【ダイソー】エンジンのオイル汚れ激落ち!「セスキ炭酸ソーダ配合リビング用おそうじシート」がお役立ちすぎる
ダイソーのお掃除シートでバイクのオイル汚れも落とせるのか?
100円ショップの雄|ダイソーのアイテムを買ってみよう使ってみようシリーズ。前回は「落ち落ちVフローリング取り替えシートウェット30枚」でバイクの洗車はできるのか? というトライをしてみましたが、今回はググッと難易度をあげてみます。
ターゲットはコチラ
エンジンのアンダーカバー。
どやっ! めっちゃ汚れてるでしょう~!!
定期的に掃除するように心がけてはいるのですが、なぜか溜まってしまうオイル汚れ。エンジンからポタポタ漏れてるはずないのに、シリンダーやクランクケースの隙間からジワジワ漏れ出たオイルがご覧のように溜まって、巻き上げた埃やら砂などと絡まりあってなんとも汚らしい姿を晒しています。
そしてこの汚れ・・・(できれば触りたくない類のヨゴレでもありますよね~)
パーツクリーナーで落とすことはできるけど飛び散るし、ウエスで拭いたところで汚れが残るし。灯油をスプレーして洗うのが確実なのだけども、作業場所が汚れるしウエスも汚れてしまう(そしてなんといっても手間がかかるから正直面倒くさい!)
そんなわけで、今回はダイソーの「落ち落ちVセスキ炭酸ソーダ配合リビング用おそうじシート25枚」(税込み110円)を試してみようかと思います。
「重曹の約10倍のアルカリ力(りょく)」に期待しちゃおう!
パッケージにデカデカと謳われていますね→「重曹の約10倍のアルカリ力」。まず「セスキ炭酸ソーダ」の効能といえば、掃除や洗濯などに広く使われるアルカリ性の洗浄剤です。そのおもな効能としては以下のものがあります
・セスキ炭酸ソーダの効能
油汚れの除去: セスキは油汚れに対して効果的で、キッチンの換気扇やガスレンジの油汚れを落とすのに役立ちます。
皮脂汚れの除去: 衣類やタオルなどに付着した皮脂汚れを効果的に落とします。洗濯時に加えると洗浄力がアップします。
消臭効果: セスキには消臭効果もあり、生ゴミや靴の臭いを取り除くのに使えます。
除菌効果: 軽い除菌効果もあるため、キッチンや浴室の掃除にも適しています。
環境に優しい: 化学薬品を含まず、環境に優しい洗剤としても評価されています。
そう。セスキ炭酸ソーダは油汚れの分解に強いので、それならばエンジンオイルの汚れにも強いのでは?とシロウト考えで使ってみようと思ったわけです。とはいえ、蓄積したエンジンオイルの汚れですものね?
たしかにセスキ炭酸ソーダは油汚れに強いとはいえ、はたしてシートにしみこませるだけで蓄積したオイル汚れを瞬時に分解できるのか、正直怪しいところ。
ちなみに、材質は「ポリエステル レーヨン」で、成分は「水 エタノール アルカリ電解水 除菌剤 pH安定剤 セスキ炭酸ソーダ」。
また、シートのサイズは30cm×20cmとなっています。例によって厚みはあまりありません。むしろ薄く感じるぐらい。はたしてこれでどれぐらい汚れを拭き取ることができるのでしょうか・・・?
とりあえず使ってみよう!
使い方はいたって簡単。パックからお掃除シートをティッシュのように取り出して、汚れを落としたいものを拭くだけ。前置きがずいぶん長くなってしまいましたが、勝負は一瞬。すぐに結果がわかります。
いきますよ?
ぞろり。
むっ?
落ちてる~!! チョットマテ。意外にもひと拭きで汚れが落ちてかなりビビっております。え、マジで?
それじゃその横のオイル溜まりを拭いてみましょうか。
せぇの!
ズルり。
めっちゃ吸い込んでますやん~!!
