
ハーレーダビッドソンの最新パワーユニット・ミルウォーキーエイトを搭載したモデルたちのカスタムをお見せしよう! 今回はハーレーダビッドソン神戸が手がけた、2212cc純正スクリーミンイーグル135エンジンに変更されたフルカスタム「CVOロードグライド」だ。
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:宮下豊史 ●外部リンク:ハーレーダビッドソン神戸
衝撃の2212cc! 130psの純正パワーユニット・スクリーミンイーグル135ステージIV搭載!!
排気量を年々スケールアップするハーレーダビッドソンの純正ノーマルエンジンだが、H–D神戸が手がけた「CVOロードグライド」のフルカスタムは、近い将来を占う未来予想図なのかもしれない!
驚くなかれ、なんと搭載されるミルウォーキーエイト117は、2212ccの純正スクリーミンイーグル135に換装されているのだ!!
ボアストローク=109.5×158.75mmにもなる超ロングストローク設計で、バガーレーサーのために開発された専用のシリンダーヘッドをはじめ、68mmスロットルボディ/大容量インジェクター/アルミCNC加工のインテークマニホールド/高性能バルブスプリング/ビレットカムプレート/スリーブシリンダー/フライホイール/高圧縮の鍛造ピストン/ハイリフトカム/熱対策をした高圧力オイルポンプなどが組み込まれている。
後輪出力は、なんと130ps/5500rpmでトルク194Nm/3500rpmを発揮する。
まさに超弩級モーターで、足まわりもそれに見合うものとしているから凄まじい。前後ホイールをドライカーボンによる中空モノコック構造としたBSTトルクテックにし、バネ下重量を飛躍的に軽減。
前後サスペンションはオーリンズで、ブレーキをブレンボのラジアルマウントキャリパーに、スイングアームは角断面の高剛性アルミ製にグレードアップするなど、一切の妥協を排して完成へと至った。
最高峰のCVOをさらにモディファイし、バガーレーサーに匹敵するスポーツ性能を獲得。究極と呼ぶにふさわしいハイパフォーマンスバガーだ!
強烈なパワーに合わせて、足まわりも強化。DOT EおよびJWLの認証を取得したBlackstoneTEKのカーボンホイールは、バネ下の軽量化により運動性能を大幅に向上する。
2019年モデルのFLTRXSE/CVOロードグライドを徹底的にカスタム。衝撃なのは心臓部で、排気量2212ccスクリーミンイーグル135ステージIVのエンジンキットが積み込まれている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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