
●文:[クリエイターチャンネル] ナカモトユウ
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。
突然ですが皆さん。ヘルメットはどのブランドの製品を使用していますか? SHOEI、Arai、OGK KABUTO、BELL…色んなメーカーがありますが、僕個人はSHOEIのヘルメットを昔から愛用しています。
よくヤングマシンさんでの撮影の際に使用しているのは、ビンテージオフロードテイストなフルフェイスヘルメットの「EX-ZERO」です。
こちらのヘルメット、気がつけば購入から3年が経過していました。なもんで、そろそろ買い替えようと思い、せっかくならと今回はSHOEIのオフィシャルショールーム「SHOEI Gallery」に行って来ました! フィッティングサービスも体験しましたので、赤裸々にレポートをしていこうと思います!
SHOEI Galleryとは?
SHOEI Galleryは全国に店舗があるSHOEIのオフィシャルショールーム。SHOEIのヘルメット全種類を試着できる他、SHOEI Gallery限定のオリジナルのTシャツやキーホルダー、マグカップ等、他では買えないグッズもラインナップされています。オプション&リペアパーツも販売しているので、既にSHOEIヘルメットを愛用しているライダーにも超オススメのお店なのです。
そして、今回僕が一番気になっていたのはSHOEI Galleryで受けることが出来るフィッティングサービス「SHOEI Personal Fitting System(パーソナルフィッティングシステム)」。プロフェッショナルなスタッフさんが、頭の各部を詳細に計測し、データに基づいて最適なヘルメットサイズを診断!
さらに専用パッドを使用して、ほぼオーダーメイドのジャストフィット仕様の内装にカスタマイズをしてくれるのです! 所有しているヘルメットを持ち込んだ場合は、6,000円(税別)かかってしまうのですが、ショールームで購入したヘルメットの場合は、3,500円(税別)でご対応してくれるとのこと!
せっかくプレミアムで高価なヘルメットを買うのであれば、自分の頭にジャストフィットする物を使いたいと思い、SHOEI Galleryの横浜店に突撃してきました!
発売中の現行ラインナップ全てを試着可能!
早速、店内に入るとそこには大量のSHOEIヘルメットが! スゲー! 東京モーターサイクルショーもビックリな光景! SHOEI大好きおじさんの僕には夢のよう店内です!
今回は、東京店の店長の田中さんが緊急出勤して対応してくださりました。
ナカモト「田中店長! 今日はよろしくお願いします! にしてもすごいラインナップですね! 」
田中店長「SHOEI Galleryでは販売中のヘルメットを全て展示しているんです! 気になるモデルがありましたら言って下さいね!」
早速、前から気になっていたシステムヘルメット「NEOTEC3」を発見! 前々から「便利そうだな〜」と思っていたのですが、これまでシステムヘルメットタイプは未体験だったので、興味本位で被ってみました。
ナカモト「おおーっ! これは素晴らしい! 軽いしめっちゃ便利ですね! 似合ってますか?」
田中店長「お、お似合いです!」
あまりの快適ぶりに購入しそうになってしまったが、予算的な問題で本日は諦めることに。他にもSHOEI Gallery限定のTシャツやキーホルダーが大量に!
ナカモト「Tシャツぐらいなら安いし買っても大丈夫だろう…」
その後も田中店長のセールストークにまんまとハマってしまい、Tシャツやパーカーなど気になる商品をカートに入れていくと、あっという間になかなかの値段に! しかし、どれも素敵な商品だったので大満足です! これはSHOEI好きライダーには恐怖のお店ですね…。
SHOEI EX-ZEROを新調だ!