なんということでしょう。「セスキ炭酸ソーダ配合リビング用おそうじシート」で拭いた端からどんどん汚れが落ちます。なんかの通販番組みたい。
別につけ置きしてるわけでもないし、たた拭いているだけなのに ・・・ たかがシートに染み込ませているセスキ炭酸ソーダだけでこうも汚れが落ちるものなのでしょうか? マジか・・・。
もちろん、セスキ炭酸ソーダお掃除シートもみるみるうちに汚れていくのだけど、吸った汚れがすぐ戻ることもなく、拭き上げ方に気を使うこともなく汚れを落としていくことができます。
うはは、こりゃ楽しいぞ!ビフォーアフターを並べるとこんな状態。
近づいて見てもご覧の通り。
汚れが戻ることもなく、すっきり拭き取ることができてます。
お掃除シートの表面はこんなに汚れているのに「戻り」が少ないのは、やっぱり繊維状になっている恩恵でしょうか。
使ってみた結果と感想
結果として、あんなに汚れていたエンジンのアンダーカバーは、拭き掃除だけでここまで綺麗になりました!
けっきょく使用したのはたったの1枚! つまりは、掃除コストは4.4円!!
実際使ってみて驚いたのは、拭き取ったあとの「汚れの戻り」がとても少なくて、汚れの筋が残らないこと。これは前回の「落ち落ちVフローリング取り替えシートウェット30枚」でも同様の感想だったのですが、二度拭きが不要なのは本当に助かります。
ちなみに、今回はテストということでお掃除シート1枚ですべてを拭き取りましたが、もちろんもう一枚新しいシートを使って仕上げ拭きをすればもっと綺麗になるということです。もっとも今回の汚れではお掃除シート1枚で拭き上げただけで、あとは乾いたウエスで軽く撫でるだけで十分すぎるほどの仕上がりを得ることができました。
さっと取り出してふき取るだけで、あれほどに頑固にたまっていたオイル汚れを拭き取ることができたのは正直驚きです。むしろこれまでの苦労はなんだったのだろうとちょっぴり落ち込みもしましたが、次からはセスキ炭酸ソーダのパワーを頼りにしたいと思ったのが正直な感想です!
興味を持った方は、ぜひともダイソーで買ってみて使ってみてください。そのコストパフォーマンスに驚くと思います!この記事が、何処かの誰か様の参考になれば幸いです。今回もご視聴ありがとうございました~!
私のYouTubeチャンネルのほうでは、「バイクを元気にしたい!」というコンセプトのもと、3日に1本ペースでバイクいじりの動画を投稿しております。よかったら遊びにきてくださいね~!★メインチャンネルはコチラ→「DIY道楽」 ☆サブチャンネルもよろしく→「のまてつ父ちゃんの日常」
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。
最新の関連記事(DIY道楽テツ)
アクセルワイヤーが長すぎた!というトラブル ハンドルを交換して長さが合わなくなってしまったり、はたまたケーブルそのものが痛んでしまったり。こうしたアクセルワイヤー(スロットルケーブル)を交換する際、「[…]
セルが弱くなったらバッテリー交換のサイン スクーターのバッテリーが弱ってきたのか、始動性がイマイチになってきました。 そういえば、このバッテリーもずいぶんずいぶん古くなってきたので、バッテリーを買い替[…]
新品タイヤが滑るその理由 新しいタイヤは滑ります。 滑りたくないから新しいタイヤに交換したというのに、なぜか新しいタイヤはマジで滑るんです(経験者は語る)。 なぜ滑るかというと、それはタイヤの製造過程[…]
場所によっては恒例行事なバイクの冬眠(長期保管) 「バイクの冬眠」…雪が多い地域の皆様にとっては、冬から春にかけて毎年恒例の行事かもしれませんね。また、雪国じゃなかったとしても、諸事情により長期間バイ[…]
燃料コックにも涙? それはある日の出来事。バイクで走り出そうとガソリンタンクの燃料コックをオンにした時、指先に冷たいものを感じました。 何があるのかと覗き込んでみると・・・燃料コックが泣いているぅ~![…]
最新の関連記事(メンテナンス&レストア)
なぜ「モンキーレンチ」って呼ぶのでしょうか? そういえば、筆者が幼いころに一番最初の覚えた工具の名前でもあります。最初は「なんでモンキーっていうの?」って親に聞いたけども「昔から決まっていることなんだ[…]
エンジンがかかりにくい→完全停止へ 今回直したのはスズキのZZです。2000年代初頭に登場した50ccスクーターで、「通勤快速」として人気を博し、油圧ディスクブレーキやアルミホイールなど、当時としては[…]
