
「Team 51 GARAGE YAMAHA」の阿部恵斗の挑戦を追う第2弾。今回はチームメイトである西村硝との関係に迫ってみた。この2人、年齢が近いこともあり(西村が2歳年上)、仲が良くお互いに良い刺激を受け合っているようだ。とはいえ、コース上では絶対に負けたくない相手。どこまでが本音でどこまでが上辺か、まだ筆者にはわからないが…。
●文:Racing Heroes(駒井俊之) ●写真:Racing Heroes(駒井俊之)
駒井俊之(こまい・としゆき)/1963年生まれ。バイクレース専門サイト「Racing Heroes」の運営者。撮影から原稿製作まで1人で行う。“バイクレースはヒューマンスポーツ”を信条に、レースの人間ドラマを追いかけている。
性格がまるで違う2人
性格も違っている。阿部は想像できないと言ったら失礼だが几帳面。ピット内やトランポの中は整理整頓されている。一方、西村は細かいことに気を取られない。先日、宗和孝宏の家に2人で泊まりに行った時に西村が散らかした跡を阿部が全部綺麗に片付けたそうだ。
マシンセッティングでも2人の性格の違いが出てくる。阿部はどちらかと言うと細かいことはあまり気にせず「最後は自分(ライダー)がなんとかします」と言うスタイル。それはレース1にも出ていた。西村は細かくピースを一つずつ合わせていくタイプ。普段の性格とマシンセットの性格が逆と言うのも面白い。
SUGO大会は2レース制。土曜日に予選/レース1、日曜日にレース2を行う。レースウィークに入り天気が安定せず、雨が降ったり止んだり。
天気予報では回復するはずだったが公式予選は雨。開始10分で阿部がリーダーボードのトップに立つ。残り2分を切ったところで1’40”491をマークしてポールポジションを獲得する。セカンドタイムもトップでダブルポールポジションを獲得。
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