そして当初の目的であった「EX−ZERO」新調のため、僕が好きなクラシック系をラインナップしているコーナーへ。カフェレーサーに合いそうなフルフェイスタイプの「グラムスター」や、ジェットヘルメットタイプの「J・O」なども。
「グラムスター」に関しては、コロナ禍の際は1年待ちという時期もあったのですが、現在は供給も安定しているとのことでした。
ナカモト「さて。今回も赤色にしようかな…」
田中店長「あ、ナカモトさん。赤色は生産終了しました」
ナカモト「えええ!????」
なんと! まさかの事態! 僕が大好きだったシャインレッドは既に廃盤になっていたのだった! ショックを隠し切れ無かったのだが、こればかりは仕方ない…。
気を取り直して悩んだ結果、田中店長にオススメされたブリリアントイエローをチョイス!
あれ、なんだかずっと見ていたらこのカラーも好きになってきた。これはこれでカワイイじゃないの。
これにします!
内装調整サービスを実際に体験! 驚愕の事実が発覚!?
ヘルメットのカラーも決まったので、内装調整サービス「SHOEI Personal Fitting System(パーソナルフィッティングシステム)」を実際に体験してみます!
まずは頭のサイズを専用の計測器で丁寧に測定してもらいます。
そんでもって計測した数値を、SHOEIの開発した専用のアプリケーションに入力すると自動で計算し、最適な内装を提案してくれるのです!
ついに僕の頭に合うサイズが判明! SHOEIのヘルメットは、Lサイズを普段は使用しているので、今回も勿論Lサイズだろうと思っていたが…。
田中店長「ナカモトさんはLサイズも良いのですが、Mサイズでもいけそうですね」
ナカモト「え? そうだったんですか!?」
SHOEIのヘルメットを愛用し始めてから早数年…ずっとLサイズがジャストだと思っていたので衝撃を受けた。たしかに実際、思い出してみると購入当初はLサイズでピッタリな感覚だったのだが、パッドがペタンコにされていくのか、だんだんと余裕が出来てきて数カ月後には隙間が出来るようになることも。
Lサイズだとこうなっちゃう
使い方に合ったヘルメットのサイズを提案してくれるぞ!
Lサイズをベースに内装を調整することも出来たのだが、せっかくなので今回はMサイズをチョイスしてみました。頭頂部は少し余裕があるとのことで、調整用パッドを追加してもらうことに。
ナカモト「サイズ選びって奥が深いんですね」
田中店長「毎日通勤で使用する人と、月に1回ツーリングで使用する人では、サイズ選びが変わってくるんですよ」
ナカモト「へー! そうなんだ!」
なるほど…! 頭のサイズだけでは無く、普段どういった用途でバイクを乗っているかによってもサイズ選びが変わってくるらしいです。これは目からウロコでした。他にも風切音を気にする方に向けた調整方法など、ライダー個人に合ったスタイルを提案をして下さるとのことでした!
目からウロコでした。他にも風切音を気にする方に向けた調整方法など、ライダー個人に合ったスタイルを提案をして下さるとのことでした!
ほぼオーダーメイド! SHOEI購入予定のライダーは絶対利用すべし!
はい。ということで今回はSHOEIさんのフィッティングサービスを体験してきました! こういったサービスを利用すること自体が始めてだったので感動しました!
ぶっちゃけ最初は「単純に頭のサイズを測ってヘルメットのサイズを教えてくれるだけでしょ?」と思っていたのですが、まさかバイクの用途やスタイルに合わせて提案をしてくれるとは思っても見ませんでした!
初めてヘルメットを選ぶ際に利用するのはもちろんのこと、ベテランのライダーにも超オススメのフィッティングサービスです! これまで何もせずにネットでポチっていたことを後悔するレベル。せっかくSHOEIのヘルメットを購入するのなら利用しないともったいないですよ!
散財してきました
最後に「僕の考えた最強カラーリング」を伝えてみた!?
大満足でお店を後にしようと思ったのですが、どうにもこうにも納得がいかないことが…
なんでシャインレッドがEX-ZEROのラインナップから消えてしまったんだ!
