
スポーツバイクは総じてシートが高い、すなわち足着き性が良くない。だから停車中は両足ツンツンで、常に立ちゴケの恐怖と戦っている……というライダーも多い。足着きに自信を持って不毛な時間を無くすには、バイクを直立させないのがコツだった!?
●まとめ:ミリオーレ編集部 ●外部リンク:KUSHITANI LOGS
両足ツンツンがいちばん危険!
クルーザー系(いわゆるアメリカンタイプ)を除けば、スポーツバイクはシートが総じて高い。大型車はもちろん、250ccクラスでも小柄なライダーだと足着き性に不安を覚えることがあるだろう。ビュンビュン走っていて転倒することは滅多に無いけれど、停車中の「おっとっと!」で立ちゴケしたことのあるライダーは多いハズ。そこで今回は、停車中の足着きについて考えてみよう。
まず、街中の信号待ちなどで目にするのが、両足ツンツンで車体を直立させているパターン。理屈の上では直立させるのがもっとも「軽く支えるコツ」だが、じつはこの直立こそが、どちらに倒れるかわからないもっとも不安定な状態なのだ。
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