
いよいよ北海道は夏本番! 「さぁ、ツーリングの計画を立てよう」という人もいるかもしれないが、ウィズハーレー取材班はもう行ってきたゾ!! そこで体験したのは、ひと昔前では考えられなかった驚愕の裏ワザ=恐るべし時間短縮法。日程の調整ができず諦めていた人も、これなら実現できる。今からでも遅くない、今どき賢者の北の大地攻略法をこっそり教えよう!!
●文&写真:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●外部リンク:フォレストウイング
「いつかは北海道…」と先延ばしにしていたアナタへ
「一度は走ってみたい」「知ってしまったら病みつきに」と、バイク乗りたちのツーリングエリアとして抜群の人気を誇るのが、北海道。
見渡すかぎり、どこまでもまっすぐ続く長い一本道や雄大な草原、爽快な山岳路など、総面積およそ8万3400平方km以上というとてつもない広さの北の大地には、北海道でしか見るのことできないダイナミックな景観があり、ライダーを魅了してやまない。
しかし、道外からアクセスするには、フェリーでバイクを運ぶというのが一般的。往復で費やす時間は決して短くない。北海道ツーリングを夢見ている人も「もっと休みがあれば…」「時間が足りない」と、先延ばしにしたり、諦めている人は少なくないだろう。
筆者もそのうちのひとりと言っていい。学生の頃は、夏が来るたびにライダー向けの「MOTOトレイン」に乗って、毎年のように北海道を目指したし、その後も幾度となくツーリングを楽しんでいる。
夜行寝台列車にバイク専用の貨車を連結し、上野-函館間を往復したMOTOトレイン。1986年から1998年まで運行されていた。
海を渡るのだから、フェリーを利用するのは欠かせない選択肢で、東北地方まで陸路を走っても多大な時間を要するのは説明するまでもない。「北海道ツーリングがしたいけれど、まとまった休みがないし、今年は無理/断念…」と、大人になってからは諦めることが増えていた。
えっ、集合は千歳空港で!?
そんな筆者に「千歳空港で集合ね!」と誘ってくれたのが、今回のツーリングを主宰したフォレストウイング・奥藤悟代表だ。「飛行機で来ればいい」「日帰りもできなくはないし、2日でも3日でも自分の都合に合わせて、お好きなように」と、じつに気軽なお誘いであった。
昔に比べれば、ずいぶんとリーズナブルになった往復のエアチケットを購入し、言われるがまま現地へたどり着いた。
バイクが保管されている発着場へは、空港からの送迎車でわずか10分。
千歳空港から送迎のクルマで10分。そこはバイクレンタル「BHS」の発着所。聞けば、フォレストウイングのレンタルハーレーたちが、セキュリティ付きの屋内倉庫で夏の間(7〜9月)保管され、北海道ツーリングを何度でも楽しめるとのこと。「フォレストウイング×BHS」による北海道ハーレーツーリングプランというわけだ。
ハーレーオーナーはもちろん、ふだんは国産など他メーカーの車両に乗っている人も、広大な北海道でハーレーを体験してみるというのも面白いだろう。ハーレー専門のプロショップであるフォレストウイングの車両で、北の大地を走り尽くせるのだ。
今回利用したのは「レンタルプラン」で、自分のバイクを運んでもらう「愛車プラン」も選ぶことができる。特筆すべきは、自分のバイクを最長3ヶ月間も北海道に置いておけるので、1回だけでなく複数回、北海道ツーリングを楽しむこともできる。
飛行機で千歳空港に到着後、すぐにバイクツーリングをスタートできる。信じられないほどに、お手軽だ!
実際、フォレストウイングのメンバーたちも、今回の7月を皮切りに、さらにお盆ウィーク、季節が移り変わって異なる景色の見れる9月も!? という具合に、期間を分散しつつ北海道ツーリングをとことん満喫する計画を立てている。
バイク女子たちも満喫
今回のメンバーには、女性ライダーも2名参加。写真左はふだんからハーレー・ダイナモデルに乗るユカちゃん、右はバイク免許歴1年未満の超ビギナー、ハルちゃん。北海道を訪れるのは、旅行を含めて今回が生まれて初めて。
最初のロングツーリングが北海道だなんて、なんとも羨ましいかぎりだが、それほどお手軽というわけだ。
北海道ツーリング最新情報!!
