マシン・オブ・ザ・イヤー2018
東京モーターサイクルショー特集⑮

アクティブのZ900RS改はRブレーキにも注目

東京モーターサイクルショーで多数出展されていたZ900RSカスタム。今回はアクティブの車両を紹介。上品なカフェスタイルに加え細部まで徹底的にオリジナルパーツが盛り込まれた意欲作だ。

硬派なイメージも高級感が共存

硬派なイメージのアクティブだけに派手さは控え目に濃い内容を盛り込んできたZ900RSカスタム。シートはZ900RSカフェ用のものを使用するが、ベース車はカフェではなくビキニカウルはオリジナルで開発中の一品。ハンドルは径28.6mmのテーパーハンドルのスーパーロータイプを使用し細長い独特な形状のバーエンドキャップを装着している。ミラーはナポレオンブランドのバレンクラシックミラーをチョイスし、スタイルは美しく高級感のある仕上がりだ。

【ACTIVE Z900RS 18 Comfortable Sport style】製作の方針については「オーナーが現実的に描けるストリートカスタム。カフェカウルとローポジション、しなやかなサスペンションと軽量ホイールで運動性能を心地よく上げています」とアピールした。ワインレッドのカラーリングは美しくさらに黒基調のパーツの組み合わせが凄みを演出している。

ブレーキキャリパーを初めて製品化

アクティブのZ900RSは、外観的な完成度だけでなく機能パーツも充実している。まず、目につくのはZ900RS用アクラポヴィッチのスリップオンマフラーで、これは当WEBでも以前紹介したメガホンタイプの政府認証仕様。Z900RSのスタイルにフィットするようデザインされた欧州ならではのセンスが光る。そして、目立たないがアクティブ初のアイテムがあることも注目で、エンジンスライダーを新開発して参考出品。さらに、長らく開発してきたブレーキキャリパー(ゲイルスピード)が製品化されたのもニュースだ。キャリパーはまずリヤから発売で、ラジアルマウント方式となっているのも目を引くポイントだ。

エラボレートリヤキャリパーはラジアル60mmピッチで価格は5万8000円。これをマウントするためのZ900RS用のブラケットは2万4500円。展示品を見るとYZF-R1用のブラケットも1万9800円で用意され、GSX-R1000用も開発中だ。フロント側のキャリパーは2016年の東京MCSでも参考出品されたが、現在も継続開発中だ。

エンジンスライダー、アクスルプロテクターはアクティブ初のアイテムとしてZ900RSで提案された。サブフレームも含めて開発中となる。ホイールはゲイルスピードのアルミ鍛造TYPE-Nの17インチ(F=8万5000円、R=9万3000円)を採用。フロントとリヤのインナーフェンダーはネクスレイのカーボンでこれも開発中だ。

1点1点のパーツが美しく仕上がっているハンドルまわり。ハイパープロのサスはフロントスプリング(1万8000円)を投入。リヤはモノショックホース付きタンクタイプHPA付(14万5000円)だ。

フェンダーレスキットLEDナンバー灯付は予価1万6000円。小技が効いているのがテールランプで、数センチ後方に飛び出しており、これだけで印象が変わる。このテール延長キットは予価5100円となる。

撮影:飛澤慎
「2018新型Z900RS用アクラポヴィッチマフラー」記事はこちら

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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