
●文:[クリエイターチャンネル] 相京雅行
どうも、ワークマンアンバサダーの相京です。
アパレル製品のほとんどは海外で生産しており、円安のため、今期はアパレル業界も値上げラッシュとなっています。
そんな中、ワークマンはプライベートブランド製品の価格据え置きを発表。原価を落とす為に様々な努力をしていますが、その中でも力を入れているのが新素材の開発。
高機能素材を他社から仕入れるのではなく、自社開発することでコストを抑えています。
難燃素材のフレイムテック、天然ダウンと化繊綿の混合素材フュージョンダウン、ゴアテックス並みの透湿防水性を実現したイナレムなど色々な素材を開発してきましたが、2022年はフワテックに注目してください。
フワテックとは?
フワテックは裏起毛素材です
フワテックは1918年の設立以来、高機能素材を開発し続けてきた帝人とワークマンが共同開発した素材です。
特徴としては軽量、保温、ソフトタッチを実現していて、製品を見て気が付きましたが、こちらは独自の裏起毛素材です。裏起毛は冬物のパーカーなどで体感したことがある人も多いのではないでしょうか?
表地にはSOLOTEXが採用されています
フワテックは裏地ですが、表地に採用されているのは帝人のSOLOTEXです。
SOLOTEXは心地よい肌触り、優れた形状回復、ストレッチ、他素材との調和、肌触り、発色の良さ、ECO素材を採用といった7つの特徴をあります。
この二つの高機能素材を採用して軽量で動きやすく、肌触りが良く暖かいを実現しています。
今季新しく発売されたフワテック製品は秋にはアウターとして、冬季にはインナーとして大活躍する製品。それでいてお値段は2000~3000円と格安です。
また記事の最後にはライダー目線で着こなしのポイントを解説します。
FT004フワテック リバーシブルシャツジャケット
164cm 62kg Mサイズを着用
- サイズ:M・L・LL・3L
- カラー:ブラック・テラコッタ・ゴールドキャメル・ブルーグリーン
- 価格:2900円。
毛足が長くフリースのような見た目です
シャツジャケットなので丈は長め。リバーシブルで着用することが可能で、毛足が長めなので裏返すとフリースのような見た目になります。
どちらを表にしても左右に大容量ポケット、左胸にはボタン付きのポケットを備えています。
スマホは胸ポケットには入りません
左右の大容量ポケットはファスナーやボタンがついていないので、落としたくないものは胸ポケットに入れておきたいところですが、近年大型化しているスマートフォンは入りません。筆者のアイフォン14PROは入りませんでした。
袖口はゴム平置きで10cm程度。使っているうちに多少伸びるかもしれませんが、フィット感としては締め付けられる感じもなく調度良い印象です。
サイズはMから。筆者は普段Sサイズを使っていますが、サイズ感的にはゆとりを感じます。感覚的には2サイズアップぐらいで着用している感じですが、袖の長さは少々短め。
普段Sサイズの筆者がMサイズでピッタリといったところなので、通常よりワンサイズアップで選んでおいた方が良さそうです。
FT005フワテック リバーシブルスイングトップ
164cm 62kg Mサイズを着用
- サイズ:M・L・LL・3L
- カラー:カーキグリーン・ローズブラウン・ライトベージュ・ブラック
- 価格:2900円。
シャツジャケットと比べると裾が短くゴムが入っています
機能的にはリバーシブルシャツジャケットと共通ですが、こちらはスイングトップシルエットを採用。
着丈は短くウエストぐらいまで。袖口のゴムが平置きで9cm程度と少々短く、縦に長く変更されている点や裾にゴムが入っている点などがスイングトップの特徴といえます。
リバーシブルな点も共通ですが、SOLOTEXを表側にすると左胸にポケットがなく、左右のポケットはフラップ付き、ボタンで固定できます。
実はスイングトップは和製英語で海外ではハリントンジャケットと呼ばれ、代名詞とされるのがイギリスメーカー、バラクーダのG9という製品。
SOLOTEXを表にした場合にはまさに、ハリントンジャケットといえる特徴を備えています。
裏側は左右ポケットにフラップがなく、左胸にポケットが追加されています
反面裏起毛を表地にすると左右ポケットにはフラップ、ボタンどちらもなく、左胸にはポケットが現れます。この辺りはワークマンデザイナーの遊び心なのかもしれません。
ちなみに左右のポケット内はどちらを表にしても裏起毛になっていますが、起毛側を表にした時の方が、毛足が長く保温性は高い仕様です。
サイズ感もリバーシブルシャツジャケットと共通。運動性を高めるためにスイングトップはアームホールが広めといわれていますが、シャツジャケットも広めですし、素材がストレッチなので動きを邪魔しません。
袖丈は短めなので、通常より1サイズアップで選んでおけば間違いないでしょう。
FT663 フワテック インレレーションピステ
164cm 62kg Mサイズを着用
- サイズ:S・M・L・LL・3L
- カラー:ライトベージュ・ブラック
- 価格:1900円
ピステという言葉をご存じでしょうか?筆者は知りませんでした。
ピステとはサッカーなどの際に、防寒目的に着用するウェアのことです。ファスナーがついていないので胸トラップの際に金具で痛みを感じることがなく、フードがないので動きやすいのが特徴なんだとか。
40代の筆者的にはトレーナー、スウェットにしか見えませんが、高機能なトレーナー、スウェットと捉えておけば間違いなさそうです。
裏地にはメッシュが貼られており蒸れにくい
機能面ですが裏地を見てみると起毛していません。メッシュが採用されています。タブを見てみるとフワテックが採用されているのは間違いないので、起毛生地の上にメッシュが貼られているのでしょう。
