もうバイクで絶対に転びたくない。歳を重ねるごとに、そう思うようになった。最後にロードバイクで転んだのは2016年4月のスペイン・アラゴン、アドベンチャーで転んだのは2019年4月・伊豆の林道だ。バイクで転倒した時のあのいや〜な感じ、今でも鮮明にスローモーションで蘇る……。とにかくバイクで転びたくないからこそ、これまで転倒の可能性が高そうなオフロードは避けていた。しかし今回ばかりはカスノモーターサイクルの青木さんからの熱烈な誘いに観念した次第。とはいえ、いきなりドゥカティのデザートスレッドで8耐って、あまりにも無謀じゃないだろうか?
「諦めてください」熱烈すぎるバイク仲間の誘い
「これに出ましょう!」。ある日、ドゥカティ京都やモトラッドカスノを取り仕切るカスノモーターサイクルの青木さんからメッセンジャーと共に送られてきたのは、朽木8時間耐久オフロードバイクランのポスターだった。
「またまた何を言っているんだか。きっと送る相手を間違えてるね」と思いつつ、しばらく既読スルーをしていたら、次はエントリーするから個人情報を送って欲しい……というメッセージが届いた。どうやら間違えてもいないし、本気のよう。しかも走行するバイクは青木さんの個人所有であるドゥカティのスクランブラーデザートスレッドだという。「せめてオフロードバイクでしょ」と思ったが、ドゥカティを愛する青木さんも僕もそれでは出場する意味がないことは理解していた……。
本来はドゥカティが2021年に発表したデザートXでの参戦が目的だったようだが車両が間に合わないため、急遽デザートスレッドでの参戦ということに落ち着いたらしい。「オフロード走ったことないんですけど」と軽くジャブを打つものの、「だったらデザートXに向けて、乗れるようにしておかないとですね」と完璧なカウンターが返ってきた。
そういえば最近SNSを通して見る青木さんは、デザートスレッドで林道に繰り出しており、なんだか行動が怪しかった。正直なところ、転びたくないの一心から巻き込まないでほしいと思っていた(しばらく個人情報も送らずにいた)。しかしながら、熱烈なオファーと「諦めてください」のメッセージで観念した。
年を重ね、これまで様々なバイクに試乗し、国内外のサーキットもたくさん走らせてもらった。しかし、最近は敢えてサーキットから少し離れ、色々なバイクの世界を見て、知ってバイクの面白さを再認識。バイク趣味の本質とは何か? を考え、自分の幅を広げていきたいと思っていたところだ。ちょうど良い機会だなぁ、と今回のオファーを前向きに考えようと思った。ただ、やっぱり転びたくはない。
僕にとってオフロードは本当に未知の世界。走ったことはあるけれど、それは試乗会に行った時になんとなく走った程度のレベル。バイクのこともタイヤのことも装具のことも何も知らない。
「装具は買ってください。デザートXが出た時にも使いますから」と青木さん。前職を辞め、無職になってすぐなのに……。痛い出費だがしょうがないと思う反面、何を買ったらいいかもわからないため、いろいろな人に相談することにした。
朽木8耐の準備は、装具を購入するところから
まずは僕のウエアをサポートしてくれているクシタニに行った際にこの話をすると、たまたまプロトタイプのジャージが上がったタイミングで、お借りすることにした。
あとはフランスのショットレースギアの輸入販売を行っているモトサロン代表の岡さんに相談。「岡さん、朽木8耐に出るんです……右も左もわからないからオススメのもの教えてください」と言うと「最近そういう人増えてるんですよ」と丁寧に相談にのってくれ、ブーツやプロテクターを見繕ってくれた。
実は以前から岡さんにも「小川さんもそろそろオフ行きましょうよ〜」と誘っていただいていたのだが、やる気もない上に当然先立つものがなく曖昧な返事を繰り返していた。「ついに小川さんもオフっすか〜」と、なんだか嬉しそうにして反応してくれる。
色々な方がこんな反応をしてくれるが、いかんせんオフロードは自信皆無。みんなに「青木さんのデザートスレッドを谷底に落とすかもしないけど、やってみます」と返事。ただ、そんな返事をする度に不安は募っていく。
マシンは青木さんのSNSをチェックすると、着々と仕上がっていた。フロントホイールは21インチ化、転倒した際にマシンを引っ張りやすいようにと専用バンドも装着されている……。準備が進むにつれ、気持ちはトーンダウン。やはり転びたくないのである。
しかしながら、ここ数年、仕事も環境も変化の激しい僕をいつも通り誘ってくれる青木さんには感謝である。『バイク業界をみんなで盛り上げよう!』という同じ目標をもつ良い仲間である。今回の朽木8耐に挑戦することで僕らの絆はさらに深まるのだろうと思い、再び今回のオファーを前向きに考えようとしていた。
