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[教習指導員が解説]失敗しない教習所の選び方

  • [CREATOR POST]ゆっち(マッスルバイクちゃんねる)

●文:[クリエイターチャンネル]ゆっち(マッスルバイクちゃんねる)

ネット上で教習指導員として活動していると「教習所には悪い思い出しかなく、通うのが苦痛だった」という話を聞かせて頂くことがよくあります。そんな経験をする人が一人でも減らせるように、失敗しない教習所の選び方について今回は解説します。

口コミは参考程度

今日日ネットの口コミを一切見ずに教習所を選ぶ方は少ないかと思いますが、口コミを参考にし過ぎるのもあまりおすすめできません。

例えば軽い冗談を交えながら指導する指導員に対して「フレンドリーで良かった」と感じる方もいれば「ふざけながら指導していた」と感じる方もいます。

また厳しく指導する指導員に対して「真剣に向き合ってくれた」と感じる方もいれば「生徒に対して偉そう」と感じる方もいます。

このように口コミというのはあくまでも主観であり、一見するとネガティブな口コミであっても自分にとっては好条件なんてこともあり得ます。

なので口コミは、ネガティブな意見があるからと一蹴せず「自分にとって適切な教習所なのか」という視点でチェックするようにしましょう。

教習所の雰囲気

多くの教習所は入校していなくてもコース外から教習風景を見ることができるので、選択肢に入っている教習所の雰囲気は一度はチェックしておくべきです。

何故なら教習所によって教習生に対してどのような対応をするのか、方針が大きく異なるからです。

教習生に対して優しい雰囲気でフレンドリーに指導する教習所もあれば、正反対に厳格な指導を行う教習所もあります。

こう聞くとフレンドリーな指導の方が好印象に思えるかもしれませんが、どちらの雰囲気の方が集中して指導を受けられるかは人によって異なります。

なので受付も含めて、教習所全体の雰囲気というのにも着目すべきかと思います。

またシュミレーター教習や学科教習は他の教習生と合同で行う場合もあるため、見学の際は指導員だけではなく客層もチェックすることをおすすめします。

通いやすさ

教習所に通学する上で、通いやすさを妥協するのは絶対におすすめしません。

もし通いやすいけど料金が高い教習所と通いにくいけど料金が安い教習所を比較したときに、差額が1~2万円あったとしても通いやすいけど料金が高い教習所を選択すべきです。

何故なら通いにくい教習所というのは単純に通うこと自体が負担になるのは当然のこと、遅刻したり免許取得までに時間がかかってしまう可能性が高くなるからです。

教習所では予約していた教習時間に遅刻すると2000~6000円のキャンセル料がかかってしまいます。

例に出したような1~2万もの差額があるのであればキャンセル料だけで差額が埋まってしまうことはまずないとは思いますが、渋滞や電車の遅延に巻き込まれる可能性を考えると少しでも安く済ませようと数千円の差額のために通いにくい教習所を選択するのは得策とは言えません。

また教習所が混雑していると1日1時間しか教習を受けられないこともよくあるのですが、そういった場合に通学に時間がかかると「時間をかけて行ってもどうせ1時間しか受けられないから今日は行くのやめとこう」と先延ばしにしてしまう方もかなり多いです。

なので数千~数万円の差額であれば、自宅や職場から通いやすい教習所を選ぶことをおすすめします。

SNS活動の有無

昨今はX(旧Twitter)やInstagramなどのSNSで情報発信を行なっている教習所が増えてきましたが、そういった活動をしている教習所は俗にいう良い教習所の可能性が高いです。

何故なら通っている教習生や入校を検討している人が教習所のリアルタイムの状況を把握することができる活動をしているからです。

もちろん広報のためにSNSを活用しているというのもあるとは思いますが、今の時代教習所に限らずネット上でリアルタイムの情報を入手できないというのはお客さんからすれば不安要素の1つになると思います。

その不安要素をしっかりと時代の流れに合わせて解消しているというのはかなり好印象ですし、そのような活動をしている教習所は時代錯誤な対応・指導をする指導員が少ない可能性が高いとも言えます。

SNS活動の有無が決定打になることはないですが、まだまだ時代錯誤な教習所(指導員)が多い中時代の流れに合わせられているというのはアドバンテージがあると言えるのではないかと思います。

これらのポイントを踏まえた上で教習所を選定することで自分にとって行ってはいけない教習所というのが見えてくるのではないかと思います。

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