約3000円でも十分! 靴磨き職人がオススメするリーズナブルな本格靴磨き道具4選
●文:[クリエイターチャンネル] 伊藤由里絵
みなさん、こんにちは! 靴磨きしながら愛車のヤマハボルトで日本一周している、いとです!
「靴磨きを始めたいけど、どんなアイテムを用意すればいいのか分からない!」なんてお悩みをよく耳にします。昔はミンクオイルや靴墨が主流だった靴磨きアイテムも、2024年11月現在ではかなり種類が豊富になりましたし。そこでこの記事では、靴磨きビギナーの方に向けて、リーズナブルに揃えられる本格靴磨き道具を厳選してご紹介します!
これを抑えれば間違いなし! な4つの必須アイテム
用途ごとに分けて使おう、ブラシ2種
馬毛と豚毛で用途が変わります。馬毛ブラシ=靴のホコリ落とし用で、豚毛ブラシ=クリームを塗った後の磨き込み用です。それぞれ、500~1500円程度で手に入ります。
ホコリを落とすブラシと磨き用のブラシを同じにしてしまうと、せっかく磨きたい靴にホコリが混じってしまうことも…。なので、きちんと分けて使いましょう。さらに本格的に始めたい方は、靴クリームの色ごとに豚毛ブラシを分けて使うと◎です!
下地が大事、靴クリーナー
靴磨きの第一歩はきちんと汚れを落とすことから! まずはしっかり落とすべし! 約600~1000円で購入できます。
保湿と艶出しに必須! 靴クリーム
革の保湿とツヤ出しを同時に叶えてくれる、靴クリームはマスト! 革に栄養を入れつつ、輝きも与えてくれるアイテムです。約900~1500円が相場です。
お家で用意できる道具
拭き取りにも塗り込みにも必要! 布
クリーナーで汚れを取るときやクリームを塗り込むときに使います。使い古しのTシャツの切れ端や、靴下などでも代用できます。
あるとないとで仕上がりが違う! ストッキング
最後の仕上げに大活躍します。ストッキングを丸めて磨きあげると、より光沢が増すんですよ。
2000円弱のアイテムで靴磨き実践!
「これだけで本当にできるの?」という疑問を抱く方も多いハズ。そこで、ここまでで紹介したアイテムの中でも、全部で2000円程度の安いアイテムで、靴磨きを実践してみました! 違いが分かりやすいように、磨いたのは片足だけです。
①ブラッシング
まずは馬毛ブラシで、表面のホコリを払っていきます。
②クリーナー
布にクリームを染み込ませて、くるくると円を描くように汚れを浮かせて取ります。古いクリームもしっかりと落として、革をすっぴんの状態にする工程が大切!
③クリーム塗り込み
いざ、靴クリームを塗り込みます。少ない量を指にとって、塗り込んでいきます。私はクリームの滑らかさが保てるよう、素手でやっていますが、布で塗ってもOKです。
④ブラッシング
クリームを塗った後は、豚毛ブラシでブラッシング。ここでもう、光沢が出てきます!
⑤磨き上げ
最後はストッキングで、全体をから拭き。一気にツヤを出して行きましょう!
⑥完成!!
左右比べるとツヤの差が歴然! 約3000円で揃うアイテムでも、しっかりと光沢が出ていますね!
いかがでしたか?? リーズナブルな価格の道具でも、しっかりと本格靴磨きできちゃうんです。やるとやらないとではぜんぜん違います。2000円から始められるので、ぜひ試してみてください!
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