
タイチより、プロテクターの新製品2種が発売された。バイクの死亡事故では、損傷主部位のおよそ3割が胸部へのダメージという調査結果がある。しかし、2026年7月から8月にかけて、各警察署が二輪車利用者に行った聞き取り調査では、胸部プロテクターの着用率は10.8%と低いのが現状だ。また、死亡事故の約6割が頭部・胸部へのダメージを起因としている。この機会に、プロテクターの着用を意識してみてはいかがだろうか。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:TAICHI
死亡事故の3割は胸部へのダメージが原因に
バイクは身体でバランスを保ち、停止すれば支えが必要になる乗りもの。さらに、周囲のドライバーからライダーの動きが見えにくいケースもあり、走行中の安全性向上はどれだけ意識してもしすぎることはない。
警察庁の発表によれば、二輪車乗車中の死傷者数は年々減少傾向にある。そんななか、警察が致死率を減らすために強く推奨しているのが、ヘルメットの適正な着用と、胸部プロテクターの装着だ。
過去3年(2023年〜2025年)の調査では、二輪車乗車中死者の損傷主部位の37.9%が頭部とされている。さらに、ヘルメットを着用していても頭部を損傷した死者が全体の40%にのぼるというデータもある。あごひもを確実に締めていれば……と悔やまれるケースも少なくないはずだ。
また、頭部に次いで多い損傷主部位は胸部で、全体の30.2%を占めている。頭部ほどではないにせよ、高い割合で命を左右する重要な部位だ。しかし、2026年7月〜8月に各警察署が行った聞き取り調査では、胸部プロテクターの着用率は10.8%と、まだまだ普及が進んでいないのが現状だ。
着用しない理由としては、「着用が面倒(約40%)」、「値段が高い(約20%)」などが挙げられている。四輪車と異なり、ライダー自身が剥き出しで身を守る必要がある二輪車において、命を守ること以上に、手間のなさや価格を優先していいのだろうか。もっと気軽に装着できるタイプや、手頃な価格のプロテクターから取り入れてみる価値は大いにあるはずだ。
今回プロテクターの新製品2種をリリースしたTAICHIは、胸部プロテクターをヘルメット同様に「当たり前の習慣」にすることを目指しているブランドだ。日本人の体型に合わせ、装着の煩わしさを徹底的に軽減したアイテムで、1人でも多くのライダーに確かな安全性と安心を届けている。
風通し良好。CE Lv.2で胸部を保護「ネックスエアー セパレート チェストプロテクター」
ハニカム構造で抜群の通気性を確保しながら、世界最高水準の安全性である「CE Lv.2」をクリアする胸部プロテクター。
パーツが左右に分かれる常時分割式を採用しており、軽量設計のため長時間の着用でも負担になりにくい。一体型よりも着脱がスムーズなため、ちょい乗りや通勤で毎日バイクに乗る人にもおすすめだ。
高い通気性を誇る「ネックスエアー」シリーズ。これからの肌寒い季節には「通気性が高すぎて寒いのでは?」と感じるかもしれないが、実は冬こそ厚着によってジャケット内に湿気がこもりやすい。そこに通気性の低いプロテクターを合わせると湿気の逃げ場がなくなり、結露による「汗冷え」を招く原因になるとも言われている。
つまり、通気性の高い胸部プロテクターは、夏は涼しく、冬は内部のムレを逃がしてドライを保てるため、オールシーズン快適に使える優れものなのだ。
・価格:6,930円
・ワンサイズ
・CE EN1621-3 Lv.2(セパレートチェスト タイプ)
・重量:約245g
TRV106 ネックスエアー セパレート チェストプロテクター
パッと羽織って気軽にライディング「コーデュラ ライト プロテクションインナー」
肩・肘にCE Lv.1のプロテクター、背部にフォームパッドを内蔵し、さらに耐摩耗性・耐久性に優れた「CORDURA®」生地を採用したアウター感覚で使えるインナープロテクター。
スムーズな着脱を可能にするサイドオープン仕様に加え、胸元にはボタン式着脱システム「CPS」を装備。先ほど紹介した「ネックスエアー セパレート チェストプロテクター」などのCPS対応アイテムをしっかりとマウントできる。
サイドジッパー仕様で、お出かけ前にパッと羽織ってそのまま走り出せる気軽さが魅力。生地感はしっかりしつつもソフトな着心地で、適度な通気性があるため春や秋のツーリングシーズンにぴったり一着だ。
・価格:21,780円
・サイズ:S、M、L、XL、XXL
・色:ブラック、グレー
・CE EN1621-1 Lv.1ソフトタイププロテクター(肩・肘)
【TRV105 コーデュラ ライト プロテクションインナー】モデル身長:176cm C92 W75 H94 着用サイズ:L
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