「これ登るの?」という急坂に慄き、前日は125ccで走ってみたが……
朽木の会場に降り立った瞬間、本当に慄(おのの)いた。慄き(恐ろしさや興奮などで身体が震える思いをすること)という言葉を久しぶりに使った気がするが、急勾配のコースに対面して以降はとにかく気分が落ちるばかりだった。転びたくはないのだが、派手に転ぶ予感しかしない。
今回一緒に走るのは、ドゥカティ札幌&仙台代表の砂田さん、ドゥカティ浜松代表の鈴木さん、カスノモーターサイクルのお客さんでYouTube「モトマニアックスチャンネル」のちんさん、そして日本一のデザートスレッド使い(勝手に命名)である宮城 光さん。青木さんも走る予定だったのだが、諸事情で今回はリタイヤ……。青木さんはバイク提供のみの参加となった(何て太っ腹な、というか何というか……)。チーム名は「DUCATI Family with MIGLIORE」。なんと新メディアの名前も入れていただいていた。これも多謝である。
鈴木さんは自らのデザートスレッドを部品取りで持ち込み、砂田さんは北海道から参戦(前週は鈴鹿の走行会に参加)。このお2人のバイタリティを見習って、今回のレースも頑張ろう! と一瞬は思うが、心と裏腹に本能的に転倒の危機を察知するばかり。
僕もバイク歴は30年を越え、ロードでは相応のキャリアを重ねてきた。しかし、オフロードは本当に想像すらつかない。そして会場はスキー場とは聞いていたけれど、朽木の急勾配は本当にヤバい。
練習走行がスタートすると、案の定その坂で頓挫しているバイクを何台も見かけた。「やはり無理だ。むり、むり……」。僕の元々高くはないテンションがさらに落ちていった。
とりあえず新品のウエアに着替えてみると、会場内のライダーのなかでもトップレベルのピカピカ状態に萎縮。練習はカスノモーターサイクルが取り扱う4スト125ccのリエフというスペインのオフロードバイクをお借りしてコースイン。
ゆっくり行こう、丁寧に行こう、と思いつつもゆっくり丁寧だとそもそも坂を登らない。高いギヤで大きくスロットルを開けて……まあ、これでも登らない。
ある意味乱暴に(?)スロットルを開けて大きなギャップや巨大な石をクリアしながら坂を登っていく。目線が近くなり巨大な石が目に飛び込む。「転んだらアイツらに当たるかも!」。お、恐ろしい……。各所にある雨でできたと思われる深い溝も難所。本能的にハマったらいけないのがわかる。お、恐ろしい……。
そして、当然、急勾配は上りだけではない。正直、下りの方が何倍も怖かった。フロントブレーキはほぼ使わず(使えず)、リヤブレーキを駆使して走る。するとさらなる難所が登場。強烈な下りのヘアピンでしかも逆バンク気味。ようは勢いよく下ってすぐに登らなければならないセクションで、僕は「地獄のヘアピン」と命名した。
立ち尽くしたいところだったが、そんなスペースもなく、流れに任せて下る。向きの変え方がわからず、無理やりハンドルを切ってスロットル全開すると、なんとか登れた。しかしこの後も異なるヘアピンや「え?」という穴が空いている場所、木の根っこやらがあらわになった難所が出現。お、恐ろしい……。
小さくて軽くてハンドルのよく切れる125だからなんとか凌いだが、3周で腕がパンパンになってピットインした。とりあえず練習は転ばずに終えたが、デザートスレッドでは1周も戻ってこれる気がしないのが正直なところ。ただ、どうやら急坂は登らなくても良い迂回路が用意されていると聞いて一安心。でも僕の最大の懸念は、なんといっても「地獄のヘアピン」だ。
走行終了後に、宮城さん登場。ちなみに宮城さんは日本屈指のデザートスレッド使い。自身でも所有し、恐らく日本一デザートスレッドで林道を走り込んでいる男だ。そのマシンは林道スペシャルとも言える本格的なカスタムが施されている。
走行後、青木さんから「初日どうでしょう? 小川さんのことだから心配してませんけど」と呑気なメッセージがきた。心配はありがたいが、コースを見てから言ってほしい。
マシンをチェックしたり、会場内で夕食を済ませ、翌日の決勝を迎えることになった。不安な気持ちは現地に着いてから刻々と色濃くなるばかりだが、仲間達とバイク談義をしながらこういった時間を共有できるのはとても幸せなことだ。ロードにはない、また新しい雰囲気を楽しむ。
バイクは奥が深い。まだまだ知らない世界がたくさんある