最後に、今回の取材にご協力くださったSHOEI商品企画部の田上さんに怒りをぶつけてきました。
いつもクールな田上さん。個人的に昔からファンです。
ナカモト「田上さん! シャインレッド復活して下さいよ!」
田上「ユーザーの皆さんからの声が多ければ復活の可能性もありますので…」
SHOEI Galleryやモーターサイクルショーでのお客様の声はちゃんとSHOEI本部に届いているらしいので、皆さん欲しいカラーリングなどありましたらお気軽に店員さんにご相談下さいとのことでした!
ナカモト「グラムスターのアイボリーとか出して欲しいんですよね! 限定カラーでクラシックアイボリー! とかで出せばバカ売れしますよ!」
田上「な、なるほど〜」
ナカモト「J・Oは戦隊ヒーローみたいな5色展開とかどうですかね! あ、EX-ZEROはカワサキ乗り向けのライムグリーンも欲しいな! 他にもブラットスタイルとコラボなんかもして…」
田上さん「ふむふむ…」
※あくまで要望なので、クレームじみたムチャなお願いは辞めましょう。
ヘルメットはもちろん限定Tシャツなども購入出来て大満足でお店を後に。SHOEI Gallery…もっと早く利用すれば良かったぜ…!
そして実はなんと今回は特別に定休日に貸し切っての撮影でした。田上さん、田中店長、この度は長時間に渡って取材をさせて下さり本当にありがとうございました!
購入したニューEX-ZEROは毎日大活躍しておりますよ!
それでは皆さん、最後まで読んでくださりありがとうございました。
SHOEI Galleryは全国にありますので、是非お近くの店舗を探して突撃してみて下さい!
これからもSHOEIの魅力を発信していきますので! ほいじゃまた!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ナカモトユウ)
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。賃貸ガレージユーザーの僕は、自宅でバイクのカスタムや整備をすることが多いのですが、ここ最近願望がありまして…。それは…エアコンを設置したい!!! 9月[…]
1分でわかる記事ダイジェスト クラシカルなデザインのフルフェイスヘルメット。Araiのラパイドネオや、SHOEIのグラムスターは結構な価格するし、BELLのブリットは海外製なので頭の形状的に日本人には[…]
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。突然ですが皆さん、「仮面ライダー」は、お好きですか? 僕は幼少期に観た「仮面ライダークウガ」に憧れてバイクに乗り始めました。もしかしたら僕のような仮面[…]
どうも! ヤングマシンさんでバイク用品レビューを書かせていただいております。バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。 僕の愛車は、カワサキW800やKZ1000,W3などのレトロなスタイリングのバイク[…]
どうも! ヤングマシンさんで不定期にバイク用品レビューを書かせて頂いております。バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。 突然ですが皆さん。最近、雨の日多くないですか? 春も近いので、革ジャンを着て颯[…]
最新の関連記事(SHOEI)
念願のWYVERNシリーズ最新作の登場だ! ついに復活を遂げて、新発売となったSHOEI「ワイバーンØ」。歴代ワイバーンシリーズを愛用してきた筆者としては、どんな進化を遂げたのが期待しかない。そこで、[…]
クラシカルオフロードフルフェイスにシンプルなストライプ柄が新登場 EX-ZEROのニューグラフィックは、シンプルなストライプ柄だ。特徴的なのは左右非対称なことで、正面から見て左側には細いストライプが描[…]
バイクの疾走感を表現したレースムードにもあふれるグラフィック クラシカルな帽体形状を特徴とするフルフェイスヘルメット、Glamsterの新しいグラフィックは、バイクで走っているときの風をイメージした図[…]