先に紹介した2着が防寒性に特化しているのに対して、メッシュが貼られることで汗を素早く吸い上げてくれそうです。その分毛足が短くなるので保温性能は落ちますが、蒸れ対策にはなりそう。
左右にはポケットがついていますが、ファスナーもボタンもついていないので、ハンドウォーマーとして使うと良さそうです。
こちらはSからサイズがあるので、Sサイズを着用してみましたが、ゆとりがあります。アームホールはシャツジャケット、スイングトップに比べて狭いですがストレッチするので動きにくさはありません。
いつも通りのサイズを選べば間違いないでしょう。
FT662 フワテック インサレーションカーディガン
164cm 62kg Mサイズを着用
- サイズ:S・M・L・LL・3L
- カラー:ライトベージュ・ブラック
- 価格:2500円
シャツジャケットとスイングトップがデザイン違いの兄弟モデルなら、ピステとカーディガンも同じ関係になります。こちらも裏生地にメッシュが追加されています。
胸ポケットは意外に収納力に優れています
こちらは左右ポケットの他に胸ポケットも追加されておりファスナーで開閉できます。入り口は狭く見えますが、奥行きがあるのでスマートフォンも収納可能。また大型の内ポケットが二つ追加されています。
ノーカラー(襟なし)なのでインナーにも使いやすい
前はボタン開閉で襟がなく、丈も長くはないので重ね着する際のインナーにピッタリ。
サイズ感はピステ同様にいつも通りのサイズでピッタリ着用できます。
FT006 フワテックリバーシブルカーゴパンツ
164cm 62kg Mサイズを着用
- サイズ:S・M・L・LL・3L
- カラー:ブラック・ライトベージュ・カーキグリーン
- 価格:2500円
シャツジャケット・スイングトップと同コンセプトのカーゴパンツがこちら。
前後で毛足の長さが異なります
こちらもリバーシブル仕様ですが、裏返してみると前面は毛足の長い裏起毛ですが、後ろは毛足が短くなっています。
ポケットはsolotex面を表にすると毛足が短い起毛になっており、フワテックを表にすると毛足の長い起毛になっています。
カーゴポケットは収納力抜群
またsolotexを表にして着用する際には両側にカーゴポケットが採用されており、広いので収納力は抜群。
ウエストはゴムと紐で調整できます。
普段パンツはSサイズ、デニムは28インチを着用していますが、フワテックリバーシブルカーゴパンツはMサイズでピッタリ。
裾丈も164cmの筆者で丁度よいぐらいなので、普段よりも1サイズか2サイズ大きめを購入したほうが良さそうです。
バイクでの着こなし
今回紹介したジャケット系に関しては、安全性の為にインナープロテクターを着用するなら推奨サイズから1サイズか2サイズアップで着用したほうがいいでしょう。
ライダースの革ジャンなどを着用する際にインナーで使う場合、シャツジャケットは裾が長すぎます。ファスナーを開けて使うなら良いかもしれませんが、バイクに乗る際は閉めるはず。他3つのいずれかがお勧めです。
寒がりな人は長めの裏起毛が採用されたシャツジャケットかスイングトップ、汗っかきで暑がりな人は内装にメッシュが追加されたピステかカーディガンが良いでしょう。
最後にカーゴパンツはゆとりあるシルエットですが、オーバーパンツとしては使えません。寒いときにはインナーにメリノウールタイツなどを重ねると良さそうです。
個人的な推しはインサレーションカーディガンです。アウターを選ばずデザインもシンプルなので使い勝手が良さそうです。
他メーカー製品に比べたら安価で試せるのも魅力なので、寒いなと感じたら、ぜひワークマン店舗に行って確認してみてください。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
普通自動車免許で楽しめる。リバーストライク「Can-Am」 Can-Amシリーズは、一般的な2輪バイクや、前1輪・後2輪の従来のトライクとは異なる、前輪2つ、後輪1つの「リバーストライク」と呼ばれる構[…]
【魅力1】30年ぶりの4気筒フルカウルに最新「Eクラッチ」を融合 「4気筒の高周波サウンドを響かせながら、風を切って走りたい」。そんなフルカウルファンの渇望を満たすCBR400R FOUR E-Clu[…]
レースを戦うために研ぎ澄まされた、妥協なきスペック 「最新の電子制御と、エンジンを限界まで回し切る快感を両立した生粋のサーキット用レーシングマシンが欲しい」。そんなハードコアなスポーツ走行愛好家にとっ[…]
迷わず疲れない250cc、新型XMAX 250ccフルサイズスクーターの決定版「XMAX ABS」の2026年モデルが発表された。ツーリング時の疲労や道迷いを解消する電動スクリーンや、ガーミン製ナビを[…]
2027年モデルSEに精悍なブラックが登場。価格とスペックは据え置き 「毎年仕様が変わると買い時がわからない」「また値上げしてしまうのでは」。そんな不安を抱えて購入を迷っていたライダーにとって、今回の[…]
最新の記事
- 【待望の進化】デイトナの超人気「コンパクトチェアMIL2」がリニューアル!座面拡大で“積める・くつろげる”最強のキャンプツーリング相棒へ
- 【スズキ6月まとめ】119kgの軽量125cc名車がABS搭載!? 伝説の“修さん語録”かるた発売など注目ニュース総ざらい
- リトルカブにブレンボ6基!? スーパースポーツの極太タイヤを履かせた「過剰すぎるカスタム」の正体が色々とヤバい
- 100万円切りもあり得る!? 名ミドルVツインがクロスオーバーで新生! スズキ新型「SV-7GX」欧州モデルの全貌が判明
- カーボン調×マットチタンの凄み。ヤマハの125ccスポーツスクーターに最強スーパースポーツのDNAを注入した、800台限定の特別モデルが登場【CYGNUS X SPECIAL EDITION】
- 1
- 2


