北海道といえば、「ホクレン」のガソリンスタンドで購入できるフラッグ。ツーリングネットの間に挟んで走った思い出があるのは、筆者だけではないはず。
2024年の夏も「ホクレンSSライダーキャンペーン」が行われている。6月からスタートし、9月30日(月)まで、道内のホクレンSSにてオリジナルフラッグ(300円)とステッカー(100円)を販売中。今回は函館/倶知安/苫小牧/札幌エリアのイエロー、旭川/岩見沢エリアのレッド、2つをゲットした。
全4種で、他に留萌/稚内/北見エリアのブルー、帯広/釧路/中標津エリアのグリーンもある。すべてをコンプリートできたら、良い記念になりそうだ。
今回のツーリングはグルメ三昧でもあった。いただいた北の大地の恵み、その一部をご紹介しよう。まずは北海道白老郡ウエムラ牧場で生産される白老牛「上村和牛」のステーキ。ファームレストラン白老牛生産牧場ウエムラ・ビヨンドにていただいた。
積丹半島では「生うに丼」に舌鼓を打った。積丹郡積丹町の田村岩太郎商店はテレビなどでお馴染みの人気店だ。
飛躍的な時間短縮で北海道を気軽に楽しむ
名古屋から参加したユウジさんは、ジョインツカスタムショーでアワードを獲得したフルカスタムのブレイクアウトが愛車。今回はFXDBストリートボブをレンタルし、初めての北海道ツーリングを満喫した。
「食べ物は美味しいし、快適な道でバイクで走るには最高ですね」と大満足。「次回は自分のバイクを運んでもらって、愛車でツーリングしたい」と目を輝かせていた。
ユウジさんのブレイクアウトは動画で紹介
自宅を朝に出て、その午前中にはもう北海道をバイクで走っている。これはもはや“裏ワザ”としか言いようがない。陸路とフェリーを使って、ようやく辿り着く北の大地というのももちろん味わい深く良いものだが、飛躍的に時間短縮ができる「フォレストウイング×BHS」のレンタルプラン or 愛車輸送プランはじつに魅力的だ。
ツーリングの模様や詳細解説は動画で!!
上富良野にはアップダウンの激しい直線道路がある。緩やかな道から一気に急降下し、そして再び急上昇。いま有名となっている話題の場所「ジェットコースターの路(みち)」だ。積丹半島を巡る国道229号線から望む「シャコタンブルー」の絶景も360度カメラ「insta360」で撮影しているので、ぜひご覧いただきたい。バイク女子たちの北海道ツーリングの感想も聞いてほしい。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ウィズハーレーの最新記事
X500に施した色鮮やかなレインボーカラー 雑誌&WEBで展開中のウィズハーレー編集部メンバーが「ウィズハーレーレーシング」としてサーキットで活動するとき、ボク(青木タカオ)が乗っているのが、[…]
見た目は変わらないのに乗り心地が良く、走りがスポーティ 跨った瞬間から、スッとリヤショックが沈み込む。サスペンションの入りが良ければ、戻りもスムーズだ。路面追従性が高まり、大きな段差を乗り越えた際も車[…]
オイル交換だけでなくオイルフィルター交換も重要 エンジンオイルには冷却や潤滑、コンプレッション維持など重要な役割があり、定期的な交換が不可欠。ただし「オイル交換しているから安心」というのは間違いで、オ[…]
ペダルを漕いでエンジン始動! ペダルを漕いでクランクを回し、フライホイールに運動エネルギーを蓄える。十分に勢いがついたところで、その回転(力)を利用してエンジンを始動する。 現代のオートバイしか知らな[…]
圧巻な整備力でちょい古でも大安心 カワサキのZシリーズや2ストロークのマッハを筆頭に、バイク好きを鷲掴みにする絶版車。それはハーレーダビッドソンの世界でも同様。最新の2026年モデルが魅力的なのは間違[…]
最新の関連記事(ツーリング)
