KUSHITANI RIDING METHOD|KUSHITANI LOGS

傾けるには、力を抜く! 分かっているけど難しい脱力のコツとは? – ライテクをマナボウ ♯19

バイクはハンドルを切るのではなく「車体を傾けて曲がる乗り物」というのは、当然わかっている。それに「余計な力を入れるな」とも言われる。だけど、そもそも力を入れなければ車体を傾けられないんじゃないの? この矛盾、どうしたモノか……。


●まとめ:ミリオーレ編集部 ●外部リンク:KUSHITANI LOGS

バイクの傾け方に良し悪しがある!?

いままで何度か解説してきたが、前進しているバイクの車体を傾けると、傾いた方向に自然にハンドル(前輪)が切れる。これを「セルフステア」と呼び、バイクが曲がる仕組みの大前提なので、この動きを邪魔しないように乗るのが上手く操るコツだ。

セルフステアを生むためには、車体を傾ける必要があるが、果たして皆さんはどうやって傾けているのだろうか? そう聞かれたら、おそらく「重心移動で傾ける」と答える方が多いだろう。これはもちろん正解だ。

それなら、どうやって「重心移動している?」と聞かれると、「……」と答えに窮するのではないだろうか。実際に停めたバイクに跨って、曲がるアクションを試してみると、意外と普段どうやっているのかきちんと再現できない場合が多い。そして、なんとなく「エイッ」っと上半身や腰を捻って曲がりたい方向に車体を寝かそうとしているパターンが多い。


※本記事は“ミリオーレ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

最新の記事