ZRX1200DAEGとW800のファイナルエディションが発売され、ラインナップから外れる穴を埋めるべく、カワサキはZ900RSをスタンバイさせている模様。さらにZ900RSにはバリエーション展開があり、カフェレーサー仕様の存在がウワサされている。
カウル追加だけではなく外装お着替え版を熱望!
昨年のミラノショーでZ800の後継機として発表され、海外では既にリリース済みのZ900。本誌予想で国内仕様は’17年度下半期に登場する見込みだ。ファイター系のルックスやリーズナブルな価格が自慢で、100万円を切るコスパにも期待がかかる。そして、Z900をベースにした懐古路線のネイキッド=Z900RSが’17ミラノまたは東京モーターショーで発表される……というのが本誌既報の内容だ。
さらに、情報筋から「カフェレーサー仕様もある」という新ネタをキャッチ。詳細は不明だが、セパハンやビキニカウルを備えたレトロスポーツ路線になると思われる。例えば、ヤマハXSR900アバルトのような高性能レトロカフェ路線が考えられるだろう。
Z900RSは、丸眼1眼ライトにティアドロップタンク、サイドカバーを与えられ、往年の空冷Zやゼファーといった古き良きZを思わせる和製ネイキッドになるとの噂。レトロモダンなカフェはよく似合うハズだ。
ちなみにカワサキは、’11年にW800をリリースした際、純正オプションセットの「カフェスタイル」を発売した前例もある。さらに、カワサキのカフェと言えば往年のZ1‐Rが思い浮かぶが、この角形フォルムを外装の着せ替えで再現するのも面白い。また、BMWのR nineTレーサーのようにオールドレーサー風のロケットカウルを装着するなら、マッハのスタイルがピッタリだろう。と考えて作製したのがこれらのCG。意外とイケてると思うのだが、いかがだろうか?
ZRX1200DAEGとW800が生産終了した今、クラシック路線のラインナップ強化はカワサキの急務。多彩なバリエーション展開に期待したい。尚、Z900RSカフェレーサー仕様の発表は、ベースとなるRSは発表・発売した後になると予想される。