大和ハウスグループが手がけたD-Wash 愛車を長持ちさせるためにも、大切にしたい「洗車」という作業。 汚れの放置はサビや各部品の劣化が進むことにもつながるし、洗車をしながら、緩んでいるボルトやパーツ[…]
“機械遺産”のコンディションをどう維持するか 電気自動車や電動バイクの普及が進めば進むほど、旧車や絶版車ムーブメントは一段と熱くなりそうだ。内燃機関に対する注目度が高まるのと同時に、ユーザー自身は“機[…]
擦らず拭くだけでOK。デリケートな素材も傷つけることなく赤サビを除去できる バイクや自動車の部品はもちろん、橋梁/建築物/工具/アウトドア用品の材料として当たり前のように使われている鉄素材。豊富な埋蔵[…]
最新の関連記事(洗車用品)
大和ハウスグループが手がけたD-Wash 愛車を長持ちさせるためにも、大切にしたい「洗車」という作業。 汚れの放置はサビや各部品の劣化が進むことにもつながるし、洗車をしながら、緩んでいるボルトやパーツ[…]
シュアラスターの「バイク洗車図鑑」 バイクが違えば洗い方も変わる! 車種別の洗車情報をお届けするシュアラスターの「バイク洗車図鑑」。 今回は、軽量かつパワフルな油冷エンジンを搭載した本格アドベンチャー[…]
ダイソーのアイテムを買ってみよう使ってみよう この記事で取り上げるダイソーのアイテムは「極厚 油よごれクリーナー」! 税込み110円で大判15枚入り。商品名が「油よごれクリーナー」なのに・・・ その下[…]
ポケッタブル⾼圧洗浄機 SWU-1の付属品もすべて⼊るドライメッシュバッグをプレゼント 株式会社サイン・ハウスは、全国の2輪⽤品店/2輪販売店で「ポケッタブル⾼圧洗浄機SPICERR SWU-1」また[…]
シュアラスターの「バイク洗車図鑑」 バイクが違えば洗い方も変わる! 車種別の洗車情報をお届けするシュアラスターの「バイク洗車図鑑」、今回は大ヒット街道まっしぐら、女性人気も高いホンダ「レブル250(S[…]
人気記事ランキング(全体)
レブル250ではユーザーの8割が選択するというHonda E-Clutch ベストセラーモデルのレブル250と基本骨格を共有しながら、シートレールの変更や専用タンク、マフラー、ライディングポジション構[…]
最新モデルはペルチェデバイスが3個から5個へ 電極の入れ替えによって冷却と温熱の両機能を有するペルチェ素子。これを利用した冷暖房アイテムが人気を博している。ワークマンは2023年に初代となる「ウィンド[…]
なぜ「モンキーレンチ」って呼ぶのでしょうか? そういえば、筆者が幼いころに一番最初の覚えた工具の名前でもあります。最初は「なんでモンキーっていうの?」って親に聞いたけども「昔から決まっていることなんだ[…]
250ccを思わせる車格と水冷2スト最強パワーに前後18インチの本モノ感! 1979年、ホンダはライバルの2ストメーカーに奇襲ともいえる2スト50ccの、まだレプリカとは言われてなかったもののレーシー[…]
ブレーキディスクの大径化が効いたのはメンタルかもしれない 第8戦アラゴンGPでも、第9戦イタリアGPでも、マルク・マルケスが勝ち続けています。とにかく速い。そして強い。誰が今のマルケスを止められるのか[…]
最新の投稿記事(全体)
新進気鋭のクルーザー専業ブランドから日本市場に刺客! 成長著しい中国ブランドから、またしても新顔が日本市場にお目見えしそうだ。輸入を手掛けることになるウイングフット(東京都足立区)が「導入ほぼ確定」と[…]
規制の根拠は「道路法・第46条第3項」 高速道路などを走っていると、時折インターチェンジの手前などで「危険物積載車両ここで出よ」という表示を目にすることがある。この表示を見かけた場合、その先に危険物積[…]
シュワンツとともに駆け抜けた夏 レプリカ時代の礎を築いたRG250Γの登場から5年。強力なライバルから覇権を奪還すべく、ついにスズキの次世代機が姿を現す。 RGV250Γの名が示す通り、並列2気筒に代[…]
シリーズ第11回はクイーンスターズ・スペシャルQ&A! 白バイと言えばヤングマシン! 長きにわたって白バイを取材し、現役白バイ隊員による安全ライテク連載や白バイ全国大会密着取材など、公道安全運[…]
荷物にならない「究極の携帯性」が魅力! なによりも特筆すべきなのは、そのコンパクトさと軽量さ。Pocket Tripod PROv2は、薄さわずか2.3mmと、クレジットカード2枚分程度。重さはたった[…]