東京モーターサイクルショーで多数出展されていたZ900RSカスタム。今回はプロトの車両を紹介。より快適なライポジやローダウンを実現するEFFEXシリーズの採用に加え、新しく取り扱うサスペンションを装着した。
普通の見た目も細部に配慮
プロトの定番商品となっているEFFEX(エフェックス)シリーズがZ900RSにも登場。東京モーターサイクルショーに展示されたデモ車両に装着されていたのは、イージーフィットバー プラス テーパーで「ジャパンフィット」をコンセプトとした大柄なポジションをコンパクト化するタイプ。それにエフェックスのハンドルバーウェイト ビッグを装着し、より快適にライディングできるように配慮されている。さらに20mmローダウン化されるエフェックスのローダウンキット&ショートサイドスタンドで、低シート高化した。マフラーはアクラポヴィッチのスリップオンを装着している。
新たなサスブランドK-Tech上陸へ
今回の東京モーターサイクルショーでプロトがZ900RSに装着したリヤショックはイギリス製の高性能サスブランドの「K-Tech」製だった。これは今年の夏に国内導入を目指してプロトが輸入の準備を整えているものだ。プロトによると「K-Techは、イギリスの伝統的なレースであるマン島TTレースや、ブリティッシュスーパーバイクで多くのチームが採用する、高性能サスペンションメーカーです。商品ラインナップは、1000cc/600ccスーパースポーツをはじめ、MT-09・Z900RS等のスポーツネイキッドやハーレーダビッドソンまで、幅広くカバーしており、サーキットでのスポーツ走行から、街乗り・ツーリングまで様々なシーンに対応できるサスペンションを取り揃えています」というのがブランドの説明。実力はいかに?!
撮影:飛澤慎