
●記事提供: ライドハイ編集部
強力なブレーキは怖くてかけられない……は昔話
300km/hも可能なハイパーマシンのブレーキは、それこそ人差し指1本で軽くかけても、超強力な減速Gでつんのめるように効く……そんな恐ろしいブレーキ、怖がりなんでかけられない、ハイパーマシンのパワーもだけど強力すぎるブレーキも不安のひとつ。
確かにスーパーバイクだけでなく、最新のネイキッドスポーツも、ラジアルマウントのキャリパーや、ラジアルマスターの装備と、ブレーキにハイエンドな最強グレードを装着するようになってきた。
しかしこのいかにも凄そうなブレーキ、かけたらいきなりガツンと効いて、それが怖くてかけられないような効き方はしない。
むしろハイエンドなブレーキほど、どんなかけ方をしてもやんわりと減速して、怖さの原因でもあるノーズダイブ、前のめりもあまり感じさせない。
リターンライダーだと、レプリカ全盛時代にちょっと触っただけでガツンといきなりノーズダイブして、それが強力なブレーキの証しに思えた時代があった。
それから30余年、ビッグマシン用からパフォーマンスと過渡特性が著しく向上、サスペンションと共にブレーキにもコストを惜しみなくかけるようになり、とくにこの10年ちょっとでやんわり効くブレーキがハイエンドほど主流になりつつある。
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