東京モーターサイクルショーで多数出展されていたZ900RSカスタム。今回はアクティブの車両を紹介。上品なカフェスタイルに加え細部まで徹底的にオリジナルパーツが盛り込まれた意欲作だ。
硬派なイメージも高級感が共存
硬派なイメージのアクティブだけに派手さは控え目に濃い内容を盛り込んできたZ900RSカスタム。シートはZ900RSカフェ用のものを使用するが、ベース車はカフェではなくビキニカウルはオリジナルで開発中の一品。ハンドルは径28.6mmのテーパーハンドルのスーパーロータイプを使用し細長い独特な形状のバーエンドキャップを装着している。ミラーはナポレオンブランドのバレンクラシックミラーをチョイスし、スタイルは美しく高級感のある仕上がりだ。
ブレーキキャリパーを初めて製品化
アクティブのZ900RSは、外観的な完成度だけでなく機能パーツも充実している。まず、目につくのはZ900RS用アクラポヴィッチのスリップオンマフラーで、これは当WEBでも以前紹介したメガホンタイプの政府認証仕様。Z900RSのスタイルにフィットするようデザインされた欧州ならではのセンスが光る。そして、目立たないがアクティブ初のアイテムがあることも注目で、エンジンスライダーを新開発して参考出品。さらに、長らく開発してきたブレーキキャリパー(ゲイルスピード)が製品化されたのもニュースだ。キャリパーはまずリヤから発売で、ラジアルマウント方式となっているのも目を引くポイントだ。
撮影:飛澤慎
「2018新型Z900RS用アクラポヴィッチマフラー」記事はこちらへ