カラーバリエーションが豊富な多彩なグラフィックモデルが登場 SHOEIが最高峰フルフェイスの「X-Fifteen」の製造&販売継続を決定した。2025年9月末をもって全てのカラー&グラフィックをいった[…]
月内発売:SHOEI「GT-Air3 MIKE」 インナーバイザー付きフルフェイスの決定版、SHOEI「GT-Air3」に、ニューグラフィックモデル『MIKE(マイク)』が2025年10月に満を持して[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
念願のWYVERNシリーズ最新作の登場だ! ついに復活を遂げて、新発売となったSHOEI「ワイバーンØ」。歴代ワイバーンシリーズを愛用してきた筆者としては、どんな進化を遂げたのが期待しかない。そこで、[…]
ISHINO SHOKAI Small John Jet(MAX-308) 商品概要 ISHINO SHOKAI(石野商会)の「Small John Jet」シリーズ(型式MAX-308)は、SG規格[…]
アイポートの広いフルフェイス:BULLITT CRF 1970年代のBELL STAR(ベル・スター)ヘルメットを彷彿とさせるクラシカルなデザインで、どんなバイクにもマッチするだろうスリムなシルエット[…]
クラシカルオフロードフルフェイスにシンプルなストライプ柄が新登場 EX-ZEROのニューグラフィックは、シンプルなストライプ柄だ。特徴的なのは左右非対称なことで、正面から見て左側には細いストライプが描[…]
バイクの疾走感を表現したレースムードにもあふれるグラフィック クラシカルな帽体形状を特徴とするフルフェイスヘルメット、Glamsterの新しいグラフィックは、バイクで走っているときの風をイメージした図[…]
人気記事ランキング(全体)
キジマ(Kijima) バイク スマートディスプレイ SD01 5インチ キジマの「SD01」は、スマートフォンとWi-Fi(2.4GHz)で接続し、スマホのマップをナビ表示できる5インチのモーターサ[…]
次世代を見据えた新技術を随所に投入 ’73年から開発が始まったZ650は、当初は”Z1ジュニア”と位置づけられていた。とはいえ、単なるスケールダウンをヨシとしない開発陣は、次世代を見据えた新技術を随所[…]
メカもライテクもこの1台に教わった 原付というジャンルが、若者にとって比較的手軽にモータースポーツを楽しむ道具として浸透していく中、別の意味で趣味性の高いアイテムとして発展したのがレジャーバイクと呼ば[…]
超えるべき指針はトライアンフ・ボンネビル ’54年に第一号車として、2スト60ccスクーターを手がけたカワサキが、2輪事業に本腰を入れるようになったのは’60年代に入ってからである。 もっとも、当初の[…]
新型CBは直4サウンドを響かせ復活へ! ティーザー画像から判明したTFTメーターとEクラッチ搭載の可能性 ホンダは中国がSNS『微博』にて、新たなネオクラシックネイキッドのティーザー画像を公開したのは[…]
最新の投稿記事(全体)
「MOUNT SYSTEM Second」 10月22日(水)発売 「MOUNT SYSTEM Second」は、力強さと美しさを両立させた新デザインの「model 01 ETHEREAL[…]
奈良県からスタート! 北海道から九州まで全国で増加中の「カブの駅」 突然ですが、皆さん、『カブの駅』ってご存知ですか?現在、1200カ所以上登録されている『道の駅』はツーリングの集合場所や休憩スポット[…]
8月後半から9月末の日本GP、10月の全日本へ怒涛のレースシーズン アッという間に10月も半ばが過ぎてしまいました。全日本ロードレース選手権を中心に取材活動をしているボクにとっては、8月23日・24日[…]
過激な初代からフレンドリーな後継モデルへ カワサキのビッグバイクと言えば、優れた資質を備える初期型をベースにして、2代目以降で徐々に動力性能を高めていくのが通例だ。だがマッハシリーズの場合は、初期型が[…]
ヤマハ・ハンドリングのこだわりを400レプリカ路線へ融合! 1980年にRZ250をリリース、レプリカの時代に先鞭をつけたヤマハも、4ストのスポーツバイクXJ400系ではツーリングユースを前提とした、[…]
- 1
- 2