●レポート:中村友彦 ●写真:柴田直行/ホンダ ●編集:モーサイ編集部(上野茂岐)
GB350の発売から1年経ったからこそ知りたいこと
どうして今、ホンダ GB350の開発者インタビュー?
当記事を読み始めた人の中には、そう感じている人がいるんじゃないだろうか。というのも、2輪/4輪の開発者インタビューは、デビュー直後、大幅刷新を受けた時、あるいは、歴史に残る名車と世間で認知されてから行うのが通例で、登場から1年ちょっと後はレアケースなのである。
もっともそういった事実を踏まえて、モーサイwebが当記事を展開する理由は至って単純で、きっかけは少し前に当サイトに掲載したGB350+ブリヂストンBT46のタイヤテストだった。あの記事を担当した僕、フリーランスの中村友彦と、実際にオーナーとなってモーサイwebで連載を執筆している柴田直行カメラマンがテスト中にGB350談義で盛り上がり……「このバイクの面白さは、どんな風に作られたのだろう」と開発者に話を聞いてみたくなったのだ。
本題に入る前に僕のGB350に対する印象を記しておくと、最近の新型車の中では筆頭に挙げたくなるほどのお気に入りで、乗れば乗るほど楽しくなったため、これまでにトータルで2000kmほど走行した。1950~1970年代の旧車を思わせるフィーリング、ビッグシングルの鼓動感や細身の大径タイヤならではの操安性を、ここまで真摯に追求したモデルは過去に前例がないと思う。
※本記事は“モーサイ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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