[元白バイ警官が解説]バイクのすり抜けって許される場合はあるの? 道交法違反しないためのポイントは?
![[元白バイ警官が解説]バイクのすり抜けって許される場合はあるの? 道交法違反しないためのポイントは?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/05/image2.jpeg)
バイク乗りの特権ともいえるすり抜けだが、しばしば「車とぶつかりそうで危なっかしい」とか「それって道路交通法違反なんじゃないの?」といった批判的な意見も目にする。実際のところ、どうするのが正解なのだろうか? 元白バイ警官の宅島奈津子さんが解説する。
●文:[クリエイターチャンネル] 宅島奈津子
1分でわかる記事ダイジェスト
すり抜けは一般的に使われている言葉ではあるものの、道路交通法上では存在しない言葉。信号待ちの車両や渋滞等で低速走行している車両のすぐそばを追い越す行為を指す。
追い越しと追い抜きの違い
追い越しとは「進路を変更したり、車線変更して前の車両の前方に出ること」。追い抜きは「進路変更を行わずに前方の車両等の前に出ること」を示している。
すり抜けても捕まらないためには
運転免許を取得する際に、誰もが学んできていることだが誤った解釈をしがち。個々人の認識の違いにより、「こういうケースのすり抜けは許される」という認識が生まれる。追い抜きに該当する場合、すべてのすり抜けが違反なのかと言ったらそうではない。
同じライダーとして、私もそういった気持ちはよくわかる。渋滞時にするする抜けていけるのは二輪車の特権だとも言いたくなる。
追い越しと追い抜きの違いや、追い越しが禁止されている場所。追い越しが禁止されている場所はどこなのかというと、下記の9つになる。
- 標識などにより追い越しが禁止されている場所
- 道路の曲がり角付近
- 上り坂の頂上付近
- 勾配の急な下り坂
- トンネル(車両通行帯の設けられた道路は除く)
- 交差点とその手前から30m以内の場所
- 踏切とその手前から30m以内の場所
- 横断歩道とその手前から30m以内の場所
- 自転車横断帯とその手前から30m以内の場所
路肩と路側帯の違いも重要。判断がつくようにしておこう。
「すり抜け」をしたくなる人の心理
通勤時をはじめとして、急いでいるときが多いのではないだろうか。現代の日本人はせっかちで、時間がないわけでもないのに急いでしまう。気持ちや行動にゆとりを持つことが大切。
結論・・・すり抜けはしていいのか、いけないのか
軽微な違反をすべて検挙していたら、ライダーのほとんどが捕まってしまうことになるため、極めて危険な場合を優先して検挙するというのが警察の立場。すり抜けはしていいのか、いけないのかではなく、危険なのでしないほうがいい。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
待望の「ドア付き」がついに入荷、カラーは全6色展開へ ビークルファンが販売する「アーバントライカー(URBAN TRIKER)」は、フロント1輪・リア2輪の電動トライクだ。以前から存在したモデルだが、[…]
車検満了日の2か月前から受験可能に! 春といえば車検の季節。新車や中古車がもっとも売れるのは1~3月であり、そこから3年あるいは2年が経つと車検がやってくる。もちろん納税も……。 この季節は年度末でも[…]
徹底した“わかりやすさ” バイクって、どうなっているのか? その仕組みを理解したい人にとって、長年定番として支持され続けている一冊が『図解入門 よくわかる最新バイクの基本と仕組み』だ。 バイクの骨格と[…]
航空宇宙技術がてんこ盛りのアメリカンスーパーカー アメフェスなどのアメ車系イベントで、ヴェクターを目にしたことがある方は少なくないでしょう。ウェッジシェイプの車高短、巨大なリヤウイング、しかもV8ツイ[…]
ランチアとザガートの仲は1950年代から ランチアとザガートのコラボレーションは1950年代には確立していました。アッピアGTザガートが嚆矢となり、フラミニア(1964)、フルヴィア(1967)などが[…]
人気記事ランキング(全体)
スポーティな赤、シンプルな黒と銀 ホンダが昨秋の重慶モーターサイクルショーで発表した、新型4気筒エンジン搭載のフルカウルスポーツ「CBR500R FOUR」。既報の通り商標が出願されていた車名での登場[…]
直感的に操作可能な、高性能デバイスが登場 バラエティ豊かなカーグッズ、バイク用品を多数リリースするMAXWINから、新たなデバイスが登場した。id-MOTO-K1は、ユーザーが求める機能をしっかりと盛[…]
マルケスですらマシン差をひっくり返せない時代 ヤマハが2026年型YZR-M1を発表しました。直線的なフロントウイングの形状など、ドゥカティ・デスモセディチにやや寄せてきた感がありますね(笑)。一方、[…]
スタイリッシュでコンパクトなボディで、最長9時間記録可能 今回紹介するモデルは、バイク用品やカー用品を幅広くラインナップするMAXWINブランドの、オールラウンド小型ドライブレコーダー「id-C5Pr[…]
実は相当ハードなスポーツなのだ 間もなくマレーシア・セパンサーキットにMotoGPマシンの咆哮が響き渡る。1月29日〜31日にはテストライダーやルーキーたちが参加するシェイクダウンテストが行われ、2月[…]
最新の投稿記事(全体)
モトラッドミツオカ滋賀の新たな提案 2年と少し前の2023年11月、ちょうどR1300GSの日本国内正式導入の発表があったその週末にオープンしたモトラッドミツオカ滋賀。関西、中部を中心に6店舗を展開す[…]
Screenshot 丸山浩氏が愛車のCB1000Fに自ら施工してみたら… ヤングマシンでもお馴染み、株式会社WITH ME代表でありモータージャーナリストの肩書きを持つプロレーサーの丸山浩(以下丸山[…]
HELMETS and LIBERTY vol.2! 56designのトレーナー!暖かい~☆ アウターが黒になりがちなので、中は色物を選ぶよう心がけている冬。 年末年始は、素晴らしく休みま[…]
空力も含めた“動力性能”に拘る 「先に“トルクデリバリー”ですが、コレはライダーのコントローラビリティがかなり重要になり、23・24シーズンではライダーの不満も大きかったと思います。そこで24シーズン[…]
日本ではブラックボールエディションが標準モデルの位置づけだが…… カワサキは、欧州で新型「Z900RS」シリーズを発表した。日本では「Z900RS SE」および「Z900RS CAFE」、そして「Z9[…]


























