広範囲のサビを一挙に落とす! ディスクグラインダー+カップブラシの使い方

  • 2022/11/25
  • [CREATOR POST]DIY道楽テツ

みなさんこんにちは! DIY道楽テツです。「サビ落とし」と聞くとどんな道具がアタマに浮かびますか? ワイヤーブラシ? 研磨パッド? 小さな部品や狭い場所ならそっちのほうが有効なのですが、もし広い範囲にサビが大量発生していたら…。少しずつ擦り落とすのはまさに苦行。そこで、広~いサビでもギュイーンッ! 一気に磨いてくれる、そんな強力でとっても有効な道具があるので、みなさまにシェアしたいと思います!


●文:[クリエイターチャンネル] DIY道楽テツ



広~~い範囲にサビ発生! ブラシでゴシゴシ擦るのは大変そう…

いきなりですが、ここにサビサビになってしまった缶があります。捨てるのを忘れていて、雨ざらしに遭って、こんな見事な錆の花(?)を咲かせてしまいました。

さて、みなさんは誰かに「このサビを落として」と言いつけられたら、どうしますか?

メジャーなところではやっぱり「ワイヤーブラシ」を使うことになるでしょうか。擦るところによって形状を選ぶことができ、硬さも様々です。または「研磨パッド」。これは柔らかくて耐久性があるので、曲面やパイプ形状にとても便利なもの。もしくは「ボンスター(スチールウール)」もあります。粉が落ちるのが弱点ですが、かなり頼れるナイスガイです。

でもこれらの道具を使っても、やはりそこは人力の限界ってもんがありまして、広い範囲のサビ落としは非常に大変です。

サビサビになっちゃった塗料の缶です。お手本にできそうな見事なサビっぷり。お見事。 [写真タップで拡大]

各種「磨き/サビ落とし」アイテム(の、一部)ですが、広い面積のサビを一挙に落とすのは手間がかかります。 [写真タップで拡大]



広範囲のサビを一挙に落とす「ディスクグラインダー+カップブラシ」の出番!

そこで使いたいのが、広い範囲のサビ落としに有効なアイテム「ディスクグラインダー」と「カップブラシ」のコンビ。

「カップブラシ」とは、ワイヤーブラシの毛(ワイヤー)が円形になっていて、回転しながら対象物を磨けるアイテムです。このカップブラシにもいくつかの大きさがあって、今回使ったサイズのものから、中型、そして細い小型まであって、磨きたい対象物の大きさや、磨く箇所に応じて選ぶこともできます。

大きなものは広くて平らな面に適している一方、細いものは奥まったところや隙間で非常に有効な働きをして、多少の段差があってもお構いなし! 曲面や隅っこでも磨ける、とっても頼れる強力な研磨アイテムなのです。

溶接工の仕事では「ベビサン」で通ってましたっけ。 [写真タップで拡大]

カップブラシのサイズにも各種あります。今回のように広い面のサビを一挙に擦るなら、大きなサイズを使います。 [写真タップで拡大]



ディスクグラインダー使用時の注意:防護メガネは必須!

ディスクグラインダーとカップブラシの組み合わせはとても便利ですが、注意点がいくつかあります。

まず、このカップブラシで金属を磨くと、サビや塗膜の破片や、途中で抜けたり切れたりしたカップブラシ自身のワイヤーが“針”となって周囲に勢いよく飛ぶことがあります。

その破片やワイヤーが目に当たると、最悪の場合失明(!!)する恐れがあるために、使用の際は必ず防護メガネを装着するようにしてください。

また、カップブラシは衣服や布を巻き込みやすい形状となっていますので、作業の際はなるべく弛みの少ない作業服または丈夫な衣服を着用して、巻き込みやすい軍手や手袋などでは作業をしないようにしましょう。

加えて、作業を始める前も注意。コンセントにプラグを差し込む前に、スイッチがOFFになっていることも確認しましょう。なにかの弾みでONになっていたりしたら…恐ろしい話です。

防護メガネは必須ですが、いっしょに写っている筆者はこの作業に全く必要ありません。 [写真タップで拡大]



ディスクグラインダー+カップブラシ:使用例その1

それでは、コンセントに繋いで、スイッチオン!「ギュウィィイイイイーーンッ!!」とモーターの音を響かせて回転が始まります。サビついた缶に回転部を押し付けて動かしていくと、みるみるサビが落ちていきます。これが電動回転工具のパワー!

磨いた後には、ザラザラだったサビがすっかり無くなって、光を思いっきり反射しています。ピカーン!!

ギュウィィイイイイーーン!! [写真タップで拡大]

磨いたあとはこんなカンジ。ツルツルになって、めっちゃ光ってます。 [写真タップで拡大]



ディスクグラインダー+カップブラシ:使用例その2

作業の実例ですが、ここにサビサビになってしまったNSR50用のレーシングチャンバーがあります。ご存じの通り、チャンバーは非常に薄い鉄板で作られているために、サビ落としといっても穴があきかねないので、あまり削ったりはしたくないのですが…。カップブラシは金属を削らず、サビだけを擦り落とすことができます。

(YouTube動画より)このチャンバーもまた見事にサビくれてますが…。 [写真タップで拡大]

ほら♪ご覧の通り! 金属の地肌を削ることなく、サビだけ落としてピカピカにしてくれました~!! [写真タップで拡大]



ディスクグラインダーは変速タイプが初心者にも扱いやすくオススメ

このカップブラシを使う時のディスクグラインダーは、回転速度が調整できる「変速式」がおススメです。これはダイヤルを回すことで、低速から高速まで、任意に回転数を変更することができるもの。値段としてはちょっとお高めになりますが、最初の一台に買っては損はしません。

今回はカップブラシを取り付けて使用しましたが、ディスクを交換することで、ブロックを切ったり、アルミのバフ掛け(鏡面研磨)をしたり、塗装を剥がしたり、材木を磨いたり…多様な用途に使えるのです。

パワフルさでいえば高速タイプでモーターが強いタイプのほうが優れていますが、丸一日金属を削り続けたり、太いパイプを何本も切断するのでなければ、変速タイプのほうが作業の幅が広くて使いやすいと思います。

このように、変速タイプのディスクグラインダーはダイヤルがついているのですぐわかります。 [写真タップで拡大]

用途に合わせてディスクを交換すれば、ディスクグラインダーは様々な作業に役立ってくれます。 [写真タップで拡大]

ディスクグラインダー+カップブラシの使い方:まとめ

ディスクグラインダーは高速で回転する工具のため、使い方を誤ればたちまち怪我をしてしまう道具でもあるのですが、それだけ使い所も多くあります。ちゃんとした使い方をすれば作業の幅がグッと広がって、とても便利な道具です!

もしご興味あるようでしたら、まずはホームセンターや道具屋さんに行って、実物を手に取ってみてください。サビ落としが格段に楽になりますよ~!!

この記事が、何処かの誰か様の参考になれば幸いです。今回もご視聴ありがとうございました~!

動画解説はこちら↓

(↓)YouTube動画のほうでは映像付きで解説しているのでよかったら参考にしてください♪


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