
株式会社ウエニ貿易は、アメリカの老舗時計ブランド「TIMEX(タイメックス)」より、新作の手巻き式ミリタリーウォッチ「MK1ハンドワインド」を発売した。本モデルは、ベトナム戦争時代に米軍が使用していたミリタリーウォッチの意匠を継承しつつ、現代的な解釈を加えた注目のタイムピースと言える。クラシック派ライダーの手元にぴったりハマる雰囲気がタマらない!
●文:ヤングマシン編集部
かつての人気モデル「キャンパー」のDNAと手巻きムーブメントの融合
「MK1ハンドワインド」のルーツは、1980年代に登場し、シンプルかつ実用的なデザインで人気を博したキャンパーモデルに遡る。そのデザインを踏襲しながら、新たに手巻き式ムーブメントを搭載し、機械式時計ならではの魅力を追求している点がこの新作の特徴だ。
実用性と堅牢性を兼ね備えたデザイン
ケースサイズは、オリジナルモデルを彷彿とさせる36mm径を採用。素材には堅牢なステンレススチールを使用し、日常的な使用における耐久性を確保。文字盤は、ミリタリーウォッチらしい高い視認性を有し、マットブラックのダイヤルに、コントラストの強いホワイトのインデックスと針を配置。これにより、暗所でも瞬時に時刻を認識することが可能となる。風防には温かみのあるアクリルクリスタルを採用し、軽量化にも貢献。さらに50mの防水性能も備える。
“手巻き”という行為がもたらす特別な体験
MK1ハンドワインド最大の特筆すべき点は、手巻き式ムーブメントの搭載である。ユーザーは毎日ゼンマイを巻き上げるというアナログな操作を通じて、時計との一体感を深めることができる。デジタルウォッチが普及した現代において、あえて手巻き式を採用することで、“時を意識する”という時計本来の役割を再認識させ、所有する喜びと愛着を育むことを意図している。
機械式腕時計のエントリーモデル、全国で販売中
MK1ハンドワインドは、全国のタイメックス取扱店および公式オンラインストア等にて販売中だ。ミリタリーウォッチの歴史と魅力を継承し、現代的なスタイルと手巻きムーブメントの機械的な魅力を融合させた本モデルは、ヴィンテージウォッチ愛好家はもとより、機会式腕時計のエントリーモデルとしても最適な選択肢となるだろう。その普遍的なデザインは、カジュアルからややフォーマルな装いまで幅広く調和し、長く愛用できる1本として注目を集めている。
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