スズキ4脚EV/VRジェットコースターetc…アズリムが見た「人とくるまのテクノロジー展2024NAGOYA」
おつおつおー! ゲームセンターで「頭文字D THE ARCADE」にハマって、クルマのMT免許を取りたいと思っているアズリムです。アズリムはクラシックなバイクや車が大好きです! なぜなら、歴史が感じられて、かっこいいから!
そんなアズリムですが、真逆の…最先端の技術や未来の乗り物が語られる展示会に行ってきました。
その名も「人とくるまのテクノロジー展」!
リアル展示会とオンライン展示会のハイブリッド開催で、アズリムが取材に向かった名古屋展示会では392社が出展と、盛りだくさん! わくわくする技術や乗り物と出会える予感!! 会場となったのはAichi Sky Expo。中部国際空港から徒歩10分ほどの場所にあります。
会場に向かう道は、一面スーツ姿の人々。日頃は、ゲームセンターと学校の往復しかしていないアズリム…緊張で手汗をかいてきました。場違いなのでは…!? 無事に取材ができるのでしょうか…と心配になりながらも会場に到着!
さっそくホールの中に進むと、車やバイクのみならず工作機械もたくさん並んでいます。そして専門用語だらけ! 「生成AI」、「カーボンニュートラル」などなど…。正直なところアズリムには何が何やらです。もっと勉強してくればよかった。終わった…と思ったその時、おもしろそうな乗り物を発見!
バイクとシニアカーの中間!?「スズキ MOQBA」
な、なんだこの乗り物! いや、生き物!? ロボット!? かっこよすぎる! しばらく見つめていると、スズキの方が話しかけてくれました。名前はMOQBA(モクバ)。階段も段差もシームレスに移動できる、次世代のモビリティなんだとか! かっこいいだけじゃなく超実用的!
独特な「ヘ」の字のフレームを用いて、どんな時でも乗員を水平に保てるとのこと。モーターの数はなんと19個。「モクバ」の名の通り、乗車姿勢はまるで馬に乗っているかのよう! さらには、車体部分を替えることで、さまざまな場面に応じたバリエーションも提案されているんだとか。
バイクは移動で刺激が得られるけれど、年を重ねていくと、だんだんバイクに乗り続けるのがキツくなってくるもの。シニアカーなら安心だけれど、どこか物足りない。しかも日本は地形的に段差も多くて、シニアカーの移動は大変…。
そこでバイクが与えてくれる移動の楽しみと、シニアカーが与えてくれる安心を組み合わせて、さらに移動性能をアップさせたら…という発想からMOQBAは生まれたといいます。
「買い物に行ったとき、駐車場では『伏せ』ポーズで待たせることができるとかっこいいよね」という話もありました。自分だけの相棒みたいな、単なる乗り物を超えた素敵な関係になれそうです。乗り味がとても気になるので、アズリムもいつか乗ってみたい!
今はまだ開発段階とのことなので、実用化に期待です。
椅子も揺れるぞ…「フォーラムエイト ジェットコースターVR体験」
ジェットコースター体験という文字に惹かれて吸い寄せられたのは、フォーラムエイト株式会社のスペース。VR機器の映像と連動する椅子を用いて、ジェットコースターに乗っている体験ができるんだとか。「面白そう! やりたーい!」ということで体験させてもらいました。
リアルすぎてマジで怖かった! 揺れるとリアリティ激マシですね。だけど、なんか癖になりそうな楽しさ。他にも、船舶操船シミュレータや鉄道シミュレータ、バイクシミュレータなどなど…さまざまなシミュレータがあるそうです。ジェットコースターシミュレーター、アズリムのお家にもひとつ欲しいなあ。
ラストワンマイルの救世主!?「日野自動車EV小型コミュテニィバス」
「ちいさなバス! かわいい!」と思って眺めていたら、「中に入ってみますか?」とお声かけいただけたのがこちら。なんとこのバス、配送用サイズのトラックをバスにした形なんだとか。乗車定員はドライバー含めて11名で、座席8席、立席2席。全長は4.7m、全幅1.7m。通常のバスよりコンパクトな分、狭い道も移動が楽そうです。
見た目は小さくても、中はしっかりバス仕様です。ICタッチも降車ボタンも、通常のバスそのまま。このバスがあれば、地方などの交通空白地域での移動で大活躍なのでは! と感じました。
アズリムも未来を作りたい!
「人と車のテクノロジー展」、この他にもたくさんの最新技術や乗り物を目の当たりにできて、とても楽しかったです。さらに会場の外には自動運転バスの試乗も行われていました。「これはぜひ乗りたい!」と思ったところ、キャンセル待ちで今回は乗れず…。いつか乗ってみたいです!