作品の舞台となった山梨の魅力を訴求する企画展「ゆるキャン△と山梨▲」 本展を担当する山梨県立博物館学芸課の海老沼真治さん自身も『ゆるキャン△』ファンで、今回の企画も「いつか博物館とコラボした展示をやり[…]
三重SA・PA推しテイクNo.1が決定! 今夏の全国推しグルメもまとめて 鈴鹿8耐やF1日本グランプリが鈴鹿サーキットで開催される三重県。その三重県のサービスエリア/パーキングエリアの店舗を対象に、中[…]
富士山・立山・白山を巡る日本三霊山ラリー 「日本三霊山ラリー2026」は、日本三霊山誘客促進協議会(石川県、静岡県、富山県)と一般社団法人日本ライダーズフォーラムが協力・主催し、新たなツーリングルート[…]
体感温度40℃超え。夏のライダーを苦しめる過酷な現実 真夏の太陽の下、ヘルメットとライディングウェアを身に纏い、高温のエンジンを抱えながら走る。さらにアスファルトからの照り返しが加わることで、夏のバイ[…]
日本の海岸線をめぐり本州一周を目指す「BLUE RIDE」の仕組み 『BLUE RIDE』は、およそ3500kmにも及ぶ本州の海岸線を区切り、地域ごとのラリーに参加しながら少しずつ本州一周を目指してい[…]
人気記事ランキング(全体)
三輪ソーラーEV「スリールオータ」 スリールオータは、電気だけで動く極めて実用的な小型三輪モビリティだ。ドアがない仕様は「側車付き軽二輪車登録」、ハードドアを装備した仕様は「ミニカー登録」と、ユーザー[…]
ガソリン代ゼロ!50cc原付やキックボードを凌駕する圧倒的な経済性 この高い経済性は、毎日の通勤や通学における移動コストを最小限に抑え、家計を大きく助けてくれる。車体重量の面でも、重いエンジン部品を多[…]
スマートさでエレクトロタップを圧倒するのがギボシ端子による接続 スマートフォンより大きな画面で情報が読み取りやすく、ドライブレコーダー一体式の製品もあり、価格的にもスマホよりリーズナブルなものも多いこ[…]
際立つ「3つの特別装備」とグラフィックの所有感 日本では2017年に生産終了して以来、復活が待たれているタフ125ccスクーターのBW’S。実は現在でも台湾では販売が続いている。このたび、現地で登場し[…]
7.0リッターV8ツインターボ×軽量カーボンボディ まずは、750馬力を絞り出すエンジンこそサリーンの真骨頂かと。フォード製の巨大な7.0リッターV8エンジンに、ギャレット製のターボをツイン装備。しか[…]
最新の投稿記事(全体)
鳥の翼から紡がれる伝統のS字シルエットと現代機能のスマートな統合 いわずと知れた日本を代表し、世界で愛される名車スーパーカブ。そのプレミアムモデルであり、長兄となるのが125ccエンジンを積んだC12[…]
「世界最良」を掲げた開発陣の執念。ホンダの衝撃を超えて生まれた奇跡 1960年代、米国で高まる4ストローク需要に応えるため、カワサキは1966年に750cc4気筒の開発に着手していた。しかし、1968[…]
作品の舞台となった山梨の魅力を訴求する企画展「ゆるキャン△と山梨▲」 本展を担当する山梨県立博物館学芸課の海老沼真治さん自身も『ゆるキャン△』ファンで、今回の企画も「いつか博物館とコラボした展示をやり[…]
’70年代初頭に起こった国産4社の熾烈な戦い 昨今ではほとんど皆無になってしまったけれど、’70〜’90年代の2輪の世界には、フラッグシップと共通の機構を備える350〜400ccが数多く存在した。その[…]
際立つ「3つの特別装備」とグラフィックの所有感 日本では2017年に生産終了して以来、復活が待たれているタフ125ccスクーターのBW’S。実は現在でも台湾では販売が続いている。このたび、現地で登場し[…]
- 1
- 2


























































