レイドバックスタイルのクルーザーとして定番のボンネビルスピードマスターは、並列ツインシリーズの中でも最もゆったりとしたライディングポジションのモデル。2016年にボンネビルシリーズが水冷化されてから2年、2018年モデルでラインナップに復帰することが発表された。
同時発表されたボバーブラックの装備を採用
10月4日、スピードマスターと同時に発表されたボンネビルボバーブラックは、WディスクやLEDヘッドライトなどの上級装備を搭載していたが、スピードマスターも同様だ。310mm径のブレーキディスクにはブレンボの2ポットキャリバーがセットされ、41mm径のカートリッジ式フロントフォークがこれを支える。特徴的な5インチのフルLEDヘッドライトも共通装備となる。エンジンの最高出力もボバーブラックと同じ77psで、空冷だった2015年式スピードマスターよりも25%もパワーアップしているのだ。
スピードマスター独自の装備は、ヘッドライトナセルやビーチバーハンドル、フォーワードフットコントロールなどで、クラシックカスタムデザインとゆったりとした「レイドバックライディングスタイル」を実現している。また、航続距離を考慮した12Lの燃料タンクを装備し、タンデム→シングルへの交換が簡単に行えるシートで利便性も確保する。