【検証】トイレ洗剤「サンポール」をバイクメンテに大活用! ステンレスマフラー磨きに挑戦してみる
ここまで来たら完璧目指してバフ掛け! やっちまおう
もうちょっと続きます。ここで「ディスクグラインダー」にご登場願いましょうか!
サイザルバフとフェルトバフを使って、いわゆる「バフ掛け」をします。また、回転道具がなくても、手作業になりますがコンパウンドで磨いても同様。時間こそかかるものの、エキパイの表面をさらに磨いていくという点では、やることはほとんど一緒です。
ちなみに、「最初からバフ掛けやれば鏡面にすることができるんじゃない?」というご意見もあると思うのですが…実はそれは過去に経験済みで、真っ黒に焼けた4気筒エンジンのマフラー一式を磨くとなると、プロ用の双頭バフを使って作業しても半日がかり(!)でした。それほどに酸化膜の除去というのは大変なのですよ。
(いやもう、マジで大変。やってみればわかります…)
今回はサンポールのチカラで酸化膜をほとんど除去した状態からバフ掛けしたので研磨時間はあっという間でした。その結果はコチラ!!(↓)
ステンレスマフラーの輝き、完全復活!
うおっ! 眩しい!! どうすか!? 新品みたいじゃないですか!??
差し替えとかしてません。間違いなく、あの真っ黒だった24年もののヴィンテージ・ヨシムラサイクロンです。
すっげぇ~…。多くを語る必要はないですね。ここまで綺麗に磨くことができました。
まとめと反省
今回のテストでは、サンポールによる焼け落としで「できること」と「できないこと」がはっきりわかりました。
残念ながらサンポールだけでキラキラの表面状態に戻すことができないのですが、でもそれはプロ用の酸性剤を使ってもほとんど同じ状態なので、それはつまり「サンポールは酸性剤として十分通用する」ことがわかりました。
…いやむしろ、強すぎるくらいなので、焼けが少ないところは「サッとひと拭き」くらいで十分な場所が多いのでその点ご注意ください~!
この記事が、何処かの誰か様の参考になれば幸いです。今回もご視聴ありがとうございました~!
動画解説はこちら↓
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