![[ハーレーカスタム] X350:3Dスキャン&プリンタを駆使してパーツ開発〈グリーミングワークス〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/03/GleamingWorks_X350_2.jpg)
●文/写真:宮下豊史(ウィズハーレー編集部) ●外部リンク:GLEAMING WORKS
空冷スポーツスター用カスタムパーツを世に送り出し続けているグリーミングワークス(大阪府)。一方で水冷スポーツスターSやナイトスター用パーツもラインナップし、自然な流れでX350用パーツの開発も手がけることになった。
同社の制作現場には、最新の3Dスキャナーと3Dプリンターが用意されている。これらを駆使し、迅速にトライ&エラーを繰り返しながら完成したパーツを装着したのが、このカスタムX350だ。
フェンダーレスやフロントフェンダーなど、すでに発売中のパーツもあれば、まだ試作段階で装着確認をしている最中のパーツもある。シートもそのひとつで、まだ販売前の品。形状/表皮にこだわった逸品だ。
ライトリムは純正のシルバーからブラックアウトされ、精悍さを増している。タンクとシートカウルのステッカーにも注目してほしい。純正ステッカーの上から厚みのあるクリアのステッカーを貼ることで、質感を飛躍的に向上。これらは今後の評価や生産体制などを吟味し、販売を視野に入れている品々だ。
パーツの開発をし、それを数多のX350ユーザーに送り届ける。空冷スポーツスターなどを手かけてきた経験を活かしカスタム。ラジエターカバーの取り外しや汎用グリップの装着など随所にその片鱗が光る。
純正フロントフェンダーは2ピース構造だが、これは1ピース構造で部品点数が少なく軽い。シンプルなデザインで倒立フォークの存在を際立たせる(3万800円)。
アルミ削り出しライザーは新製品で、直径22.2mmのハンドルが使用できる(2万7500円)。空冷スポーツスターの純正ハンドルのデータを参考に、X350に適したサイズに再構築した専用ハンドル(9900円)。メーターとライトとの距離を詰めセンターに移設するステーは5500円だ。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ウィズハーレーの最新記事
BLESS CREATIONのカーボン外装をまとう カーボン外装メーカー・ブレスクリエイションの高い質感と造形の美しさのX350専用外装に惚れ、編集部号にも装着することにした。フロントフェンダー/ラジ[…]
パンアメリカのオフロード性能をユーザーに体験してもらう 2021年夏に販売開始されたパンアメリカ。ストローク量の多い前後サスペンションのおかげで、ハーレーの中で唯一ダート走行が可能なアドベンチャーカテ[…]
THUNDERBIKE|Satin ミニフロアボード サンダーバイクのスタイリングと乗車時の快適性を両立したミニフロアボード。サンダーバイクはドイツのハーレーディーラーでありながら、さまざまなパーツを[…]
ライディングポジションに不満を抱えているナイトスタースペシャルオーナーに朗報 最新のシャーシ設計によるアイコニックなスポーツスターのデザインの車体に、強力な水冷レボリューションマックスエンジンを搭載す[…]
[プレミアム度No.1] エボリューション集大成モデル。スプリンガースタイルがたまらない!! ストック度の高さはピカイチ!! 取材時に年式が最も古かったのが1998年式ヘリテイジスプリンガー。この車両[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ | ハーレーダビッドソン)
THUNDERBIKE|Satin ミニフロアボード サンダーバイクのスタイリングと乗車時の快適性を両立したミニフロアボード。サンダーバイクはドイツのハーレーディーラーでありながら、さまざまなパーツを[…]
ライディングポジションに不満を抱えているナイトスタースペシャルオーナーに朗報 最新のシャーシ設計によるアイコニックなスポーツスターのデザインの車体に、強力な水冷レボリューションマックスエンジンを搭載す[…]
ロードグライド131RRか? いいや違う、 さらに上回る143だ クラッチミートするや否や、極低回転域から図太いトルクでロードグライドの巨体が力強く押し出される。クイックシフターのアシストもあり、ス[…]
「ハーレーダビッドソン東大阪」と「AELLA」が共同開発 ブラックに塗装されたメガホン形状のサイレンサーは、ハーレーダビッドソン東大阪と京都のカスタムパーツメーカー「AELLA(アエラ」)が共同で開発[…]
バトル・オブ・ザ・ツインの歴史に刻まれる存在 1981年に米国、デイトナスピードウェイで第一回が開催され、その熱が日本に伝わり、1984年に日本の筑波サーキットでも火蓋が切られることとなったレース“バ[…]
最新の関連記事(X350)
BLESS CREATIONのカーボン外装をまとう カーボン外装メーカー・ブレスクリエイションの高い質感と造形の美しさのX350専用外装に惚れ、編集部号にも装着することにした。フロントフェンダー/ラジ[…]
「ハーレーダビッドソン東大阪」と「AELLA」が共同開発 ブラックに塗装されたメガホン形状のサイレンサーは、ハーレーダビッドソン東大阪と京都のカスタムパーツメーカー「AELLA(アエラ」)が共同で開発[…]
ブレスクリエイションの提案するカーボン外装X350 ダートライメージの強いX350を、小変更ながらもヨーロピアンムードを感じさせるほどに変えている点にまずは驚いた。外装デザインを少し変更するだけでここ[…]
