ヤングマシンが本誌で「デカ猿」来襲?! スクープを飛ばしたのは2016年9月号。それから1年以上、8月に本誌WEBでのスクープを経て、ついに現実となった。それがこのモンキー125のコンセプトモデル。東京モーターショーで出展されたこのモデルの全容を公開しよう。
丸山さんとの比較写真はCGではない
「これがモンキー?」実際にモデルを目の前にするとその巨大さに驚く。しかし、どう見てもモンキー。それにデカいと言っても125なので、サイズ的にはコンパクトな部類に入る。例えるならば4輪のオリジナルMINIとBMWミニくらいのスケール比。まさに「デカ猿」という表現がぴったりなのだ。
当WEBでも長らく追いかけてきた新型モンキー125がついに正式発表となった。従来の50cc版が排ガス規制で絶版となり、モンキーの血筋が途絶えるかと思われたが、125となって復活する。 タイでは早速カス[…]
エンジンはグロム系125ベース
エンジンは空冷4ストOHC125ccとアナウンスされており、外観から判断するにグロム125用がベースと思われる。グロム国内仕様の最高出力は9.8ps/7000rpmなので、3.4ps/8500rpmのモンキーよりも走りはレベルアップ確実。変速もマニュアルミッション(グロムとモンキーは4速)、なのでファンモデルのエントリーには最適だろう。
コンセプトはアイコニック=象徴
モンキー125を開発し実際に生産すると思われるタイでは日本の伝統的なモデルの人気が高まっており、現地の感覚でモンキーが解釈されデザインされたようだ。結果、台形タンクやアップマフラー、タックロールシートなど、モンキーのアイコニックな要素を取り込み、誰が見てもモンキーだと分かるデザインに昇華されたモンキー125。懐古調に走るものではないので最新の装備を投入することはコンセプトに反することではない。フルLEDヘッドライトやLEDテールランプ、デジタルメーター、ウェーブキーなど先進装備をきっちり投入しているのもモンキー125ならではだ。
■全長1713 全幅753 全高1030(各mm)■空冷4スト単気筒OHC
※グロム■全長1755 全幅730 全高1000(各mm)
※モンキー■全長1365 全幅600 全高850(各mm)
【GOLDWING&MONKEY125メーター表示動画】
※モンキー編は0:52秒(ゴールドウイングの後)から始まります。
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