今更聞けない!「駐禁ルールって実際はどうなってるの!?」を調べてみた

●文:[クリエイターチャンネル] 名城政也
1分でわかる記事ダイジェスト
やむをえない場合はどうするのが正解か不明なこともあり、バイクの駐禁について調べてみた。
日本はバイクに優しくない!?
ヨーロッパの都市部では、二輪車用の路上駐車スペースが確保されているが、わが国の都市には、ヨーロッパ型の二輪車路上駐車スペースはまず見られない。自動二輪車の路上駐車スペースの導入を検討したことがあるかを調査してみた。
各自治体の62団体のうち6団体が実際に導入できない理由として挙げたのは、次の2つ。法令の裏付けが難しいことと、警察の許可がおりないことだ。
駐禁ルールの基本を調べてみた
駐車違反にも「放置駐車違反」と「駐停車違反」がある。ライダーが車両から離れていて警察による移動命令ができない状態。駐車して戻ってきたら「うわ。駐禁とられてる」なんてこともある。一時停車については、さまざまな見解があるよう。
道交法によると貨物の積卸しのための停止で5分以内であれば駐車にならない。警視庁のHPで、ほとんどのケースでは「放置車両」とされるのではないかという記載があった。放置車両とは、違法駐車と認められる場合における車両であって、運転者が直ちに運転できない状態にあるもの。
車両の停止時間の長短、エンジンを止めているか否かは関係ないので難しいところ。駐禁でもっともテンションが落ちるのは、反則点数の付与と反則金の支払い。放置駐車違反、駐停車違反、反則点数3点、反則金1万円など。反則点数が6点以上になると30日〜180日の免許停止となる。
徹底的にルールを守ろう
免許取得後は「もう免停になっちゃった」なんてことにならないように注意。気づいたときには駐禁をとられてしまうという現状はよくないので、法整備をうまくしてほしいものだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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