トリックスター初となるハーレー用マフラー トリックスター初となるハーレー用マフラーが、X350向けにリリースされた。今回、初の試みとして“ツインタイプ”のサイレンサーが採用されている。 X350の特徴[…]
元気溌剌350か、上質感ある500か!! ウィズハーレー編集部では2023年の秋、X350の日本市場導入が発表されたのと同時に購入を決意。ハーレーダビッドソン川口にて予約を入れた。 「Vツインではない[…]
人気記事ランキング(全体)
きっかけは編集部内でのたわいのない会話から 「ところで、バイクってパーキングメーターに停めていいの?」 「バイクが停まっているところは見たことがないなぁ。ってことはダメなんじゃない?」 私用はもちろん[…]
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
Nプロジェクトを彷彿とさせる魅力的なデザイン スクエアX125最大の魅力は、その名の通り「スクエア(四角)」を体現した、垂直の箱型ボディだ。空気抵抗を減らすカウルを持つことが主流の現代のスクーターデザ[…]
バニャイアにとって「新しいモノはいいモノ」じゃなかった MotoGPマシンがあまりにも速くなりすぎたこともあって、再来年にはレギュレーションが大きく改定されることになった。 エンジンは850ccに、空[…]
250cc水冷90°V型2気筒でDOHC8バルブが、たった2年でいとも容易くパワーアップ! ホンダが1982年5月、V型エンジン・レボリューションのVF750Fに次ぐ第2弾としてVT250Fをリリース[…]
最新の投稿記事(全体)
6/30:スズキの謎ティーザー、正体判明! スズキが公開した謎のティーザー、その正体が遂に判明したことを報じたのは6月30日のこと。ビリヤードの8番玉を写した予告画像は、やはりヤングマシンが以前からス[…]
RZ250の歴代モデル 1980 RZ250(4L3):白と黒の2色で登場 ’80年8月から日本での発売が始まった初代RZ250のカラーは、ニューヤマハブラックとニューパールホワイトの2色。発売前から[…]
Nプロジェクトを彷彿とさせる魅力的なデザイン スクエアX125最大の魅力は、その名の通り「スクエア(四角)」を体現した、垂直の箱型ボディだ。空気抵抗を減らすカウルを持つことが主流の現代のスクーターデザ[…]
知識ゼロから飛び込んだ継承への挑戦 このデニム、ただの復刻ではない。SFG前オーナーの強い想いに突き動かされ、全てを見直して完成させた「ライダー向け」の工夫が詰まっているのだ。 G RIDEが起業して[…]
250cc水冷90°V型2気筒でDOHC8バルブが、たった2年でいとも容易くパワーアップ! ホンダが1982年5月、V型エンジン・レボリューションのVF750Fに次ぐ第2弾としてVT250Fをリリース[…]
- 1
- 2


![ハーレーダビッドソン|X350|GLEAMING WORKS カスタム|[ハーレーカスタム] X350:3Dスキャン&プリンタを駆使してパーツ開発〈グリーミングワークス〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/03/GleamingWorks_X350_3-768x576.jpg)
![ハーレーダビッドソン|X350|GLEAMING WORKS カスタム|フロントフェンダー|[ハーレーカスタム] X350:3Dスキャン&プリンタを駆使してパーツ開発〈グリーミングワークス〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/03/GleamingWorks_X350_4-768x576.jpg)
![ハーレーダビッドソン|X350|GLEAMING WORKS カスタム|フェンダーレスキット|[ハーレーカスタム] X350:3Dスキャン&プリンタを駆使してパーツ開発〈グリーミングワークス〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/03/GleamingWorks_X350_5-768x576.jpg)
![ハーレーダビッドソン|X350|GLEAMING WORKS カスタム|タンクパッド|[ハーレーカスタム] X350:3Dスキャン&プリンタを駆使してパーツ開発〈グリーミングワークス〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/03/GleamingWorks_X350_6-768x576.jpg)
![ハーレーダビッドソン|X350|GLEAMING WORKS カスタム|アルミ削り出しライザー|[ハーレーカスタム] X350:3Dスキャン&プリンタを駆使してパーツ開発〈グリーミングワークス〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/03/GleamingWorks_X350_7-768x576.jpg)
![ハーレーダビッドソン|X350|GLEAMING WORKS カスタム|ステー|[ハーレーカスタム] X350:3Dスキャン&プリンタを駆使してパーツ開発〈グリーミングワークス〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/03/GleamingWorks_X350_1-768x576.jpg)






































