新たに登場したストリートファイターV4 SP2は415万5900円
サーキットで最高の性能を発揮するための「ファイト・フォーミュラ」コンセプトをさらに昇華させたストリートファイターシリーズ。このコンセプトには「バランス」と「いつでも発揮できる惜しみない性能」の2つの意味が込められており、それを具現化したのが新しく登場したストリートファイターV4 SP2である。
さらにエピソード5のタイトルは『Push forward』であり、その先をさらにプッシュしたいライダーのためのツールとして用意されたのがSP2なのだ。
前途したストリートファイターの変更点にプラスして、各部にカーボンパーツが奢られ、ホイールはSのアルミ鍛造よりも1.4kgも軽量なカーボン製。サスペンションはパニガーレV4と同じスプリングレートのオーリンズ製電子制御を採用する。
さらにクラッチはSTM製の乾式。ブレーキキャリパーはブレンボ製のステルマRで、より深いバンク角を実現するためアジャスタブルステップも採用。V4Sより確かに価格は上がるが、この装備を見れば納得のはず。そのディテールを見ていこう!
MotoGPおよびスーパーバイク世界選手権のプレシーズンテストからヒントを得たウィンターテストカラーを採用。マットブラックのボディにマットブラックのカーボンホイール&ウィングを採用。光沢のあるレッドをアクセントに使い、アルミタンクはヘアラインを残した仕上げ。
ストリートファイターのラインナップの頂点モデルであるSP2は、ハンドルにシリアルナンバーが刻印される。
【’23 DUCATI Streetfighter V4 SP2】主要諸元 ■軸距1488 シート高845(各mm) 車重196.5kg(装備) ■水冷4ストV4気筒 1103cc 内径81×行程53.5mm 圧縮比14:1 最高出力208ps/13000rpm 最大トルク12.5kg-m/9500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L ■キャスター24.5°/トレール100mm ブレーキ形式F=φ330mmWディスク+4ポッドキャリパー R=φ245mmディスク+2ポッドキャリパー タイヤサイズF=120/70-17 R=200/60R17 ●415万5900円
※本記事は“ミリオーレ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
V4Rは、どこまでもリニアに応えてくれる生粋のレーシングマシン ドゥカティがMotoGPマシンで培ってきたノウハウで開発したV4エンジンを搭載した初の市販量産車であるパニガーレV4シリーズは、2017[…]
イタリアン同士の究極のコラボ第2弾! 過去にこれほどド派手なドゥカティの市販車があっただろうかーー。MotoGPで♯63をつけてファクトリーのドゥカティを駆るフランチェスコ・バニャイヤの手によってアン[…]
間もなくデビュー30周年を迎えるモンスター 1992年のケルンショーで発表され、1993年に発売されたドゥカティモンスターは、これまでに40種類以上の派生モデルを生み出してきた。そんなモンスターのオー[…]
ついにテールカウルにも……効果があるパーツはすぐに実戦投入! 2022年シーズンのサマーブレイク明けのMotoGP第12戦イギリスGPのフリー走行で、超奇抜なアイテムが登場した。プラマックとグレーシー[…]
ビモータを経営危機から救ったカワサキ ヴァレリオ・ビアンキ(BI)、ジュゼッペ・モーリ(MO)、マッシモ・タンブリーニ(TA)の3人によって1967年にイタリアで創設されたビモータ。社名は3人の名前の[…]
最新の記事
- 水冷エンジン搭載のヤマハ原付二種スクーター「シグナス グリファス」に2025年のニューカラーが登場!
- 「2ストロークエンジン復活の狼煙」カワサキの新世代モビリティが大阪万博で公開【心臓部は開発が進む2スト水素ターボ】
- ヤマハが「MT-10/SP」2025年モデルを5月に発売! 『αlive AD』の官能サウンドを奏で、電子制御サスペンション搭載のSPも健在
- 漫画『熱風の虎』にも登場! 巨大ロータリーエンジン搭載バイク【バンビーンOCR1000】…1970年代モンスターマシンに乗る
- 【跨り可能】ヤマハ 秋の都市型ファインイベント「My Yamaha Motorcycle Exhibition」を9月20日に桜木町駅前で開催!