電子制御スロットルを備え、ライディングモードはSPORT/STANDARD/RAINの3種類。SPORTにしてもレスポンスが鋭くなりすぎることはなく、ダイレクトでありつつ角のない反応が楽しめる。エンジンブレーキも少し弱まるので街乗りでも使いたくなるかも。STANDARDはレスポンスが優しくなり、多少おおざっぱなスロットルワークにも対応。とはいえ大きく開ければしっかりとパワーは出る。RAINは全体にソフトな出力特性になる。このほか6軸IMUによるコーナリングABSやホンダセレクタブルトルクコントロール(いわゆるトラコンに相当)も備えるが、今回のテスト環境ではそれを体感できる場面がなかった。
2025年10月23日、ホンダから待望の正式発表となった「CB1000F」のメディア向け試乗会に参加してきた。前日も開催されていた試乗会は雨だったそうだが、日頃の行いのせいか明け方前には雨が上がり、ワインディングにバイクを持ち込んだ頃には路面もほとんど乾いていた。ここまで期待を膨らませたCB1000Fに良コンディションで乗れたことに感謝しつつ、レポートをお届けしたい。 目次 1 これぞCBだ! そ […]















