人々の困りごとや悩みに向き合い、たくさんの人が移動を楽しめるような技術やアイデアを目の当たりにして、アズリムは尊敬の気持ちでいっぱいになりました。ああ~アズリムも誰かの役に立ちたいなあ! 未来で大活躍する乗り物を作りたい!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(アズマリム)
キャンプってハードル高い/準備が大変…って人におすすめ おつおつおー! 手芸にハマっているので、冬に向けてマフラーを編み始めたアズリムです。秋の空気になってきた気がするこの頃、「キャンプツーリングした[…]
おつおつおー!バーチャルバイク女子のアズマリムです。最近は夜17時に起きて昼11時ごろに寝るという謎の生活リズムで暮らしています。愛車のスーパーカブC125を納車して3年目の春、バイク屋さんから一枚の[…]
色んなバイクに乗りたい。だけれども、お金がない。 おつおつおー! 年中金欠のアズマリムです。 ライダーなら色んなバイクに乗りたい。だけれども、中々そういうワケにはいきません。だって複数台買うのは厳しい[…]
初心者だしビビリだけど、キャンプツーリングをやってみたい! おつおつおー!初心者バーチャルバイク女子のアズマリムです。バイク乗りなら一度はやってみたい夢といえば、愛車とのソロツーキャンプ‼ 『ゆるキャ[…]
愛車とキャンプツーリングに行きたい! おつおつおー!バーチャルバイク女子のアズマリムです。バイク乗りなら一度はやってみたい夢といえば、キャンプツーリング(だよね?)!! アズリムの愛車は、スーパーカブ[…]
最新の関連記事(イベント)
さすがはヨシムラ、参列者が超豪華! 1954年に創業し、今年で70周年という節目を迎えたヨシムラ。その歴史は常に“挑戦”とともにあった。巨大メーカーや乗っ取り、工場火災といった、目の前に立ちはだかる強[…]
アクセス良好な都心でのファン感謝イベント 東京・青山のホンダ本社ビル内にあるウエルカムプラザ青山で開催された「Honda Racing 2024 SEASON FINALE」は、ホンダ契約の2輪/4輪[…]
BRLの掲げる初心者の定義は「公道での運転に不安がある人」 「Basic Riding Lesson(ベーシックライディングレッスン:通称BRL)」は、北海道/東北/関東/中部/近畿/中四国/九州の7[…]
20 回目の節目となる「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2025」 BMW Motorrad は、BMW ファンのみならずモーターサイクルを愛するすべての人が楽しめる 年に一度の祭典「[…]
東海圏で初開催! ブルースカイミーティング ハーレーダビッドソンジャパンが運営する、誰でも参加できる、家族連れ/ノンライダー大歓迎のライフスタイルイベントが『ブルースカイミーティング』だ。 「モーター[…]
最新の関連記事(自動車/クルマ)
トライクは転ぶ? 素朴な疑問 二輪(バイク)に乗っている方や、四輪(クルマ)に乗っている方から聞かれる質問のひとつが、「トライクって転倒しないの?」というものです。 トライクには3つのタイヤがあり、二[…]
高負荷気味の軽トラなら、早め早めのオイル交換を ハイエースをトランポに使っているユーザーに対して、軽トラをトランポに使っているユーザーの方が、エンジンに対するねぎらいの念を抱くべきだろう。2000cc[…]
40万キロ手前だから油汚れも凄かった このサンバーを自宅に持ち帰ってから最初に行ったのが、車体各部の洗浄。廃車から2年半、草むら放置によってエンジンルームやフロア下はクモの巣だらけ。 赤帽仕様から白色[…]
じつは人気ラーメン店より身近な乗り物?! その理由をキムコジャパンの統括部長・平井健三さんは「ノーブランドメーカーの4輪バギーはそもそも耐久性の低いものが多いうえ、部品が入手できないことがほとんどで、[…]
バイクを積んで家族と出かけて、クルマ好きも満足できる? 世帯持ちには休日の“家族サービス”というものがある。家族が楽しんでくれるのだから嫌ではないけれど、奥様がアウトレットなんかで洋服を選んでいる小一[…]
人気記事ランキング(全体)
「お金も時間もありそうなのに、なぜこんな天気の良い日にツーリングにも行かず、用品店に来ているんだろう?」という疑問 都内の某大手バイク用品店の駐輪場にて。今日も「なぜ来ているのかわからない?」ようなバ[…]
スズキからBMWのファクトリー車へ オートレース宇部Racing Teamは、BMW M1000RRのファクトリーマシンを入手し、浦本修充選手を擁して2025年のJSB1000に参戦すると発表した。ス[…]
65年前に独自の車体構成で誕生したスーパーカブ 今から67年前の1958年に誕生したスーパーカブC100は、ホンダ創業者の本田宗一郎氏と専務の藤澤武夫氏が先頭に立って、欧州への視察などを通じて新機軸の[…]
チーム、タイヤ、マシン、大きな変化があった2024年 2024年シーズン、小椋はチームを移籍、マシンもカレックスからボスコスクーロに変わった。さらにMoto2クラスのタイヤはダンロップからピレリになる[…]
125ccスクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限[…]
最新の投稿記事(全体)
ワイルドさも残る洗練のクロスオーバー スズキの量産バイクで初めて電子制御サスペンションを採用したGSX-S1000GX(以下GX)は、前後17インチホイールを履いたクロスオーバー・アドベンチャー。欧州[…]
論より証拠!試して実感その効果!! 老舗カー用品ブランドである『シュアラスター』が展開するガソリン添加剤であるLOOPシリーズのフラッグシップアイテム『LOOP パワーショット』。 そのLOOP パワ[…]
オンロードでも安心感ある良好なコーナリング特性 2024年4月に、従来型の400Xがモデルチェンジされ、同時に車名も変更されてデビューしたのがNX400ですが、そのスタイリングにはラリーマシンのテイス[…]
ハーレーにとって最初のOHVツインであるナックルヘッドモデルは、オリジナルのすべてが第二次対戦以前のモデルということもあって、現存数は圧倒的に少ない。 しかし、そんなビンテージを極めたモデルでも、走行[…]
バイクに常備しておきたい最低限の車載工具とは? バイクは振動によってボルトが緩みやすく、ボルトが1本外れただけでも部品が保持できず、安全な走行が困難になります。 加えて、ミラーのネジが緩んだだけでも安[…]