決勝当日はまさに絶好のバイク日和。朝方は寒かったが、日中は夏日。この青空だけが僕の気持ちを和ませてくれた。8時レーススタートの朽木8耐にむけ、現地集合は6時。ここで久ぶりにちんさんと再会。ちんさんはモタード経験者で、ロードではいつもカスノ大運動会で激走しているのを見ているので、スキルは心配なしの心強い助っ人だ。
そうなると、このチームの懸念はやはり僕だろう。迷惑をかけないようとの思うが、ピットに戻ってこれる自信はない。
そうこうしているうちに、スターティンググリッドには物凄い数のバイクが並んでいく。昨今のブームからもう少しビッグアドベンチャーでの参戦があるのかと思いきや、ほぼ皆無。ホンダのアフリカツイン1台、BMWのGS1250が1台、KTMの1190アドベンチャー1台で、ネオクラシック(⁉︎)スクランブラーは我々が唯一。
「このバイクカッコいいですね〜」と、オフィシャルの方や参加者の方々からそう言ってもらえるのはとても嬉しいし、テントにも写真を撮りにきてくれる人がたくさんいた。どうやら話題づくりには成功したようだ。
スタートは宮城さん。「1周で帰ってくるかもしれないから準備しといて」と言うものの、スタート直後からバンバン行くはずだ。僕は知っている。
予想通り勢いよく発進し、モトクロッサーやエンデュランサーに混ざって素晴らしい走りを披露。数周は急坂を回避した迂回ルートを行くが、すぐに急坂にチャレンジ。力強く登っていく。
次は砂田さん、砂田さんも最初は迂回ルートを通るものの、すぐに急坂を走破。しかもタイムも速く、流石の走りを披露。なんだか、走りにとてつもない勢いがある。デザートスレッドってあんなにイケるんだ、と思ったほどだ。
砂田さんから危なげなく、鈴木さんにバトンタッチ。鈴木さんもタンタンと走りをこなすが、どうやら1度転倒があった様子。帰ってくると痛々しい擦り傷が……。
そしてレースの興奮冷めやらぬ宮城さんが再びイン。ちなみにピットインすると10分コースインできないレギュレーションなので、ライダー交代はまったりしている。宮城さんはタイムアップしながら安定した周回を重ねる。
で、次は僕の番。観念してコースインするが、大変だった。まずバイクが大きくて重いし、足が着かない。ただ、思いの外タイヤのグリップは高い。でもとにかくバイクが曲がらない、と思っていたら早々に転倒。お、重い……。オフィシャルもいるがライダーが元気そうと判断すると、旗は振ってくれるが助けには来てくれないようだ(まあ、確かに全部助けていたらオフィシャルも体力が持たないよね……)。
ここでひとつ学んだ。転ぶと一気に体力と筋力を奪われる。キャリアがまったくない僕の場合、ある程度は勢いで登って下るしかないようだ。なるべくスタンディングして、大きめにスロットルを開けて走る。大きなギャップでは前後サスペンションが底付きするが、構わずにいく。は、激しい……。こんな走りでバイクは壊れないのだろうか? と何度も思った。
何かを諦め、吹っ切れたのかその後は転倒もなく、なんとか4周してピットイン。腕はパンパン、握力もなくなり、膝が笑っている。体力というよりは腕に限界がくる。これはロードではありえない現象である。うまく乗れるようになったら腕から力が抜けるんだろうか……想像すらつかない。
その後、ちんさん。この模様はYouTube(まあ、転ぶよね)を見ていただければと思うが、やっぱり勢いは大事。転倒はあったものの速い。
青木さん登場。しかし……
デザートスレッドはライダー交代の度にボロボロになっていく。本当にボロボロだ。青木さんが見たらなんというだろう。それでも順調に周回を重ねる『DUCATI Family with MIGLIORE』。
そうこうしていると僕の2回目の走行直前に、青木さんが登場した。「早く着替えて、着替えて」と促すが、あの坂を見てやはり慄いていた。そして僕が2回目の走行を終えてピットインする頃には、青木さんは会場を後にしていた。諸事情ですぐに帰らなければならないにも関わらず、一度顔を出すあたり律儀な男だなぁと思う反面、あの急坂に慄いたゆえの逃亡ではないだろうか? と疑惑も生まれた。このあたりは機会を改めて、本人を問い詰めようと思う。
2回目の走行中に改めて思ったが、よく考えると全セクションたまたま転んでないだけ。本当にたまたまだ。さらに言うと、他のライダーが優しいことも大きかった。みんなが僕を上手に避けてくれた。「パイーン、パイーン、ズダダダ」とモトクロッサーやエンデュランサーが駆け抜けていく中、僕が乗るデザートスレッドは「トコトコ、ドルドル」とペースを守りながら走ることができた。
「遅くて大きくてすみません」と謙虚にいくわけだが、ドゥカティの空冷Lツインはこんな状況でも気持ちよく、扱いやすかった。しかしながら油断しているつもりは微塵もなかったのだが、あの「地獄のヘアピン」で2回目の転倒……を経験。とにかくスクランブラーが、お、重い。
