
メルセデス・ベンツ日本は、同社SUVのアイコンであるGクラスの新たな特別仕様車、”G-Class Past II Future(パスト トゥ フューチャー)”の予約注文受付を開始すると発表した。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約が可能で、その価格は3000万円。世界限定20台というとても希少なモデルであり、日本への割り当て台数はわずか4台とのことだ。予約多数の場合は抽選となり、幸運なユーザーへの納車は4月下旬以降が予定されているぞ。
●文:ヤングマシン編集部(ヤマ)
ファッションデザイナーNIGO氏のアートワーク息づく特別仕様車
予約販売がアナウンスされた特別仕様車”Gクラス パスト トゥ フューチャー”は、メルセデス・ベンツと高級ファッションブランド”MONCLER(モンクレール)”とのコラボレーションによって誕生した。
そのデザインのインスピレーション源となったのは、著名な日本人ファッションデザイナーであるNIGO氏が手がけたアート作品である。
誕生から45周年を迎えるGクラスの”不朽の価値”を表現するため、エクステリアとインテリアには特別な意匠が凝らされている。
エクステリアで目を引くツートーンカラーや、モンクレールとのコラボレーションロゴが配されたスペアタイヤカバーなど、NIGO氏の過去のアートプロジェクト”Project G-Class Past II Future”と共通するデザイン要素が、随所に散りばめられている。
特別仕様車、G-Class Past Ⅱ Future(パスト トゥ フューチャー)。ツートーンボディが特徴的。
サイドビュー。18インチアルミホイールはブラックアウト。
特別仕様車“パスト トゥ フューチャー”の主な概要
この特別なGクラスは、ファッションと自動車という異なる分野の融合が生み出したまさにスペシャルな仕様。
限られた台数であるだけに、争奪戦は必至となるかもしれない。主なその特徴は次の通りだ。
- ベース車両には、最新のG450 d(ISG)を採用。
- ボディカラーは、オリーブグリーンとグレーのマット仕上げによるツートーンペイントを採用。フロントとキャビンで明確に色が分けられている。
- フロントフェイスには、特別な”MANUFAKTURナイトブラックマグノ”カラーを使用。
- ウインドウフレーム、特別仕様の18インチホイール、そしてランニングボードなど、各部をブラックで統一している。
- リヤのスペアタイヤには、初代Gクラスに採用されていたソフトカバーを復刻。さらに、メルセデス・ベンツとモンクレールのコラボレーションロゴがあしらわれている。
- シートは、1979年に初代Gクラスで用いられた特徴的なチェック柄のデザインを現代的に再解釈。ファブリックと上質なレザーを組み合わせることで、クラシカルでありながらも洗練された雰囲気を醸し出している。
- 助手席側のグラブハンドルには、特別仕様車のモデル名である”PAST II FUTURE”の文字が刻印されている。
- センターコンソールには、「One of 20」という特別なレターが刻まれ、世界限定20台の内の1台であることを示している。
インテリア。初代Gクラスで用いられたチェック柄を、現代風によみがえらせた。
助手席のグラブハンドルには、”PAST II FUTURE”の文字を特別に刻印。
特別なスペアタイヤカバー。メルセデス・ベンツのロゴにモンクレールの文字を組み合わせる。
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