●記事提供:モーサイ
「自動車」教習所なのにドローン?
警備、農業、物流など幅広い分野で革命を起こしているドローン(無人航空機)。ドローンのおかげでできることが広がった分野は多く、その操縦技術は今や立派なスキルのひとつです。そんな時代の流れもあってか、ドローンの操作やルールを学べる「ドローンスクール」の需要が高まっています。
そんな中、ドローンスクールのひとつの形として注目したいのが「自動車教習所」で行われるものです。地面を走るクルマやバイクの動かし方を教えていた教習所で、空を飛ぶドローンが学べるようになってきています。普段ドローンと縁がない方でも、もしかしたらご近所の教習所でドローン操縦を学び、ドローン免許を取得できるかもしれません。
ドローンを飛ばすには「免許」が必須なの?
そもそも、ドローンの操縦にはスクールで学び「免許」を取得することが必須なのでしょうか。
結論からいいますと、ドローン操縦において「免許」は必須ではありません。ドローンを飛ばすこと自体には何ら資格がいらないからです。たとえば自分の家の庭で低空飛行をする程度であれば、無資格でも罰せられることはありません。しかし、ケースによっては資格が必要になってきます。
また、厳密にはドローン操縦の「免許」というものは国内に存在せず「ドローン操縦の資格」といえば「技能証明」を指します。「技能証明」は、取得者が特定の物事を行うのに必要な技能を有する人物であることを証明するもので、一方の「免許」は、一般には禁止・制限されている行為を行政機関が特定の人に対して許可するものです。
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