ゼロスタートからの急勾配はたまらなく難しいが、勢いだけで走破。2回目も5周走ると案の定、腕はパンパンになりピットイン。全然、周回を重ねることができない。もう、無理だ。ロードなら何周でもできるのに、バイクって本当に奥が深い。無理して走り続けると、振られた時に腕の踏ん張りが効かず、不安な気持ちになる。そうそう、無理はしない。他のライダーに託そう、そのための仲間だ、情けないが自分を納得させる。
その後、パンクはあったが、我がチームはバイクショップの集合体。トラブルを感じさせないほど早くコースに復帰。総合89位(全128台中)、クラス10位で完走した。
個人的にはレースに参戦していた実感はなく、淡々と周回した感じ、タイムを向上させようという気持ちにもなれなかった。でもこの結果を見ると「パンクさえなければ、もう少し……」と、思ってしまう。
デザートXのためのスパルタ教育は無事終了⁉︎
初オフの感想は「なんとかなった」に尽きる。でも走りに自信はまったく持てず、本当にたまたま転ばすに回避したセクションばかりで、バイクをコントロールしている感は皆無だった。
そしてバイクはボロボロだ。しかし、青木さんがしっかり整備してくれたデザートスレッドは、見事に8時間を走り切った。ただ最後はエアクリーナーが詰まり空気を吸えない様子で、回転が落ちるとエンジンが止まってしまうようになっていた。バイクだけでなく身体も装具も砂埃まみれ。顔を洗ったりしても、身体の奥までザラザラして土っぽい。オフって想像以上にハードだった。
ただ、バイク趣味の新しい扉を開けたことは事実。これに関しては、青木さんに感謝である。
しかしながら「青木さんが走っていない(急坂に慄いて帰ったとは思いたくない。2回目)」ということだけがチーム全員の不完全燃焼になっている。また走るのか? いやいや、いつか鎖骨か肋骨をやりそうな予感しかない……。とはいえ、決勝翌日には色々な方から「来年もぜひ!」というメッセージがきた。しかし、いま現在、なかなか素直に「はい」と言えない自分がいるのも事実だ。
3日ほどは筋肉痛とバイクで転んだ時のあの独特の全身が痛い嫌〜な感じに苛まれた……。来年は本当にデザートXで走るんだろうか?
※本記事は“ミリオーレ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
スクランブラーはドゥカティ流のネオクラシックで、'60~'70年代の同名モデルがモチーフ。'15で初登場した803cc空冷Lツイン系が主軸だ。サスや外装の違いで多数の派生モデルが存在する。 '22で追[…]
あなたにおすすめの関連記事
本レース前日の練習走行、男たちは朽木の急勾配に慄いた 「朽木8時間耐久オフロードバイクラン Moto-Off KUTSUKI 8h」の会場となったのは、滋賀県朽木スキー場の特設コース。レース前日は自由[…]
937ccなのに乾燥重量166kg! 装備重量188kg! ニューモンスターは、先代のモンスター821と比較するとエンジンは2.4kg、フレームは4.5kg、ホイールは1.7kg、スイングアームは1.[…]
時代を超越する新しさを感じさせる北欧デザイン ノーデン901のスタイルはとても不思議だ。クラシカルな印象を持つ丸型ヘッドライトはどこか愛嬌を感じさせつつも、モダンでスタイリッシュ。そしてアドベンチャー[…]
Newタイガー1200シリーズは、4種類から選べる! トライアンフのアドベンチャー「タイガー1200」シリーズがフルモデルチェンジを受け、計4グレードが日本へ導入されることになった。語るべきことは、主[…]
実は長らく姿を消していたスクランブラー ドゥカティやトライアンフなど欧州メーカーからリリースされ、人気の高い「スクランブラー」のカテゴリー。近年はブランドを復活したメーカーやアジア圏の中小排気量メーカ[…]
最新の記事
- 【2024年10月版】125ccバイクおすすめ15選! 人気の原付二種、国産MTモーターサイクルとAT限定免許OKのカブ系を網羅!
- 「好コンディションの時にマルケスが勝てない理由とは?」【ノブ青木の上毛グランプリ新聞 Vol.18】
- 藤波貴久×RTLエレクトリック、宣言通りの優勝! 世界選手権引退後、21年ぶりの全日本で
- ホンダが電動トライアルバイク「RTLエレクトリック」で全日本トライアル参戦! ライダーは元世界チャンピオンの藤波貴久
- 独尊の水冷V型2気筒クルーザーに待望の250が登場! ヒョースン「GV250」シリーズ3機種を一挙発売
- 1
- 2