL:0887-53-5325
MUTT福岡 福岡県福岡市西区今宿青木1025-22 TEL:092-805-5522
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